花わさびは生で食べられる？葉わさびとの違い｜食べ方･味は苦い？ |

春になると食べられるようになるのが「花わさび」です。ごくたまにスーパーなどに行くと売られていることもあるでしょう。今回は、花わさびとは一体どんな食材なのか？ということを中心に、以下のようなことを詳しく解説していきます。

花わさびとはどんなもの？葉わさびとは違うの？
花わさびは保存が出来るのか？
花わさびはどうやって食べるのが美味しいのか？

この記事を最後まで読んで頂き、花わさびの秘密を全て理解していきましょう！

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1 花わさびとは？
2 花わさびはどこで買える？
3 花わさびは生で食べられる？
4 花わさびの保存方法
5 花わさびの食べ方レシピ
6 まとめ

花わさびとは？

花わさびとは、わさびが春に付ける「花」のことです。わさびの株は春になると芽を出し花を付けます。その花も「花わさび」と呼ばれ食べることが出来るのです。見た目は菜の花の新芽に似ています。

味は苦い？

花わさびは、通常のわさびと比べてちょっと苦いです。通常のわさび同様に鼻に抜ける辛さもあるのですが、それにプラスして苦みを感じる特徴があります。この苦みが病みつきになって、毎年花わさびを探し求める人はかなり多いのです。

旬の時期

花わさびの旬の時期は2月から5月くらいまでです。春になってわさびが芽を出す頃に一気に咲き乱れます。花わさびを手に入れたいのであれば、その時期にスーパーなどに行ってみるといいでしょう。

生産地

花わさびの主な生産地は「長野県」「静岡県」「岩手県」「島根県」などです。自然が豊かで水がきれいなところでないと、なかなか育てることは難しいのです。これらの生産地近くのスーパーであれば、春になると花わさびを販売しているお店は多いでしょう。近くにお住まいの方は、是非買ってみましょう。

葉わさびとの違い

花わさびによく似たもので「葉わさび」があります。葉わさびはその名の通り、わさびの葉っぱの部分です。味としては花わさびによく似ていますが、多少苦みは少ないでしょう。ただ、花わさびは1つのわさびの株から沢山取れるのに対して、葉わさびはあまりとることが出来ません。

葉わさびを取り過ぎてしまうと、翌年からわさびの株が減ってしまう為です。よって、意外と葉わさびの方が貴重なのかもしれません。このように、わさびと言うのは、鼻の先から株の根元まで、捨てることなく食べられる野菜なのです。

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花わさびはどこで買える？

花わさびを購入するには、生産地付近のスーパーなどがいいですが、遠くに住まわれている方は中々買いにくいです。そこでおすすめなのは「通販サイトでのお取り寄せ」です。通販サイトであれば、わざわざ生産地まで行かずに自宅で手に入るので非常に便利です。

ただ、花わさびが取れる時期は決まっているため、その期間しか通販されていないため注意しましょう。通販を行っている会社の中には早くから予約を受け付けている会社もあるので、チェックしてみてください。

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花わさびは生で食べられる？

花わさびはサッとゆでてもいいですし、生で食べることも出来ます。生の花わさびは、湯通しする物よりも若干苦みが強くなりますが、春の香りを楽しめます。新玉ねぎなどと合わせて、サラダにして食べるといいでしょう。

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花わさびの保存方法

花わさびは生のままでも保存をすることが出来ます。ただし、保存できる期間は2日から3日程度とかなり短いです。新聞紙やキッチンペーパーを水で湿らせ、わさびをくるんで冷蔵庫に入れましょう。この方法であれば、花わさびがしゃきっとしたまま、数日間は持たせることが出来るでしょう。

常温保存は当日中に食べなければ傷んでしまいやすいので注意してください。また、もう少し長期間保存したいのであれば、お湯でサッと10秒程度茹でて、タッパー容器などに入れて保存するのがおすすめです。

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花わさびの食べ方レシピ

花わさびの食べ方にはどんなものがあるでしょうか？いくつか簡単なレシピをご紹介していきます。

天ぷら

先ず一つ目は「天ぷら」です。生の花わさびに水で溶いたてんぷら粉を付け、サッと油で揚げるだけで完成です。天つゆを付けて食べると、ほろ苦い春の香りを堪能できるはずです。

醤油漬け

花わさびは、醤油漬けにしてもおいしいです。5㎝くらいにカットした花わさびをお湯で10秒程度茹でます。そこに「醤油」「料理酒」「みりん」「砂糖」を加え、しばらく冷蔵庫で漬け込むと完成です。ご飯のおかずにはピッタリの一品となるでしょう。

おひたし

花わさびは、おひたしにしてもOKです。同様にカットした花わさびをお湯で10秒程度茹でます。その後ボウルに入れラップをして冷蔵庫で冷やしましょう。よく冷えた花わさびにめんつゆなどで味付けをすればおひたしの完成です。お酒のおつまみやご飯のお供にはピッタリの一品になります。

茹でると苦みも緩和されて、食べやすくなります。