あなたはみかんというといつ出回るのかをご存知でしょうか?基本的に普通のみかんは「冬場」に多く出回るものです。しかし、スーパーでは夏場でもみかんを販売しているケースがあります。これは「ハウスみかん」なので夏でも販売出来るのです。
今回の記事ではこの「ハウスみかん」の具体的な保存方法をご紹介していきます。先に記事の一覧を見ておきましょう。
- ハウスみかんとはどんな特徴があるのか?
- ハウスみかんはどうやって保存すればいいのか?
- ハウスみかんを大量に消費するにはどうすればいいのか?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んでいただき、ハウスみかんの正しい保存方法を確認しておきましょう。
スポンサードリンク
目次
|
|
ハウスみかんの特徴
まずはハウスみかんにはどんな特徴があるのかを見ていきます。普通のみかんとの違いもあるので、その辺りも注意して理解してしまいましょう。
ハウスみかんとは?
ハウスみかんとはその名の通りハウス栽培で作ったみかんです。畑自体をビニールで囲い、温度管理や湿度管理を徹底して行い、秋冬以外の時期でもみかんを楽しめるように栽培されているみかんになります。
ハウスみかんは徹底して温度管理や湿度管理を行うため、栽培に非常に手間がかかります。なので通常の露地みかんよりも価格が高い特徴があります。ただ、甘くするための技術を徹底しているので、とても甘いみかんが夏場に楽しめるのです。一般的には「高級みかん」の位置づけにされています。
普通のみかんとの違い
通常のみかんとハウスみかんの違いはこちらです。
- 通常のみかんは秋冬にしか収穫できない
- ハウスみかんは夏に春から夏にかけて収穫できる
- ハウスみかんは通常のみかんよりも高品質で甘い
こんな感じで、収穫される時期に違いもありますが、品質にも違いがあるのです。
日持ちはどのくらい?
ハウスみかんの日持ち期間は「約1週間」です。詳しくは口述しますが、夏場に保存する場合は「冷蔵保存」するのが絶対です。夏場の常温環境に保存してしまうと、すぐに傷んでしまうので注意しましょう。冷蔵庫で保存した場合、1週間程度は日持ちするのでそのように対処してください。
スポンサードリンク
ハウスみかんの保存方法
ハウスみかんはどのように保存すればいいのでしょうか?普通のみかんとはちょっとだけ違うところがあるので、理解を深めていきましょう。
冬場の場合
冬場にハウスみかんを手に入れた場合は、通常通り常温で保存してOKです。直射日光のあたらない冷暗所で保存しましょう。風通しがいいところに保存しないとカビが生えてしまうので要注意。
冬以外の場合
ハウスみかんを「冬以外」の時期に手に入れた場合は、冷蔵庫で保存するのが必須です。特に夏場などにみかんを常温放置してしまうと、すぐに劣化して傷んでしまうので冷蔵庫に入れることを心がけましょう。キッチンペーパーでくるんでビニール袋に入れて保存すると、さらに傷みにくいです。
かごや段ボールに入っている場合
かごや段ボールに入っているみかんは、一旦とりだして並べ替えるのがおすすめです。
- 段ボールからみかんを取りだしたら、底に新聞紙を敷く
- みかんのへたを下に向け、均等に敷き詰める
- さらにみかんの上に新聞紙を敷き、みかんのへたを下に向け、その上に並べて重ねる
この方法で、段ボールに入ったみかんも傷みにくく保存できます。
冷蔵・冷凍の保存方法
ハウスみかんを冷蔵庫や冷凍庫で保存する方法です。
冷蔵 | キッチンペーパーに1つずつくるんで、ポリ袋に入れて冷蔵する |
冷凍 | 急速冷凍用の金属プレートに乗せ、一晩凍らせる。一晩経ったら、水にくぐらせて再度金属プレートで急速冷凍させる。しっかり凍ったらジップロックなどに入れて、冷凍庫に保存する |
冷蔵する方法は、前述したとおりの方法でOKです。冷凍させる時は、一旦仮に凍らせて、水にくぐらせて再度冷凍します。この方法を取ると、みかんが水分を失いにくいので、長期間保存しやすくなるのです。ちょっと手間ですが、そのひと手間で鮮度はかなり変わります。
スポンサードリンク
大量消費の方法は?
ハウスみかんを手に入れて、大量に余ってしまった場合には、どうやって食べれば良いでしょうか?いくつかの方法をご紹介します。
みかんジュースに
ハウスみかんが余ってしまった場合は、オレンジジュースなどと合わせてジューサーに入れ、みかんジュースにしてしまいましょう。簡単に作れるのでおすすめです。
みかんレモネードに
みかんが余った場合は、炭酸水を使ってみかんレモネードにしても美味しいです。ハウスみかんは甘みが強いので、何も加えなくても十分な甘さが出るでしょう。
冷凍みかんに
みかんが余った場合は、冷凍保存しその後冷蔵庫で自然解凍すれば「冷凍ミカン」として食べられます。シャーベット感覚で食べられるので、おやつ代わりにしてもいいですよね。栄養満点で子供にもばっちりです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はハウスみかんの保存方法について詳しく解説してきました。最後に記事内容をざっくりと振り返っておきましょう。
この記事をまとめると
- ハウスみかんは通常のみかんよりも甘い特徴がある
- ハウスみかんは夏場にも市場に出回っている
- ハウスみかんは冷蔵や冷凍で保存する
こんな内容になっていました。もしハウスみかんを手に入れられた場合は、適切な方法で保存をしていきましょう。
スポンサードリンク