大人も子ども大好きとっても美味しいハッピーターンですが、つい子供に与えすぎてしまったという親御さんも多いのではないでしょうか。そこで今回はハッピーターンの様々な疑問について掘り下げていきたいと思います。
- ハッピーターンは何歳から食べられる?
- 子どもにハッピーターンを与える時の注意点
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他のお菓子はいつから食べられる?
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目次
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ハッピーターンは何歳から食べられる?
赤ちゃんせんべいなどに比べると少々固く感じるハッピーターンですが何歳くらいから食べることができるものなのでしょうか。
食べられる時期
単刀直入に申し上げますと、3歳位から安心して食べさせられると思います。
というのも、子供の歯が生え揃うのが3歳半と言われており、そこから徐々に固いものがしっかり食べられるようになってくるそうです。ハッピーターンは決して固いお菓子ではありませんので咀嚼機能が出来上がってくる3歳位が妥当と考えます。
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子どもにハッピーターンを与える時の注意点
ハッピーターンを与える時の注意点について今一度確認してみましょう。
塩分が多い
ハッピーターンは1枚約4g、塩分相当量は約0.06gです。
子どもの食塩摂取量の目標(1日)は「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)で定められており、 1~2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満です。
乳幼児期は薄味を推奨されていますので、低年齢の内は無理に与えなくても良いでしょうし、味覚がしっかりしてくる3歳位から徐々にご褒美として1枚与える程度が望ましいのではないでしょうか。
カロリーが高い
「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)での幼児のエネルギーは1~2(歳)で900~950kcal、3~5(歳)で1250~1300kcal摂取が目安とされています。ハッピーターンは1個包装当たりエネルギーは20 kcalです。
1歳以上の幼児期の間食の目安は1日1~2回、100~150kcal程度とされていますので極端な言い方をしますと5枚食べるとその条件を満たしてしまいます。このことからもハッピーターンのカロリーの高さが伺えます。
食べさせ過ぎに注意
上記でも述べた通り、ハッピーターンは比較的カロリーの高いお菓子です。簡単に間食分のカロリーは摂取出来てしまいますし、脂質が質素なおせんべいなどに比べて少々高い傾向にあります。
また「魔法の粉」「ハッピーパウダー」などと称されているハッピーターンの表面についているパウダーは様々なものが合わさっていますが主原料は砂糖です。
さらにおせんべいの薄さからぱくぱくと食べられてしまうため、お子さんに与える時は十分な注意が必要です。
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他のお菓子はいつから食べられる?
では、幼児期の間食の定番として与えられることが多い他のお菓子はいつから食べることができるのでしょうか。
カルシウムせんべい
小魚粉末を程よく配合しており、合成甘味料、保存料は一切使用しておらず、ほんのりたまご風味のする優しい甘さのカルシウムせんべいです。1個包装(3枚×1袋)当たり45.6kcalとハッピーターン約2枚より少し高いくらいのカロリーです。
カルシウムせんべいは名前の通りカルシウムが含有されており1個包装(3枚×1袋)当たり60mg入っています。意外だったのですがハッピーターンにはカルシウムが含有されていないそうです。
1歳半頃には乳歯が生えそろうので程よい歯ごたえで食べやすいカルシウムせんべいは幼児期の噛む訓練としても提供されたりします。
白い風船
ふわふわさくさく食感の白い風船、外側のせんべい部分は赤ちゃんせんべいの食感を思い出しますね。ほんのり塩味の素朴なせんべい部分と、軽い風味のチョコクリームの絶妙なバランスが美味しいお菓子です。
2017年頃にリニューアルし、乳酸菌(植物性乳酸菌K-2)やカルシウムの配合、クリームの増量などを行ったそうです。白い風船は1枚17kcalで、ハッピーターンとあまりカロリーは変わりません。中にチョコ風味のクリームが挟められていることからチョコが好きなお子さんは軽い食感も相まって食べ過ぎてしまう心配があります。
チョコレートは依存性の高い食品として位置づけられており、チョコ風味クリームもそうであると思われます。味覚形成に関わる部分もあることから出来れば3歳くらいまでは食べさせない方が良いのかもしれません。
咀嚼としての意味では白い風船のせんべい部分はあかちゃんせんべいに近いものがありますのでカルシウムせんべいと同じく乳歯が生え揃う1歳半頃には食べられると思います。
海苔巻せんべい
上記2品に比べると少々固い歯ごたえの海苔巻せんべいですが、海苔を巻いてあるため他のおせんべいに比べミネラル分が摂取出来、個包装になっているため衛生的に安心ですし与え過ぎも防ぐことができます。
カロリーだけ見ると1枚20kcalなのでハッピーターンと変わりませんが醤油味がしっかりしている分塩分量は高くなります。ハッピーターンと違い、甘い味付けではなく、食感も固いので食べ過ぎることはないのではないのでしょうか。
しっかりと咀嚼が出来るようになる3歳頃が与えるには良い時期かと思います。3歳以下に与える場合には十分配慮した上で砕いてあげると良いでしょう。
まとめ
様々な疑問についてまとめましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- ハッピーターンは味覚、咀嚼機能が出来上がってくる3歳位から徐々にご褒美として1枚程度与えるのが望ましいです
- カロリーや塩分相当量の面から幼児に与える際には食べさせ過ぎに注意が必要です
- カルシウムせんべいや白い風船は乳歯が生え揃う1歳半頃位から徐々に与えましょう
- 固いおせんべいはしっかりと咀嚼が出来るようになる3歳頃、3歳以下に与える場合には十分配慮した上で砕いてあげるようにしてください
おやつの時間は子どもにとって嬉しいものです、摂取量を守って美味しい時間を過ごせると良いですね。ここまで読んで頂きありがとうございました。
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