煮込みやカレー・おでんにと大活躍の牛すじ。とろとろとした食感が美味しく、メイン料理やおつまみとして、毎日の食卓に利用している方も多いのではないでしょうか。
ですが牛すじはしっかりと下処理しないと、硬く臭みがあるのが特徴です。その臭みを取る方法をご存知ですか?この記事では、
- 牛すじ臭みをとる方法は?
- おいしく作る方法は?
- 下茹でなしで臭みを取る・柔らかくする方法
について紹介していきます。牛すじの臭みを取る方法が知りたい方・牛すじを美味しく食べる方法が知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
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牛すじ臭みをとる方法は?
おでんやカレーの具として大人気の牛すじ。うま味とコクが合って美味しいですよね。しかし、牛すじを美味しく食べるためには、下ごしらえが必要不可欠。
丁寧に下処理すれば、牛すじのうま味がたっぷり楽しめます。ここでは、牛すじ肉の臭みを取る方法を紹介していきます。
圧力鍋
圧力鍋を使った牛すじの下処理方法を紹介します。
材料
- 牛すじ
- 水
- 生姜 一かけら
- ネギの青い部分 1本分
- 酒 100~200cc(なくてもOK)
下処理の工程
- 鍋に牛すじ肉と牛すじ肉が浸かるくらいの水を入れて沸騰させ、弱火で10分程煮ます。
- 湯を切り、牛すじ肉についている余分な脂とアクを流水で洗い流し、食べやすい大きさに切ります。
- 圧力鍋に牛すじと倍量の水・生姜スライス・ネギ・酒(お好みで)を入れ、20分かける圧力鍋にかけます。
鍋で火にかけるより短時間で下処理が終わります。
炊飯器
炊飯器を使った下処理の方法を紹介します。
材料
- 牛すじ
- 長ねぎの青い部分 1本分
- 生姜スライス 一かけら
- 水 適量
下処理の工程
- 牛すじを水洗いし、全ての材料と牛すじが浸るくらいの水を入れて炊飯します。
- 炊き終わったらザルに上げ水気を切り、食べやすい大きさにカットします。
スイッチひとつで簡単に下処理が完了します。ガス代を節約したい方にもおすすめ。
下茹で
牛すじの基本的な下茹で方法を紹介します。
材料
- 牛すじ肉
- 長ネギの青い部分 1本分
- 生姜 薄切り3枚
- 酒 50cc
下処理の工程
- 鍋に牛すじ肉と牛すじ肉が浸かるくらいの水を入れて沸騰させ、弱火で10分程煮ます。
- 湯を切り、牛すじ肉についている余分な脂とアクを流水で洗い流し、食べやすい大きさに切ります。
- 鍋も一度洗い、牛すじ肉を戻し入れ、牛すじ肉が浸かるくらいの水・ねぎ・しょうが・酒を入れて沸騰させ、アクを取り除きながら1時間程弱火で煮ます。
生の牛すじはとても硬いため、一度茹でてから切るのがポイントです。水が少なくなってきたら都度追加し、常に牛すじ肉が水に浸っている状態にしてください。
1時間煮ても牛すじ肉が硬い場合はやわらかくなるまで煮ましょう。生姜やネギの代わりに、米のとぎ汁を入れても臭みがやわらぎます。
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おいしく作る方法は?
牛すじを美味しく作る方法を、圧力鍋・レンジ・炊飯器それぞれの方法で紹介します。
圧力鍋
圧力鍋を使った美味しい牛すじ煮込みの作り方を紹介します。牛すじは下処理したものを使ってください。
材料(2人分)
- 牛すじ肉 200g
- 大根 200g
- にんじん 100g
- こんにゃく 100g
- 長ねぎの青い部分 1/3本
- 生姜 10g
- ※水 500ml
- ※しょうゆ 大さじ4
- ※料理酒 大さじ2
- ※みりん 大さじ2
- ※きび砂糖 大さじ2
- ※顆粒和風だし 小さじ1
- 小ねぎ (小口切り) 適量
作り方
- 大根とにんじんは皮を剥き1cm幅のいちょう切りにします。
- 牛すじは一口大に切ります。
- 生姜を皮付きのまま薄切りにします。
- こんにゃくは一口大にちぎります。
- 圧力鍋をさっと洗い、1~4・長ねぎの青い部分・※を入れて蓋をし、中火にかけます。
- 圧力がかかり蒸気が出てきたら弱火にし、20分加熱して火からおろし、圧力が完全に抜けるまでおきます。
- 安全ロックピンが下がったら蓋を開けます。
- 器に盛り付け、小ねぎを散らして完成です。
レンジ・炊飯器
牛すじをとろとろにするコツを紹介します。
- 炊飯器…吹きこぼれや焦げ付きに気をつけましょう。容量は最大容量以下を目安に入れるのがポイントです。また、炊飯器によっては調理に適していない場合があります。使用している炊飯器の取り扱い説明書をよく確認したうえで調理してください。よりとろとろ食感に仕上げたい場合は2回炊くのがおすすめです。
- 電子レンジ…耐熱容器に牛すじと浸るくらいのお湯を入れ600wで5分加熱します。加熱後はお湯を捨て、水がきれいになるまで繰り返してください。温めるのと冷やすのを繰り返すことで、牛すじが柔らかくなります。
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下茹でなしで臭みを取る・柔らかくする方法
下茹でせずに牛すじの臭みを取り、柔らかくする方法はあるのでしょうか?
生姜やお酒・ネギをいれる
生姜とネギを入れて下処理することで、牛すじの臭みがやわらぎます。ネギの青い部分は牛すじだけでなく、豚の角煮の臭み取りなどにも使われています。長ねぎは香味野菜なので、味と風味が肉に伝わります。
ご自宅にネギも生姜もないという場合は、お酒さえ入れれば大丈夫です。しかし、肉の臭みが気になるときはネギと生姜を入れることをおすすめします。
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圧力鍋で煮る
圧力鍋で煮れば、鍋で煮るよりも短時間で牛すじが柔らかくなります。
炊飯器を使う
調理のできる炊飯器を使えば、スイッチひとつで牛すじをやわらかくできます。
まとめ
牛すじ肉の臭みを取る方法を紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 牛すじの臭みと取るためには、下処理が大事。
- 圧力鍋・レンジ・炊飯器でも牛すじを美味しく調理できる。
牛すじ独特の臭みを取って、美味しくいただきましょう。
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