発酵あんこの味はまずい?美味しい?パサパサ?太る?食べ方は?

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「発酵あんこ」をご存じですか?砂糖を使わず麹の力で作る発酵あんこは、健康食品としても注目されています。しかし、自分で作って失敗する方も多いようです。今回は、「甘いものがやめられないが健康のことも気を付けたい」、「食事改善を中心とした予防医学に興味のある」という方におすすめの内容です。

  • 発酵あんことは?
  • 発酵あんこのメリット
  • 自作で失敗する原因・対処法
  • 発酵あんこの作り方・美味しい食べ方
というテーマでお送りします。

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発酵あんことは?

発酵あんこの特徴

「発酵あんこ」とは、砂糖を使用せず、麹の力で小豆を発酵させて作る発酵食品です。小豆に含まれるでんぷんを、麹に含まれるアミラーゼという酵素によって発酵させることで甘味を出します。

味の特徴・評価

発酵あんこの特徴は、麹の働きによる自然な甘みです。砂糖を加えて作る一般的なあんこよりも甘さは控えめです。SNSの口コミや評価は様々です。自分で手作りしたものの、水っぽくなったり、苦みが強かったりと失敗している方も見られました。一方で、ヘルシーなおやつとして楽しんでいる方もいます。小豆そのものの甘さが十分に楽しめるため、ダイエット中の方にもおすすめです。

何で作れる?

家庭で炊飯器圧力鍋を使って手作りすることができます。シンプルな材料で、簡単に作ることができます。

どこで買える?

発酵あんこを販売しているお店はあまり見かけません。低糖質・糖質制限のあんこは、楽天・Amazon・Yahooなどの通販サイトで購入できます。

発酵あんこのメリット

カロリー・栄養成分

カロリー100gあたり429kcalとなっています。

発酵あんこの原料である小豆には、たんぱく質・鉄分・ポリフェノール・サポニン・食物繊維・ビタミンB群などの栄養素が豊富に含まれています。通常のあんこに比べ、発酵あんこは米麹を使うことでカロリー、糖質が低く抑えられていますポリフェノール含有量は、豆類の中でもトップクラス!黒大豆と比べても約2.3倍含まれているそうです。

健康・ダイエット効果

以下のような理由で、健康・ダイエット効果が期待されています。

  • 砂糖不使用血糖値の急激な上昇を防ぐことができます。
  • 小豆の栄養:ビタミンB群や食物繊維などダイエットに効果的な栄養素が多く含まれています。薬膳では、解毒作用血栓動脈硬化の予防にも効果があると言われています。
  • 麹の栄養:ビタミンB1、オリゴ糖、アミノ酸など脳と腸にうれしい栄養素を含みます。メンタルの安定効果も期待されています。
  • 発酵食品整腸作用、老化予防、免疫力アップ、美容効果、アンチエイジングなどが期待されています。

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自作で失敗する原因・対処法

失敗例

SNSの口コミによると、「美味しくできた」というコメントがある一方で、「水っぽい」「パサパサする」「甘みがない」「酸っぱい」「苦」などの失敗例も見受けられます。では、具体的に、その原因と対処法を見ていきましょう。

水っぽい場合

原因:小豆の水分量が多過ぎた

対処法:発酵あんこが水っぽい出来上がりになってしまったら、ガーゼを水に濡らして絞り、ザルに敷いて発酵あんこをのせ、ボウルなどで受けて水切りをします。麹を入れる前に、小豆をよく煮詰めるようにしましょう。

パサパサする場合

原因:日数が経って水分が減った

対処法:煮物やぜんざいなどのリメイクメニューとして使ってみましょう。ペースト状に練り上げてもGOOD

甘くない場合

原因:小豆の渋切りをしていない・発酵がうまく進んでいない

対処法:ラカント、はちみつ、みりんなどで甘みを加えましょう

リメイクできる?

甘くない場合や酸っぱくなってしまった発酵あんこは、リメイクして無駄なくいただきましょう。SNSの投稿レシピサイトでは、失敗した発酵あんこを使って、「甘酒や豆乳を加えたムース」「ヨーグルトのトッピング」「チリビーンズ」「抹茶ロールケーキ」などが投稿されています。ぜひ、チェックしてみてください。

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発酵あんこの作り方・美味しい食べ方

オススメの料理は?

材料

材料

  • 乾燥小豆 200g
  • 米麹  200g
  • 塩  小さじ½
  • 水  1リットル
  • 炊飯器(圧力鍋でも作れます)

作り方の手順

作り方レシピ
  1. 鍋にたっぷりの湯を沸かす
  2. 小豆を軽く洗い、鍋に入れて中火で10分茹でる
  3. 火を止めて、鍋に蓋をして30分蒸らす
  4. 小豆をザルにあげる
  5. 小豆を別の鍋に入れ、たっぷりの水を注いで沸騰させる
  6. 小豆とゆで汁を分けて、小豆が60度程度になるまで冷ます
  7. 炊飯器の内釜に小豆と米麹を入れ、ゆで汁を適量加えて混ぜる
  8. 炊飯器の保温機能で10時間保温する(蓋はせず、ぬれ布巾を2重に重ねる) 
  9. 甘みが出たら塩を入れ、保存容器に移す

ポイント

★乾燥小豆は事前に浸水させる必要はありません。そのまま茹で始めることができます。

★小豆を茹でる時は、弱火で豆が割れないように煮てください。小豆を指で軽くつまんで、簡単に潰れる程度のやわらかさが目安です。

アレンジ

発酵あんことかぼちゃのいとこ煮

画像:amebloより引用

かぼちゃと小豆で作るいとこ煮は、砂糖無しでも十分甘いのが特徴です。また、栄養価も高く、マクロビ・ヴィーガン対応メニューとしてもおすすめです。

発酵あんこバタートースト

トーストに発酵あんこをのせ、更にバターをのせてトースターで焼くだけです。忙しい朝にもピッタリです。

発酵あんこムース

画像:amebloより引用

発酵あんこに豆乳と甘酒、くず粉を加えたムースです。仕上げに抹茶パウダーをふりかけてもOK!美味しくて整腸作用のあるデザート。甘いものがやめられない方におすすめです。

保存方法

冷蔵保存:密閉できる容器や袋に入れて冷蔵庫で保存しましょう。保存期間は1週間程度です。

冷凍保存:密閉できる容器やラップに包んで冷凍庫で保存します。冷凍保存すると発酵が止まります。保存期間は2~3か月ほど。

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まとめ

今回は、発酵あんこについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

この記事をまとめると

  • 発酵あんこは砂糖不使用、麹の力で小豆を発酵させて作る発酵食品
  • 主原料である小豆には、たんぱく質や鉄分・ポリフェノール・サポニン・食物繊維・ビタミンB群などが豊富
  • 豊富な栄養成分により、整腸作用、老化予防、免疫力アップ、美容効果、アンチエイジングなどが期待される
  • 失敗したらリメイク&アレンジメニューにして美味しくいただこう

体の中からキレイになりたい方は、ぜひ、発酵あんこを作ってみてくださいね。

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