さまざまな料理に活躍する卵ですが、離乳食として半熟卵はいつからあげたらいいのか迷っている方もいるのではないでしょうか?小さな赤ちゃんが初めて食べるものには特に気を付けなければなりません。
今回、半熟卵はいつから食べれるのか?という話を中心に解説します。
- 半熟卵はいつから食べられる?
- 卵アレルギーの主な症状
- 卵アレルギーの主な症状
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目次
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半熟卵はいつから食べられる?
結論から言うと、半熟卵は離乳食で食べさせるのはNG。固ゆでした卵を食べて、アレルギー反応が出なければ2歳頃から食べさせても大丈夫です。まず半熟卵についてお話しする前に、卵そのものについて少しお話します。
卵は食物アレルギーや食中毒の原因になる可能性があり、特に小さいお子様が初めて食べるときにはアレルギー症状が出ないか注意して確認する必要があります。卵の中でもアレルギーの原因になるのは「卵白」です。そのため離乳食で食べさせるときには固ゆでした黄身から食べさせるのが良いと言われています。卵のアレルギーは加熱によって弱まると言われているので、
- 固ゆでした黄身
- 固ゆでした白味
- 生の黄身
- 生の白味
の順番に食べさせるのが良いでしょう。
半熟卵
半熟卵は、黄身が完全に火が止まっていない状態なので離乳食で食べさせるはNG。先ほど説明した通り、固ゆでした黄身、固ゆでした白味を順番に食べさせて大丈夫だったお子様であれば2歳頃食べさせてあげるのが良いでしょう。
温泉卵
温泉卵とは卵黄が半熟、卵白が半凝固状態に茹でた卵のことです。黄身も白味も完全に火が通ってないので、3歳頃から食べさせてあげるようにしましょう。
目玉焼き
目玉焼きは卵を加熱して調理しますが、十分加熱できていない可能性があります。そのため固ゆでした黄身、白味が大丈夫なことを確認出来てから1歳頃に食べさせてあげましょう。食べさせる場合は、両面をしっかり加熱すればより安心です。
スクランブルエッグ
スクランブルエッグはきちんと加熱したものであれば、目玉焼きと同じように1歳頃から少しずつ食べさせることができます。もちろん固ゆでした黄身、白味が食べても大丈夫だった場合です。
半熟オムライス
半熟オムライスはその名の通り卵が半熟状態なので、2歳頃からあげるようにしましょう。もちろん固ゆでした黄身、白味が食べれるかを確認した後に食べさせてくださいね!
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卵アレルギーの主な症状
卵アレルギーを発症してしまった場合の、主な症状をご紹介します。特に初めて卵を食べさせる場合は、その後の状態を注意してみるようにしましょう。また、もしアレルギー反応を発症してしまった場合すぐにお医者さんに行けるよう、卵を初めて食べさせるときは病院が開いている時間を確認してきましょう。病院が開いている時間に食べさせてあげれば何かあった時安心です。
幼児期に最も多いアレルギーが卵と言われています。ちなみに2番目は牛乳、3番目は小麦です。
卵アレルギーの主な症状はこちらです。
- 蕁麻疹・湿疹
- 下痢
- 口の周り・まぶたが赤くなる
- 呼吸困難になる
それぞれについて、詳しく説明します。
蕁麻疹・湿疹
皮膚に小さくて赤いできものがあらわれます。蕁麻疹や湿疹など皮膚の症状は卵アレルギーの症状として、非常に多くの割合で発症します。
下痢
下痢も卵アレルギーの症状の1つです。その他腹痛、嘔吐、などの症状を伴う可能性があります。
口の周り・まぶたが赤くなる
口やまぶたの赤くなる症状も卵アレルギーの可能性が高いでしょう。その他にくしゃみや鼻水が出てきたり、目のかゆみがあらわれる場合もあります。
呼吸困難になる
呼吸困難になり、顔色が悪い場合アナフィラキシーショックの可能性もあります。命の危険性があるためすぐに救急車を読んでください。
卵アレルギーの場合は
卵アレルギーのような症状が発症した場合、必ずお医者さんに受診させてください。お医者さんの指示に従うことになりますが、症状が軽い場合は摂取量、調理方法を工夫して少しずつ食べれるような方法も検討します。
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卵アレルギーの代替食品
卵アレルギーの場合、卵が使われている料理は代替食品を使うことで安心して食べることができます。
手作りお菓子
・手作りお菓子を作るとき、卵白で材料を固めることがあります。その時は以下の材料を代わりに使うことができます。
・ゼラチン、でんぷん、米粉
ひき肉料理のつなぎ
・でんぷん
・すりおろしたじゃがいも、れんこん
マヨネーズ
意外と卵が使われていることを忘れがちなのがマヨネーズです。
どうしてもマヨネーズを使いたい場合は、卵が使われていないマヨネーズタイプの商品があります。
まとめ
以上、半熟卵はいつから離乳食で食べれるか解説しましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- 半熟卵は離乳食であれげるのはNG
- 卵はアレルギーを発症する可能性が高く、固ゆでした黄身を少量からあげるのが◎
- 卵アレルギーの主な症状は、皮膚、まぶた、口の周りが赤くなる、下痢、呼吸困難など
- 卵アレルギーの場合は、代替食品を使うようにする
小さいお子様は、卵によってアレルギーや食中毒を起こす可能性があるため初めて食べさせる場合は特に注意してください。卵料理はお子様が大好きなメニューです。この記事を参考にして安心して卵を食べさせてあげてくださいね。
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