皆さんは牛すじ肉を調理したことはありますか?牛すじ肉は食感が強く味が濃い牛肉の部位ですが、じっくりコトコト熱を加える事によってほろほろとしたとろけるような食感に仕上げることができてとても美味しいですよね。
牛すじを料理する時に、牛すじの白い部分がなんなのか気になった事はありませんか?他の牛肉の部位と違ってなかなか使うことがない牛すじだからこそ、食材を使う時に様々な疑問が湧きますよね。
今回の記事では牛すじ肉とはどのようなお肉なのか、牛すじ肉の白い部分の正体、保存方法や使い方について解説していきたいと思います。
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目次
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牛すじ肉とは?
牛すじ肉とは牛のアキレス腱の所のお肉のことを言います。アキレス腱がある場所なので比較的食感が硬く、牛肉特有の臭みも結構強い部位とされています。そのため使い勝手が難しいのであまり人気の高い部位とは言えません。
ただ上手く扱うことで、他の部位よりも際立った特徴をしっかりと発揮してとても美味しい料理を作ることができるのです。
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牛すじ肉のカロリーは?
牛すじ肉は牛肉の中でもかなり低カロリーな部類に入ります。牛すじ肉のカロリーは100gあたり約155kcalとされており、非常にヘルシーなだけでなく栄養価もとても高い部位とされています。
牛すじ肉はカロリーが低いだけでなくたくさんのコラーゲンが含まれている部位でもあります。コラーゲンは美容に効果があることは皆さんもご存知ですよね!
それ以外の栄養としてはビタミンB12、ビタミンKなどが豊富に含まれています。
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牛すじの白い部分って何?
牛すじ肉には部位によって「アキレス」「メンブレン(ハラミすじ)」「赤身」の3種類に分かれています。白い部分というのは「アキレス」の部分ですね。一つずつ部位によって分けて解説していきます。
アキレス
アキレスは無味無臭で牛すじの中でもダントツにコラーゲンがあると言われている白~透明な部分を言います。この部分は特にダシをよく吸い込む特徴を持ちますので長時間の煮込み料理などに最適な部位と言えます。柔らかく煮込んだ場合はぷにぷにとしたお餅のような食感になります。
メンブレン(ハラミすじ)
メンブレンは内臓肉のハラミについているすじ肉のことを言います。一般的な牛すじ肉と言われるとこの部分ではありませんが、内臓のモツのようにコリコリとかみごたえを感じることができるとても美味しい部位です。
こちらのオススメは味噌煮込み料理にすることで、ある程度濃い味付けで煮込むことによってもつの食感と牛すじの柔らかさが合わさってとても美味しくなります。
赤身すじ
こちらは牛すじ肉の中の赤身の部分を多く含む部分のことをいいます。カレーや煮込み料理、おでんなど通常の牛肉を使う料理なら何にでも合わせることができます。
一般的な牛肉の赤身と違うのはすじをたくさん含んでいるので旨味成分がたくさん出るところです。ちなみに赤身すじの部位はアキレス、メンブレンよりも一番煮込み時間がかかる部位とされています。
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とてもヘルシー食材だけど糖質に注意!
牛すじはとてもヘルシーな食材ということをお伝えしましたが、調理法や料理によっては糖質が少し高くなりがちな食品となってしまいますので注意しなければなりません。
例えば定番の牛すじ煮込みなどは砂糖を多く使うだけでなく、にんじんなどの糖質を多く含む根菜を使うのが一般的です。牛すじの味がそこまで強くなかったとしても調味料や一緒にとる食材から得る糖質の量が多くなりがちなので、糖質を気にかけている人は注意しながら食事をするようにしましょう、
牛すじ自体には糖質が含まれていないので調味料と素材を変えればOK
先ほどは調味料と素材から摂取する糖質について注意が必要という解説を行いましたが、逆に言えば糖質を抑えることができる甘味料を使ったり、素材の中でも糖質が低い素材を使えばかなり低糖質が牛すじ煮込みを作ることができるということです!
もし自宅で作る場合はなるべく糖の吸収を抑えることのできるパルスイートなどを使って甘味をつけ、こんにゃくや大根などの糖質が低い食材を一緒に煮込むことでとってもヘルシーな牛すじ煮込みを作ることができます。
低糖質な牛すじ煮込みの作り方はこちらの動画がとても分かりやすかったのでぜひ参考にしてみてください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 牛すじ肉は主に牛肉のアキレス腱の部分の肉のことを言う
- 白い部分はアキレスといい、煮込むとお持ちのようにもちもちになる
- 味が染み込みやすくしっかりと肉の旨味を出してくれるので煮込み料理に最適
- 牛すじ煮込みにする場合は糖質量に注意が必要
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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