皆さんは中身がまだレアな状態のハンバーグを食べたことはありますか?私もレストランなどで出されるハンバーグで中身がレアな状態のハンバーグを食べたことがあります。
ですがやっぱりお肉を食べるようにあたって、しっかりと火を通さなくても大丈夫なのか心配になりますよね。
今回の記事では、
- レアなハンバーグは食べても大丈夫?
- レアで食べられる理由
- 鶏肉や豚肉がダメな理由
- 食中毒の危険性があるの?
- どんな症状が出るの?
これらについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
ハンバーグがレア(生焼け)だけど食べて大丈夫?
ここではハンバーグをレアで食べてしまった際、食中毒になる可能性があるのかどうか、また、どのような症状が出たら注意が必要なのかなどについて解説していきます。ぜひ、チェックしていってくださいね。
スポンサードリンク
食中毒の可能性は?
もしも生焼けのハンバーグを食べてしまったとしても、必ず食中毒になってしまうということはありません。ハンバーグに使ったお肉が牛肉のみの場合、牛肉は生食も可能といわれていますので食中毒の心配はほぼないといっていいでしょう。
ですが、ハンバーグに使ったお肉が豚肉や牛と豚の合い挽き肉だった場合は食中毒になってしまう可能性があります。もしも、食べたハンバーグが生焼けだった場合にはまず、何肉を使って作ったのかを確認しましょう。
なぜ牛肉は生で食べられるの?
牛肉のほかに日本で親しまれている肉類は、鶏肉や豚肉などがありますよね。鶏肉や豚肉には、肉の中に人体に影響をあたえる細菌がついていることがあり生焼けで食べることが推奨されていません。
一方で牛肉や馬肉は体が大きいため体温が高く、人体に害を与える細菌や寄生虫などがつきにくいという特徴から「安全性が高い(絶対に安全とは言えない)」ので生焼けでも提供されることが多いのです。
スポンサードリンク
牛肉100%でも注意しなければいけないもの
牛肉は人体に害を与える細菌や寄生虫などがつきにくいということは分かって頂けたと思いますが、牛肉であっても生焼けで食べてしまうと危険なケースがあります。
例えば「鮮度が低い」牛肉であれば細菌が繁殖し待っている場合がありますので食中毒の危険性があります。特に夏場は菌の繁殖が盛んになるので注意しなければなりません。
その他にも本当であればミンチにする際に有害な細菌類が付着してしまう可能性があります。非常に衛生管理はしっかりしたところで牛肉を加工している以外は生で食べるのをやめた方が良いでしょう。
スポンサードリンク
どんな症状がでたら注意?
食中毒の主な症状には、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢といったものが挙げられます。これらの症状がみられた場合には早めに医療機関を受診したほうがいいでしょう。
ですが、一口に食中毒といっても原因となるウイルスや細菌によっては血便や発熱、頭痛など先ほど挙げた症状に加えて、別の症状がみられる可能性もあるため、注意しましょう。
今回のような豚肉や鶏肉による食中毒の場合は、カンピロバクターやサルモネラといった細菌が主な原因でしょう。
スポンサードリンク
食中毒について
ここでは食中毒について、どれくらいの時間で症状が出るのか、潜伏期間や命の危険があるのかどうかなどについて解説していきます。ぜひ、チェックしていってくださいね。
食べて何時間後に症状が出る?
生焼けのハンバーグを食べてしまった場合、何時間後に食中毒の症状が出るのか。これも、原因となった細菌やウイルスの種類によって変わってきます。
今回のようなケースで主な原因となるのがカンピロバクターやサルモネラといった細菌です。カンピロバクターが原因の場合は、食後2日〜7日程度、サルモネラが原因の場合は、食後6時間〜48時間といわれています。
潜伏期間は?
食中毒の原因となる細菌やウイルスはカンピロバクターやサルモネラだけではありません。それぞれの潜伏期間の目安は以下の通りです。細菌やウイルスによって、潜伏期間にはかなりのバラつきがあるため、注意しましょう。
カンピロバクター…食後2日〜7日 サルモネラ…………食後6時間〜48時間 黄色ブドウ球菌……食後30分〜6時間 腸炎ビブリオ菌……食後4時間~96時間 O157やO111………食後12~60時間 ノロウイルス………食後1~2日 E型肝炎ウイルス…食後6週間
命の危険は?
食中毒になってしまった際は、嘔吐や下痢などで体内の水分がたくさん出ていってしまい、脱水症状を引き起こしてしまう可能性があります。
こまめな水分補給を心がけるようにしましょう。また、体力や免疫力も低下してしまっています。食べるとまた吐いたりしてしまってつらいかもしれませんが、少しだけでも食事は摂るようにしましょう。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ハンバーグがレアでも食べられるケースがある
- しっかりと衛生管理がされているところでミンチにした牛肉100%のハンバーグならレアでも食べられる
- それ以外のハンバーグが生焼けなら食べるのをやめた方が良い
- ハンバーグを生焼けで食べてしまうとカンピロバクターやサルモネラ菌などの怖い食中毒菌を摂取してしまうことがある
- レアのハンバーグを食べた後に吐き気や嘔吐、腹痛などが生じた場合は食中毒を疑おう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク