ハーブティーでアレルギーになる?主な症状やハーブの効果も紹介!

ハーブは、最近では自宅で栽培する人も増えていますよね。料理の臭み消しや味付けのアクセントだけでなく、代表的な使い方の1つがハーブティーです。そんなハーブティーには、実は注意が必要なんです。

そこで今回は、

  • ハーブティーでアレルギーになるのか
  • アレルギー時の主な症状
  • ハーブ自体はアレルギーに効くって本当?
  • おいしいハーブティー2選

こちらについて紹介していきます。

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ハーブティーでアレルギーになるのか


ハーブは世界中に1万を超えるほどの種類が存在し、食用だけでなく、虫除けや薬用にも使われます。その嬉しい効果が注目されることが多い一方で、ハーブティーでアレルギーになるという話があります。まずはその真相について解説していきます。

アレルギーになる可能性がある

ハーブティーでアレルギーになる可能性があるというのは、残念ながら本当の話です。

そもそもアレルギーとは、体内の免疫細胞がある条件によって異常を起こしたり、過剰に反応してさまざまな症状を引き起こす病気です。

その代表的なハーブの1つがキク科のハーブです。

主なキク科のハーブ

  • カモミール
  • エキナセア
  • カレンデュラ
  • タラゴン
  • ステビア
  • タンジー

ハーブティーの副作用とは

体の不調を整えるのにハーブティーを活用する人は多いですよね。ですが、ハーブティーはキク科のアレルギー以外にも、注意すべき副作用を認識しておく必要があります。

例えばムラサキ科の「コンフリー」は肝機能障害を引き起こす恐れのある、強い毒性を持っています。さらに、身近な「イチョウ」にも神経毒性や細胞毒性のあるギンコール酸が含まれており、腹痛や湿疹、下痢などの消化器系の症状を引き起こします。

その他、不安やイライラなどを生じる危険性があるエゾウコギや、肝障害を引き起こす可能性があるシナモンにも注意が必要です。

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アレルギー時の主な症状

アレルギー
ハーブは薬用として使われるほど、有効成分が多い植物です。そのため、正しい使い方をしなければ危険を及ぼします。ここからは、ハーブティーによる主なアレルギー症状について紹介していきます。

発疹・アナフィラキシー

ハーブティーによるアレルギーは、スギ花粉のようなくしゃみや鼻水などの花粉症の症状が起こります。

 ですが、もともと花粉症体質である人が、該当のハーブを摂取してしまうと、さらに悪化することも。 

ひどい場合、発疹などの皮膚症状やアナフィラキシーなどを引き起こします。特に以下のような秋の植物に対し、もともとアレルギー反応がある人は注意してください。

  • ブタクサ
  • マリーゴールド

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嘔吐・下痢

ハーブティ及びハーブによるアレルギーの症状は幅広く、既述の症状以外にも、嘔吐や下痢などの消化器系の症状にも繋がります。

この他にも、胃痛、頭痛、舌の痺れ、めまいなどを引き起こす可能性もありますので、少しでも違和感を感じた場合は、すぐに摂取を止めるようにしてください。

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ハーブ自体はアレルギーに効くって本当?


ハーブは使う種類や使い方を間違うと危険ですが、そんなものばかりではありません。ハーブの中には、逆にアレルギーに効く種類もありますので、正しい知識を持って活用するようにしましょう。

花粉症に効果的

対象となる植物も多く、毎年多くの人を悩ます花粉症には「ペパーミント」が効果的です。

 清涼感があるペパーミントは、その香りで鼻通りを良くするだけでなく、鼻粘膜周辺の腫れや炎症を緩和してくれるポリフェノールが含まれています。  中でも患者数が多いスギ花粉によく効くのが嬉しいポイントです。

アレルギーを緩和するハーブの種類

その他にも、アレルギーを緩和する効果を持つハーブはいくつかあります。代表的なものが、次の4種類です。

  • エルダーフラワー:気管支の炎症や喉の痛みなどに、風邪予防の効果がある
  • ネトル:目のかゆみや鼻水・鼻づまりなどのアレルギー性の鼻炎に効果的
  • アイブライト:目の充血やかゆみ、疲れ目、眼精疲労など目の症状に効果が強い
  • ルイボス:喘息やアレルギー性皮膚炎に効果的


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おいしいハーブティー2選


ハーブの良さはその効能だけでなく、もちろんその香りやおいしさにあります。最後に、おすすめのおいしいハーブティーを2点紹介します。

ユニリーバ・ジャパン ローズヒップ・オレンジ

1つめは、紅茶の販売で知られ幅広い層から支持を集めるユニリーバ・ジャパンの「ローズヒップ・オレンジ」です。

「リプトン ヘルシースタイル 」シリーズの1つで、ローズヒップの爽やかな香りと酸味のあるオレンジを掛け合わせた飲みやすいハーブティーです。

ティーライフ ルイボスティー

2つめは、ティーライフ株式会社から販売されている「ルイボスティー」です。

安心安全にこだわり製造過程で蒸気殺菌しているため、ティーライフのルイボスティーは色合いもよくまろやかな口当たりが魅力です。

まとめ

「ハーブティーでアレルギーになる?主な症状やハーブの効果も紹介!」について紹介してきましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • ハーブティーでアレルギーになる可能性がある
  • ハーブティーの中には副作用があるものがある
  • ハーブティーによるアレルギーは消化器系や皮膚症状などさまざま
  • ハーブは種類によっては花粉症やアレルギーに効く

副作用の強いハーブは販売が禁止されています。「自分で栽培したハーブでハーブティーを飲む」のも素敵ですが、必ず種類や摂取量には注意して、安全に楽しんでくださいね。

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