ハンバーグステーキとハンバーグの違いは?食べたらどっちが太る?

レストランなどではお馴染みである「ハンバーグステーキ」「ハンバーグ」ですが、2つの違いはご存じですか?質問されてみると説明ができない人がほとんどです。

同じようで、違うのかもしれない、そんなハンバーグステーキとハンバーグの違いについて説明をしていきます。

  • ハンバーグステーキとハンバーグの違いとは
  • ハンバーグは高カロリー?
  • ハンバーグ?ジャーマンステーキとは?

知っているようで知らない、ハンバーグステーキとハンバーグについて紹介します。

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ハンバーグステーキとは

名前だけを聞くとハンバーグよりも高級感を感じるハンバーグステーキです。その歴史とハンバーグとの違いとは何なのでしょうか?

歴史

ハンバーグステーキとは「ひき肉にパン粉や玉ねぎを混ぜて、平たくして焼いた料理」と定義されています。元々はドイツ・ハンブルグでひき肉にパン粉を入れて焼いたものが原型とされています。

「ハンブルグ風ステーキ」という名称で日本に伝わったのが、明治初めだといわれ、「ハムボーグ、ステーキ (Hambwog Steak)」と呼ばれていました。ハンバーグステーキといわれるようになったのは、大正から昭和初期の頃です。

その後昭和40年代になるとレトルトのハンバーグステーキが発売され、その商品名に「ハンバーグ」と使われるようになったため、ハンバーグと呼ばれるようになりました。

ハンバーグとの違いは?

先の歴史を見てもらうとお分かりになるかと思いますが、ハンバーグステーキはハンバーグと同じです。しかし、お店などではハンバーグステーキとハンバーグで分かれています。お店によって、定義などは違ってきますが、肉の種類によってハンバーグステーキとハンバーグを分けているところがほとんどのようです。

  • ハンバーグ…ひき肉
  • ハンバーグステーキ…あらびき肉

より肉肉しいものが、ハンバーグステーキであるということになります。

びっくりドンキーのハンバーグとハンバーグステーキの違いは?

ハンバーグステーキといって思い浮かぶのが「びっくりドンキー」ではないでしょうか?こちらも答えとしては、同じものを提供していることになりますが、メニューとしては異なるので、違いについて紹介します。

メニュー名としては

  • ハンバーグディッシュ…ハンバーグ
  • ハンバーグステーキ…ハンバーグステーキ

と異なっています。

見た目の違いは、ディッシュは木のプレート、ステーキは鉄のプレートに乗っています。提供されるハンバーグは一緒です。違う部分といえば、ハンバーグの大きさであり、ディッシュの場合は150gと300g、ステーキが200gと300gになります。

ハンバーグは太る?

ハンバーグは「食べると太る」という印象を持つ人も多いです。実際にはハンバーグは太るのでしょうか?

糖質・脂質・カロリー

肉自体にはタンパク質が含まれており、ハンバーグは低糖質なので太らないとたくさん食べる人もいます。

調理済みあいびきハンバーグ(100g)

  • 糖質 4.6g
  • 脂質 12.2g
  • エネルギー 197kcal

タンパク質は13.6gと多いので、ダイエットにはおすすめです。

出典:食品成分データベース(文部科学省)

食べ過ぎには注意!

合いびき肉などのハンバーグはカロリーが高めです。たくさんの量を食べてしまうと、カロリーオーバーとなってしまいます。

びっくりドンキーなどの場合には、300gのハンバーグステーキを食べたいところですが、ハンバーグディッシュ(150g)を選ぶなど、食べる量の工夫が必要です。

太らないように食べるには?

ハンバーグは脂質が12.2gと多いので、太りやすいことになります。ハンバーグステーキとハンバーグは同じものなので、どちらが太りにくいということはありません。

ハンバーグを食べたいけれどカロリーが気になるという人は、赤身肉100%、鳥のむね肉など、ダイエットの時にも食べられる肉を使うことでヘルシーになります。またはお肉の量を減らして豆腐などを入れることによって、タンパク質を多く摂り、脂質や糖質を抑えることが可能です。

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【おまけ】ジャーマンステーキとは

画像引用:名古屋のハンバーグ専門店 ヒッコリー

ハンバーグステーキとハンバーグの違いが分かったところで、気になるのが「ジャーマンステーキ」です。こちらもハンバーグと同じものなのでしょうか?

特徴

見た目はハンバーグやハンバーグステーキと同じようで、やはり一緒か!と思うかもしれません。見た目は一緒ですが、ジャーマンステーキは原材料・素材が異なります。

ハンバーグが牛と豚の合いびき肉なのに対して、ジャーマンステーキは牛肉100%のひき肉になっています。ひき肉であるというだけで、れっきとしたステーキなのです。

「ジャーマンステーキ」の意味はドイツ風ステーキということになります。

太りやすい?

牛ひき肉は100gで165kcal~371kcalと部位によって大きくカロリーが変わります。牛と豚の合いびき肉よりも、カロリーが高くなってしまう可能性もあるので、太りやすいです。カロリーが気になる場合には、カロリーの少ない部位でひき肉を作るとカロリーの低いジャーマンステーキを作ることができます。

出典:食品成分データベース(文部科学省)

まとめ

ハンバーグステーキとハンバーグの違いについて、それぞれの太りやすさについて紹介しました。

この記事をまとめると

  • ハンバーグステーキ・ハンバーグには違いがなく、あらびき肉を使ったものをハンバーグステーキと呼ぶお店が多い
  • ハンバーグステーキもハンバーグもどちらもカロリーが高い
  • ジャーマンステーキは牛100%のハンバーグステーキ、カロリーも一番高くなる

見た目の違いはなくても、ひき肉の種類や粗さによって名前が変わります。お店によっては、それ以外のこだわりで商品名を変えていることもあるので、ハンバーグステーキとハンバーグのあるお店では、両方を食べてみることをおすすめします。