ロースハムはサンドイッチやサラダなど、いろいろなお料理に使えて冷蔵庫にあるととても便利な食材ですよね。ロースハムのアレルギーがあるのはご存知でしたか?
ロースハムの原材料は何なのでしょうか?卵アレルギーでも食べられるのでしょうか?知っておきたいですよね。
今回は
- ロースハムの原材料・アレルゲン表示
- アレルギーの症状・症例
- アレルギーの対処法
これらのテーマでご紹介いたします。
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目次
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ロースハムの原材料・アレルゲン表示
原材料
ロースハムは、豚のロース肉を使用したハムのことをいいます。海外ではロインハム(ロインはロース肉のこと)またはロールドハム(肉をまるく巻いたハムを表現)と呼ばれています。
実は、ロースハムという名前は 日本独特の呼び名 なのです。
1921年(大正10年)にドイツ人捕虜として日本で食肉加工業に従事していたにアウグスト・ローマイヤというよって発明されて以降、広く浸透した加工食品です。
ロースハムの原材料をみていきましょう。
「新鮮!使い切り ロースハム(3連/4連)」 プリマハム
原材料名
豚ロース肉(輸入)、還元水あめ、大豆たん白、食塩、卵たん白、乳たん白、たん白加水分解物、調味エキス/カゼインNa、増粘多糖類、リン酸塩(Na)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、くん液、発色剤(亜硝酸Na)、カルミン酸色素、(一部に卵・乳成分・大豆・豚肉を含む)
カロリー・栄養成分・塩分
ロースハム40gあたりのカロリーは43kcalです。栄養成分は以下のとおりです。
- たんぱく質:6.9g
- 脂質:1.0g
- 炭水化物:1.6g
- 食塩相当量:1.1g
アレルゲン表示
アレルゲン表示は、ホームページやパッケージに掲載されています。ホームページをパッケージの掲載が異なる場合がありますので、必ずパッケージに掲載されているものを確認しましょう。
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アレルギーの症状・症例
肉アレルギーについて
肉アレルギーは、牛肉が最もアレルギーが起こりやすいです。肉アレルギーは、成人になってから突如現れる場合もあります。
最も起こりやすい肉が牛肉、次いで鶏肉、豚肉と続きますが、羊や七面鳥の肉は起こりにくいようです。肉アレルギーを引き起こす可能性のある肉類は以下のとおりです。
- 牛肉
- 豚肉
- 鶏肉
- 羊肉 など
肉アレルギーは少なく、また、ある種の肉アレルギーがあったとしてもすべての肉類(牛肉、豚肉、鶏肉など)の除去が必要になることはあまりありません。
肉アレルギーには、マダニに咬まれた経験との関連する症例も報告されています。これはマダニの唾液成分に含まれる成分(α-gal)が赤身肉にも含まれていることによると考えられています。
また、猫に噛まれたあとに豚肉のアレルギー(豚肉ネコ症候群)が出ることがあります。
乳製品・卵アレルギーについて
ハムやソーセージなどの加工食品を食べてアレルギー反応を起こす人がいますが、 肉アレルギーではないかもしれません。 ハムやソーセージを作るときにつなぎとして使われている鶏卵や牛乳に対してアレルギーを発症している場合もあるのです。
アレルギーの症状
肉アレルギーの主な症状は以下のとおりです。
- じんましんによる皮膚のぽつぽつや痒み:じんましんという皮膚に起こる症状は、ヒスタミンという物質が、大きく関わりを持ちます。皮膚にぽつぽつと出てきて痒くなります。
- 下痢などの腹部の痛み:腸が過剰反応してしまい、下痢を起こしていると考えられます。
しかし、人によっては、食肉全般の肉アレルギーではなく、牛肉アレルギーというような、限定的な肉アレルギーとなる場合があります。例えば、鶏肉は大丈夫なのに牛肉に限ってお腹を下す、というような症状になります。
アナフィラキシーショックに注意
アナフィラキシーショックは、「アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)の体への侵入により、複数臓器に全身性にアレルギー症状が起こり、生命に危機を与える可能性がある過剰反応」と定義されています。
ビーフ(牛肉)アレルギー症状がでると、アナフィラキシーショックという発作にかかる場合があります。
この症状は、呼吸困難や吐き気などいくつもの症状が合併して発症するので、最悪なケースになると 命の危険性があるとても恐ろしい症状 です。
アナフィラキシーショックが出たら、すぐに救急車を呼んで病院でアドレナリンの筋肉注射を射ってもらう緊急処置をしてもらいましょう!
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アレルギーの対処法
アレルギー科・内科を受診
肉アレルギー症状が出てしまったら、アレルギー科や内科を受診しましょう。
卵・乳製品不使用のハムは?
卵アレルギーでも食べられるハムがあります。 卵白不使用の【伊藤ハム だし仕立て醇特撰ロースハム】です。
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まとめ
この記事をまとめると
- ロースハムは豚のロース肉を使用したハムのことをいいます。アレルゲン表示はホームページやパッケージに掲載されています。
- アレルギーの症状は、じんましんによる皮膚のぽつぽつや痒みや下痢などの腹部の痛みがあります。アナフィラキシーショックという発作にかかる場合があり、呼吸困難や吐き気などいくつもの症状が合併して発症します。最悪なケースになると命の危険性があるとても恐ろしい症状です。
- アレルギーの対処法は、アレルギー科・内科を受診したり、卵・乳製品不使用のハムを食べることです。
ロースハムでアレルギーにならないように対処しましょう。
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