ハンバーグが水っぽい…崩れる時の対処法は?水分が出る原因とは

ハンバーグは子供から大人まで、多くの世代から愛されるメニューの一つですよね。ひき肉にいろいろな材料を混ぜ合わせることもできることから、ヘルシーなハンバーグにしたり、ボリューミーなハンバーグにすることもできます。

今回は、そんなハンバーグを作る際のよくある悩みの一つ、「ハンバーグのタネが柔らか過ぎる」について対処法や原因などを紹介していきます。柔らかすぎてもたいていは調整が可能ですから、諦めて捨てないようにしましょう。

今回紹介していくテーマは、

  • ハンバーグが水っぽくなる原因は?
  • 水っぽい場合の対処法は?

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてみてくださいね。

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ハンバーグが水っぽくなる原因は?

ハンバーグのタネがべちゃべちゃとしていて水っぽい、ということもよくありますよね。緩すぎて成型ができません。ハンバーグのタネが緩くなってしまう原因について詳しく見ていきましょう。

玉ねぎを微塵切りにしすぎ

ハンバーグのタネが水っぽくなってしまう原因の一つとして、玉ねぎの入れ過ぎが原因の可能性もあります。みじん切りで細かくしますから、玉ねぎから水分が出やすくなります

しっかりとあめ色になるまで炒め、それから合わせる場合は水分も飛んでいるため水気も出ません。しかし生のまま入れたり、時間がないからと炒め時間を短くした場合は、玉ねぎの水分が流出します。

ハンバーグのタネには塩コショウなどもしますから、玉ねぎから水分も出てしまいますよね。ハンバーグのタネに玉ねぎを入れる場合は、粗めに切るか、しっかり炒めてから混ぜ合わせるようにしましょう。

牛乳の量

ハンバーグのタネが緩くなってしまうもう一つの原因は、牛乳の入れ過ぎによるものです。ケチャップなどの調味料を入れる場合も注意が必要です。

多く入れればおいしくなるというものでもありませんから、しっかりと分量を確認してから入れましょう。入れる量は好みによりますが、300gのひき肉に対して100ml程度がうまく作れますよ。

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水っぽい場合の対処法は?

混ぜ合わせてみたは良いがべちゃっとしていて柔らかすぎた!ということもありますよね。そんな時は、対処法がいくつかありますから諦めないでくださいね。緩くなりすぎてしまったタネをつなげてくれる材料をいくつか紹介していきます。

パン粉の量を増やす

一番シンプルな方法はパン粉の量を増やすことです。水分が多くてベチャッとしているわけですから、パン粉を追加することで水分を吸ってくれ、粘度のあるタネになります

しかしあまりにも入れ過ぎてしまうと、パン粉の割合が多すぎて美味しく作れなくなります。一気に追加するのではなく、少しずつ様子を見ながら追加していくようにしましょうね。

お麩を入れる

味噌汁や酢の物に入れるお麩を、少し粗目につぶして入れる方法もあります。お麩も水分を吸ってくれる材料ですから、緩くなりすぎてしまったタネをつないでくれますよ。

お麩は基本的にはほぼ無味無臭に近いでしょうから、多く入れたからと言って味が変わることはないでしょう。しかし食感は変わる可能性がありますから、あまり入れ過ぎないようにしましょう。

高野豆腐を入れる

煮物などで使う高野豆腐を入れる方法もあります。高野豆腐もかなり水気を吸ってくれますから、緩くなりすぎてしまったタネをつなぐ食材として活躍してくれるでしょう。

注意点としては、高野豆腐は水気を吸うと思ったよりも大きくなるということです。約2~3倍程度になります。ハンバーグに入れる場合は、かなり細かくしてから入れたほうが良いでしょう。

食べてみたらゴロゴロと高野豆腐が入っている!ということにもなりかねません。それはそれでおいしいかもしれませんが、入れ過ぎには注意が必要でしょう。

食パンを入れる

比較的食感を崩さず、上手に水気を吸ってくれる食材として食パンもおすすめです。そもそもパン粉はもともとパンですから、ほとんどパン粉を入れた時と変わりはありませんよね。

ただし注意点としては、食パンはパン粉と違って水分を多く含んでいます。つなぎの役割としては、食パンよりもパン粉の方が多く水分を吸ってくれます。入れ過ぎるとかなりベチャッとしたハンバーグになる可能性もあります。。

玉ねぎを追加する

ここまで紹介した方法で再度繋ぎをうまく行えたら、玉ねぎを追加で入れると食感が良くなりますよ。

というのも、ここまで紹介してきた食材は、水気を吸うことでタネをつないではくれますが、多く入れると逆に柔らかすぎるハンバーグになってしまいます。上記の食材を入れることで水分がなくなるわけではありませんからね。

通常の量よりもつなぎが多いハンバーグのタネになっているわけですから、食感が物足りなくなってしまっている可能性が高いです。追加で玉ねぎを入れることで、少し食感をプラスすることができますよ。

いったん冷蔵する

混ぜ合わせた時に少し緩いな?と思ったときは、冷蔵庫でいったん冷やしてみると案外固まる場合があります。というのもひき肉に含まれている脂肪分が固まることによって、ハンバーグのタネが固まるからです。

あまりにも緩い場合は、ここまで紹介してきた材料などを入れて応急処置を施す必要がありますが、少しベチャットしているな?といった具合であれば冷やすだけで固まる場合もあります。

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まとめ

今回は、ハンバーグのタネが緩すぎた際の対処法について紹介していきました。

この記事をまとめると

  • 緩い原因は玉ねぎから出る水分か牛乳などの入れ過ぎ
  • ケチャップやソースといった調味料の入れ過ぎにも注意
  • 緩くなってしまっても対処法はあるので諦めない

いかがでしたか?是非参考にしてみてくださいね。

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