葉にんにくはどこまで食べられる?食べ方や栄養素・アレンジも紹介

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「葉にんにく」という野菜をご存じですか?日本では珍しい野菜ですが、中国では古くから親しまれてきた食材です。今回の記事では、葉にんにくの食べ方、栄養素、活用アレンジについてご紹介します。

  •  葉にんにくとは
  • 葉にんにくはどこまで食べられる?
  • 葉にんにくの栄養素・効能
  • 葉にんにくの活用アレンジ
というテーマでお送りします。

葉にんにくとは

葉にんにくの特徴

葉にんにくは、成長途中のにんにくの葉のことです。長さは15~30cmほどで、見た目はニラや長ねぎに似ています。旬の時期は11月~3月青森県、沖縄県、千葉県、高知県などで栽培されています。甘みが強く、若い葉は柔らかくて食べやすいのが特徴です。栄養価が高いことから、スタミナ食として食べられています。炒め物や鍋料理に最適です。

葉にんにくはどこで購入できる?

葉にんにくの特産地では、八百屋、JAの直売所、道の駅などで販売されています。全国的には、旬の時期に、大手スーパー百貨店の野菜売場でも見かけることがあるようです。また、産地直送のお取り寄せ通販「食べチョク」、「ポケットマルシェ」をはじめ、楽天、Amazon、Yahooなどのネット通販でも購入できます。なお、収穫時期が限られているので、見つけたら早めに購入しておくのがいいでしょう

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葉にんにくはどこまで食べられる?

球根まで食べられる

結論から言うと、葉にんにくの球根も食べることが可能です。ぜひ、球根部分も一緒に料理してみてください。アリシンを含んだ葉にんにくの球根は、豚肉との相性がよく、疲労回復効果が高いと言われています。

生食でも食べられる

新鮮な葉にんにくであれば、生食も可能です。ただし、クセや臭いがあるため、好みが分かれます。生食に抵抗がある場合は、醤油漬けにしてチャーハンや餃子の味付けとして使うのもおすすめです。

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葉にんにくの栄養素・効能

ビタミンや食物繊維が豊富

葉にんにくには、美容・健康にとってうれしい栄養素がたくさん含まれています。中でも、「ビタミン類」と「食物繊維」が豊富です。

    • ビタミンB2:キャベツの4.7倍も含まれます。皮膚や粘膜など細胞の再生や老化の一因とされる過酸化脂質の分解、消去に働きます。
    • ビタミンC:レモンの1.8倍も含まれます。皮膚や粘膜の健康維持に役立ち、ストレスの抵抗力を強める作用があります。
    • ビタミンA:体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンもネギやブロッコリーより豊富に含まれます。ビタミンAは、ビタミンCと同様に、皮膚や粘膜の強化、視力の維持、がん予防、免疫力の強化、アンチエイジングなどに必要な栄養素です。
    • ビタミンE:ブロッコリーの1.7倍も含まれます。抗酸化作用が強く、血行を良くする作用があります。
    • 食物繊維:レタスの2倍も含まれます。高血圧、高脂血症、糖尿病など生活習慣病の予防に効果があると言われています。

アリシンを豊富に含む

葉にんにくは、アリシンも豊富に含みます。アリシンは、体内でビタミンB1と結合することでアリチアミンとなり、疲労回復や殺菌の効果があります。また、血行を良くして新陳代謝を上げ、免疫力を高める効果が期待されています。その他、コレステロール値を下げるなど、生活習慣病の予防にも役立つ栄養素です。

このように、栄養価が高いのが葉にんにくの特徴です。以下、葉にんにくを使った活用アレンジをご紹介します。

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葉にんにくの活用アレンジ

葉にんにくと豚バラの炒め物

画像:cookpad

材料(2人分)

  • 葉にんにく…150g
  • 豚バラ肉…150g
  • ★料理酒…大さじ2
  • ★豆板醤…大さじ1
  • ★オイスターソース…大さじ1
  • ★鶏ガラスープの素…小さじ1
  • ★砂糖…小さじ1
  • ★ごま油…小さじ1
作り方レシピ
  1. 葉にんにくを5㎝幅に切る
  2. 豚バラ肉を3㎝幅に切る
  3. 中火で熱したフライパンに、ごま油をひき豚肉を炒める
  4. 豚肉に火が通ったら、葉にんにくと★を入れ、味がなじむまで炒める
  5. 器に盛り付けて完成
※炒めすぎると食感が悪くなってしまうので、特に、葉先の部分はサッと炒める程度でOKです。

葉にんにく餃子

画像:JA長生

材料(4人分)

  • 葉にんにく…200g
  • 豚ひき肉…200g
  • キャベツ…200g
  • 生姜…ひとかけ
  • 餃子の皮…適量
  • サラダ油…適量
  • ごま油…大さじ1と1/2
  • ★日本酒…大さじ1
  • ★醤油…大さじ1と1/2
  • ★砂糖…大さじ1と1/2
  • ★塩…少々
作り方レシピ
  1. 葉にんにく、キャベツ、生姜をみじん切りにする
  2. ボウルに、1と豚ひき肉と★を入れよく混ぜ合わせる
  3. 餃子の皮に2を詰めて、餃子の形に包む
  4. フライパンにサラダ油をひき、餃子を並べて中火で焼く
  5. 餃子の1/3程度まで水を入れて、3分間蒸し焼きにする
  6. 水分が無くなり焼きあがったら、ごま油を回しかける。こんがり焼けたら完成

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まとめ

今回は、葉にんにくの食べ方、栄養素、アレンジレシピについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 葉にんにくは中華料理によく使われる食材(炒め物や鍋料理に最適
  • 葉ニンニクの旬は11月~3月
  • 主な生産地は、青森県、沖縄県、千葉県、高知県など
  • ビタミン類、食物繊維、アリシンを豊富に含むため、スタミナ食におすすめ!

旬の葉にんにくが手に入ったら、ぜひ、炒め物や餃子の具材として使ってみてくださいね。

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