ハスカップを食べ過ぎると?カロリーは?アレルギーは?効能は?食べ方は

細長いブルーベリーのような見た目が特徴的な「ハスカップ」をご存じでしょうか?カルシウムや鉄、ビタミンなど、様々な栄養素を多く含んでいることから、高い健康効果が見込めると近年注目を浴びている果物です。

今回は、ハスカップの食べ過ぎや、ハスカップの成分や効能について見ていきましょう。今回紹介していくテーマは、

  • ハスカップの特徴
  • ハスカップを食べすぎるとどうなる?
  • ハスカップのメリット・食べ方

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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ハスカップの特徴

まずはハスカップとはどのような果物なのか紹介していきます。ハスカップの特徴や歴史など、詳しく見ていきましょう。

ハスカップとは?

ハスカップとは、北海道の苫小牧が主な産地として知られる果物で、古来よりアイヌ民族によって食されていたと言われています。豊富な栄養素を含んでいることから「不老長寿の果実」と呼ばれていました。

見た目が特徴的で、色はブルーベリーとそっくりなのですが、形は円形・円筒形・楕円形など様々です。ジャムやお菓子など、幅広い食品に使用されています。

味・香りの特徴

ハスカップの味の特徴は、噛んだ瞬間に感じる「強い酸味」です。ハスカップは皮が薄く、水分を多く含んでいるため、噛んだ瞬間果汁がジュワっとあふれるようです。皮が薄いためつぶれやすく、市場にはほとんど流通しないのです。

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ハスカップを食べすぎるとどうなる?

栄養価が豊富なハスカップですが、成分が強いため食べ過ぎると副作用などがありそうですよね。ハスカップを食べ過ぎてしまった場合、体に異変は起きるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

食べ過ぎによる悪影響はある?

ハスカップには今のところ過剰摂取による人体被害は報告されていないようです。ハスカップに含まれる成分の約85%は水分で、残りの15%程度がビタミンやミネラル、炭水化物などです。

水溶性の成分がほとんどのため、過剰に摂取しても不要な分は尿として体外へ排出されるため問題はないでしょう。しかしビタミンEやAは過剰に摂取すると、筋力低下や疲労、吐き気、脱毛、唇のひび割れや乾燥など、様々な副作用が見られます。

カルシウムや鉄といったミネラルの過剰摂取は、通常の食べ方であればまず考えられないでしょう。例えばカルシウムは100ℊ辺り38mℊ含まれていますが、1日の摂取上限は2500mℊと言われています。

ハスカップを1㎏以上食べても過剰摂取にはならないという計算になります。

アレルギーはある?

ハスカップが原因となるアレルギーの症例は、今のところ見られていないようです。アレルギー特定原材料等にも含まれていません。

ハスカップはスイカズラ科の植物で、スイカズラ科の植物を使用した薬物によるアレルギー性や毒性も少なく、安全性が高いとされています。成分的にも問題は起きにくいと言えるでしょう。

糖質・カロリーは多い?

ハスカップに含まれる糖質やカロリーはどの程度なのでしょうか。100ℊあたりの糖質量やカロリーについて以下でまとめます。

  • 100ℊあたりのカロリー:56kcal
  • 100ℊあたりの糖質量:10.7ℊ

低カロリー低糖質の果物と言えるでしょう。水分がほとんどのため、カロリーや糖質が低いのもうなずけます。糖質が低いということは甘味も低いのでしょう。

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ハスカップのメリット・食べ方

ハスカップは中々手に入らない果物ですから、手に入った時はどのように食べたらよいか迷いますよね。ハスカップの美味しい食べ方や、健康効果について紹介していきます。

ハスカップの健康効果一覧

ハスカップには様々なビタミンやミネラルが多く含まれていますが、特にビタミンEやビタミンC、アントシアニンが多く含まれていると言われています。

  • ビタミンE:ビタミンEは脂溶性ビタミンの1種で、体の酸化を抑制する効果が期待できます。人間は代謝を行うことにより、体の様々な器官が酸化によるダメージを受けます。この際の酸化物質を取り除く成分がビタミンEと言われています。老化防止や若返り成分、ガン予防など、様々なメリットがあることで知られています。
  • ビタミンC:ビタミンCには抗酸化作用があり、肌や血管の老化を防止したり、免疫力を高めたりする効果が期待できます。体の酸化を抑制するため、様々な生活習慣病の改善に効果的な栄養素です。
  • アントシアニン:ポリフェノールの一種で、植物の花や果実の色素を表現する成分と言われています。人間の目に作用する栄養素で、視覚機能の改善や、白内障や緑内障などの眼病予防など様々な効果が期待できます。

ハスカップの美味しい食べ方

ハスカップはそのままでも食べることは可能なのですが、酸味がかなり強いため生食はあまり勧められていません。召し上がる際は煮込んでジャムにしたり、ゼリーにしたり、何かしらの加工をして召し上がると良いでしょう。

まとめ

今回は、不老長寿の果実と呼ばれている「ハスカップ」の健康効果や特徴などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • ハスカップは北海道苫小牧市で多く栽培されているブルーベリーとよく似た果物
  • 豊富なビタミンやミネラルを多く含むことから「不老長寿の果実」と呼ばれる
  • 酸味がかなり強いため、食べる際はジャムやゼリーなどに加工して食べると良い

いかがでしたか?ハスカップについて少しでも知識が深まったのであれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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