近年、消費電力を抑えるためにグリーンカーテンとしてへちまを育てる家庭も増えました。そんなへちまですが、実は食べられるって知っていましたか?今回は
- へちまは食べられる?
- へちまの下処理の仕方
- へちまの旬の時期
- へちまを食べる地域
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目次
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へちまは食べられる?
へちまは本当に食べられるのでしょうか?
へちまを食べた人の口コミ
へちまを食べた人の口コミは以下の通りです。
- ナスやズッキーニに似た食感
- みずみずしく少し甘みがある
- 土臭さやえぐみを感じる
食べ慣れたナスやズッキーニに似ていて食べやすいと感じる人が多いようです。
その一方で土臭さやえぐみを感じるなど、あまりおいしくないと感じる人もいます。
へちまの調理方法
へちまはつる性の植物で、巻きひげで他のものに絡みつきながら生長します。
果実は細長く、大きなキュウリのような形をしています。
ゴツゴツしたタワシのイメージからは想像できないかもしれませんが、へちまは繊維の少ない品種が食用として生産されています。
へちまは9月~11月頃に実がなります。品種にもよりますが、一般的にへちまの実の色は濃い緑色、細長い円形をしています。実の長さは30~60cmくらいです。
へちまを食用にする場合は、実が若いうちに早めに収穫します。長く置いておくと実のなかで繊維質が充実して食べられなくなるためです。
食べ方は煮物や味噌汁、炒め物などで加熱するととろける食感でおいしく食べることができるようになります。
また皮を厚めにむけば生でも食べることができるので、サラダにしてもおいしいですよ。
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へちまの下処理の仕方
へちまを食べる際に必要な下処理についてご紹介します。
皮は必ずむく
へちまをおいしく食べるコツは、ピーラーでしっかり皮をむくこと。
一見するとそのまま食べられそうなへちまですが、実は皮が非常にかたいのです。そのためへちま料理を作る際は必ず皮をむいておきましょう。
薄めにむけば鮮やかな緑色が残り、彩りも楽しむことができますよ。
調理法に困ったときは、ナスやズッキーニの感覚で。トロトロの歯触りがとてもおいしいので、ぜひ一度試してみてくださいね。
種の処理の仕方
皮をむいたら両端にあるヘタを切り落とします。あとは適当な大きさに切れば下処理は完了ですが、切っていると中にある種が気になるかもしれません。
ですがへちまの種は食べてもまったく問題がないため、取り除かずそのまま食べるのがおすすめですよ。
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へちまの旬の時期
へちまの旬の時期はいつ頃なのでしょうか?
夏が旬
インド原産でウリ科のへちま。旬の時期は7月~9月です。熱帯気候原産の植物なだけに、やはり旬は夏。
ただハウス栽培もされていますので、ほぼ一年を通して手に入れることは可能です。
へちまにはビタミンCや葉酸・カリウム・リン・カルシウム・食物繊維が含まれていますが、実はそのほとんどが水分。
これからの暑い季節にはとても食べやすい食材ですね。
そのためカロリーが低く、体の熱を取り除いてくれる効果や便秘の解消、痰や咳を鎮める効果もあるそうですよ。
若い実が一番おいしい
へちまは開花から2週間ほどの若い実を食用として食べます。日が経ちすぎると繊維が多くなり、食用には向かなくなるので注意してください。
若い実のへちまは種ごと食べることができるんですよ。
ナスによく似た食感で、まろやかな甘みのあるへちまはクセがなくてとても食べやすい食材なんです。
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へちまを食べる地域
日本でへちまを食べる地域は、どれくらいあるのでしょうか?
沖縄ではよく食べる
沖縄県南風原町は食用へちまの生産量が日本一。
比較的繊維が少なくて瓜に似た味わいのへちまは、そのやわらかい食感が好まれて、沖縄ではゴーヤと並ぶ代表的な夏野菜とされています。
沖縄ではへちまのことを「ナーベラー」と呼び、20cmくらいの若い果実を炒め物などにして食べます。
ナーベラーという呼び名は、若いうちに食さず実を大きくすると繊維が固くなり鍋洗いのたわしに使われることに由来している、と言われています。
沖縄の家庭料理で大人気の「ナーベラーブンシー」は夏バテ防止のスピード料理。
へちまの皮を薄くむいて輪切りにカットし、スパムや豚バラ・しま豆腐と一緒に、かつおだし・味噌・みりんで味付けし炒めます。
卵を入れてもいいですし、ゴーヤチャンプルーのようにめんつゆやオイスターソースなどで味付けしても。
九州でも食べるところがある
九州の鹿児島でもへちまを食べることがあるようです。多くは煮物・焼き物・味噌汁の具になどで食べられています。
原産のインドでは、へちまは天ぷらやカレーの具として食べられています。また台湾では小籠包の具として使われることもあるようです。
クセのない淡白な味のへちまは、意外にもメニューのレパートリーが広いんですね。
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まとめ
へちまの食べ方についてご理解いただけましたか?
この記事をまとめると
- へちまは若い実は食用、大きくなれば繊維がかたくなりタワシに利用される
- へちまはそのほとんどが水分なので暑い季節にぴったり
- 日本では沖縄や南九州でよく食べられている
へちまはグリーンカーテンとして活用できるので、それに食べられる実がなれば嬉しいですよね。
グリーンカーテンは毎年変えられるものなので、今年の夏はへちまにトライしてみてはいかがでしょうか?
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