春キャベツが美味しい季節に知っておきたい管理の仕方。気づいたら冷蔵庫に入れっぱなしになっている…なんていうことはありませんか?キャベツは適切な保存方法であればとても長くもつ食材。そのポイントをお伝えいたします。そこで今回は…
- 春キャベツの保存方法は?
- 春キャベツの保存期間は?
- 春キャベツが腐ったらどうなる?
についてご紹介をいたします。
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目次
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春キャベツの保存方法は?
さて、春キャベツの保存にはどのような方法が適切なのでしょうか。常温・冷蔵・冷凍でのそれぞれのやり方をご説明していきます。
常温
キャベツは涼しい環境を好む野菜で、管理に適切な温度は0~5°Cといわれています。そのため、冬場であれば常温保存も可能となりますが、お部屋が暖房等であたたかい場合には、冷蔵庫や冷凍庫での保存がおすすめです。
常温の場合は丸ごと1個で保存をします。カットをしたキャベツは傷みやすくなっているため、冷蔵庫や冷凍庫へ入れるようにしましょう。
また、芯がついたままの状態で保存をしておくと、キャベツが成長し続けてしまうために、芯の部分に栄養を吸収されてしまいます。そのため、買ってきたらすぐに芯をくり抜くことが大切!
この一手間が長持ちをさせるポイントとなるため、しっかりと確認をしていきましょう。
≪芯の処理と保湿方法≫
▼手順
- 芯の周りに切り込みを入れ、芯を手で取り出す
- 2~3枚重ねたキッチンペーパーを濡らし、くり抜いた部分に詰める
はじめてくり抜くときは少しやり辛いかもしれませんが、何度かやっていくうちに慣れてくるので、少し面倒でもこの作業を行うようにしてみてくださいね。
常温保存の場合は、芯の処理・保湿を行ったあとに、湿らせた新聞紙などに包み、ポリ袋に入れて冷暗所で保存をするようにしましょう。また、このときに芯の部分が下になるように置くとより長持ちします。
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冷蔵
次に冷蔵保存の場合のやり方です。冷蔵庫で保存をする場合は野菜室ではなく、冷蔵室での保存がおすすめです。野菜室は温度設定が高く、一般家庭の冷蔵室は0~5℃、野菜室は5~9℃ほどとなっており、キャベツには不向きなのです。
しかし、キャベツ丸ごと1個が冷蔵室にあると場所もとるため、難しい場合には野菜室を選んでOK。冷蔵室に比べると日持ちはしないため、使う際は傷んでいないか確認をするようにしましょう。
丸ごと1個の場合とカットした場合では保存方法が変わってくるため、一つずつご紹介をしていきますね。
丸ごと1個の場合
やり方は常温保存のときと同じです。芯の処理・保湿を行ってから保存をするようにします。
▼手順
- 芯をくり抜き、濡らしたキッチンペーパーをくり抜いた部分に詰める
- 全体を湿らせた新聞紙等で包む
- ポリ袋に入れ、軽く口をしめる
- 芯の部分を下にして冷蔵庫へ入れる
1/2カット・1/4カットの場合
カットしたキャベツは丸ごと1個のキャベツに比べて傷みやすくなっているため、早めに使い切るようにしてください。
▼手順
- 芯を切り落とす
- カットした断面、芯を切り落とした部分が乾かないように濡らしたキッチンペーパーで覆うように保湿する
- ポリ袋に入れ、軽く口をしめる
- 切り口を下にして保存する
キャベツが乾かないようにしっかりと保湿をすることが大切です。
千切り・ざく切りの場合
千切りやざく切りにした場合は傷むのがとても早くなるため、あまり冷蔵保存には向きません。細かくカットしたものは冷凍保存をすることがおすすめです。どうしても冷蔵で保存をする場合には保存袋や保存容器に入れて保存をしましょう。
冷凍
千切り・ざく切りしたキャベツの冷凍保存の方法になります。
▼手順
- カットしたキャベツの水気をキッチンペーパーなどでふき取る
- 冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いてから密封させる
- 平らな状態にして冷凍庫へ入れる
用途に合わせてカットして保存をすれば、調理の際もそのまま使えて便利ですね。
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春キャベツの保存期間は?
続いて気になる保存期間です。保存方法によって変わってくるため、しっかりとチェックしていきましょう。
常温でどれくらい?
適切な保存方法であれば、3~4日、冬場であれば1週間近く日持ちします。
冷蔵庫でどれくらい?
丸ごとの場合…2週間ほど
1/2カット・1/4カットの場合…2~3日
千切りやざく切り…1~2日となっています。
冷凍でどれくらい?
千切りやざく切りなど細かくカットしたものの場合は1ヵ月ほどと長めの保存が可能です。
しかしこれらは目安となります。これからご紹介するようなキャベツの異変があった場合には使用を控えるようにしましょう。
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春キャベツが腐ったらどうなる?
春キャベツが腐ってしまった場合に起こる変化をみていきましょう。
見た目
春キャベツが腐ってしまった場合は、緑色の葉が茶色くなってしまったり、芯が黒ずんでしまったりという変化が起きます。また、葉が溶けて柔らかくなってしまうこともあるようです。
臭い
もともと独特な青臭い臭いのあるキャベツですが、腐ってしまった場合には、すぐに気づくくらい強い刺激臭がします。酸っぱい臭いを感じたときには、食べるのを控えた方が良いでしょう。
触感
触ったときにはぬめりがあるのが特徴です。外側が大丈夫そうに見えても内側が腐ってしまっていることもあるため、しっかりと確認をするようにしましょう。
黒い斑点などがでることがありますが、それは切り落とせば食べられます。
下記の記事でも腐った場合の状態を詳しく解説しているため、参考にしてみてくださいね。
詳しくはこの記事をチェック!
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まとめ
キャベツの保存方法・保存期間について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
保存の仕方はどれも共通して、芯を取り除く・カットした部分は保湿をすることがポイントとなります。
保存期間は表にまとめてみましたので、参考にしてくださいね。
常温保存 | |
丸ごと1個 | 通常3~4日、冬場は約1週間 |
冷蔵保存 | |
丸ごと1個 | 約2週間 |
1/2カット・1/4カット | 2~3日 |
千切りやざく切り | 1~2日 |
冷凍保存 | |
千切りやざく切り | 約1ヵ月 |
傷んでいる状態が見られる場合には、記載した保存方法・期間に関係なく使用はしないよう注意をして。それぞれに適した保存方法で使い切れるよう管理をし、美味しく調理をしてくださいね。
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