牛丼で下痢・腹痛に!原因は?体質の問題?牛肉や油が悪い?

自宅でも簡単に作れ、牛丼チェーン店で気軽に購入できる牛丼。ボリュームがあり、美味しいので、好んで食べている方も多いのではないでしょうか。

そんな牛丼を食べてお腹を壊した経験はありませんか?この記事では牛丼について、

  • 牛丼で下痢・腹痛になる原因
  • 牛丼による下痢・腹痛を防ぐには?
  • 下痢・腹痛が起きづらい体質になるには?

をテーマに紹介していきます。牛丼を食べてもお腹を壊したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

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牛丼で下痢・腹痛になる原因

ここでは、牛丼を食べて下痢や腹痛になる原因を紹介していきます。

食中毒

牛肉には腸管出血性大腸菌(O157、O111など)やカンピロバクターという細菌が付着しています。

これらの細菌が体内に入ると、発熱や嘔吐・腹痛・下痢など、食中毒の症状を引き起こしてしまいます。

これらの細菌は熱に弱いため、十分に加熱すれば食中毒になりません。しかし、十分に加熱できていなかったり、細菌のついた手指やまな板を通して口にはいると食中毒を引き起こします。

牛丼を食べる際は、肉がしっかり焼けているか確認しましょう。

脂肪分の摂りすぎ

肉に含まれている脂肪分は消化に時間がかかり、腸の働きを刺激する作用があります。また、脂肪分を体内で分解・吸収される際に胆汁酸が分泌されるのですが、これも腸を刺激します。

その結果、腹痛に繋がることが予想されます。脂肪分が多い食品は、それだけ胃腸に負担をかけるのです。

対処法としては、1日3食バランスの取れた食事をとり、脂肪分の多い食事を避けましょう。整腸作用がある乳酸菌やオリゴ糖・食物繊維を積極的に摂取するのもおすすめです。

胃腸・体質の問題

そもそもお腹を壊しやすいという体質の方もいます。そんな方は、胃腸に負担がかかる生活をしていないか振り返ってみましょう。

普段の生活でストレスを抱えすぎてはいませんか?ストレスにより自律神経のバランスが崩れると、腸が過敏に反応し、下痢が引き起こされる場合があります。

適度に運動する、十分な睡眠を取るなど、生活習慣を整えてみましょう。普段から暴飲暴食している方は食生活を見直すのもポイント。

冷たい飲み物やアルコールを過度に摂取していませんか?腸を刺激し下痢の原因になってしまいます。

腸内環境を整えるには、ヨーグルトや乳酸菌飲料・納豆などを食べ、善玉菌を増やしましょう。

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牛丼による下痢・腹痛を防ぐには?

牛丼を食べるとお腹を壊すけど、やっぱり食べたい!という方も多いのではないでしょうか。ここでは、牛丼による腹痛や下痢を防ぐ方法を紹介していきます。

自炊なら、しっかり加熱

食中毒を防ぐには、肉にしっかり火を通すのが大切。肉の内部温度が75度で1分間以上加熱するのが目安と言われています。

食べ合わせを考える

脂っこいものと体を冷やすものの組み合わせは、胃腸に負担がかかるので避けましょう。

豆腐や味噌などの植物性タンパク質・チーズ・乳製品は胆汁に依存する割合が少ないので、食べ合わせるならこれらの食品と組み合わせましょう。

スープやサラダと一緒に牛丼を食べるのもおすすめです。しかし、豆類・キノコ類に含まれる不溶性食物繊維は腸を刺激するため気をつけてください。

また、お腹を壊しやすい人はアルコールと一緒に摂取するのも好ましくありません。アルコールは腸管に炎症を起こします。

また、解毒に肝臓の働きが持っていかれるため、消化を助ける胆汁の生成が追い付かなくなり下痢を引き起こします。

肝臓には主に代謝・解毒・胆汁生成の働きがあります。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解され、解毒作用により無毒化されます。

アルコールを大量に摂取することで、間接的に消化不良を引き起こしてしまうのです。

にんにくにも気をつけましょう。にんにくは、適量であれば胃腸の働きを活性化してくれますが、過剰摂取は下痢を引き起こします。

にんにくには抗菌・殺菌作用があり、食べすぎると腸の有益な細菌までも殺してしまう可能性があります。

その結果、下痢や腹痛を引き起こしてしまうのです。生のにんにくは特に刺激が強いので、1日1片にとどめましょう。

暴飲暴食に注意

暴飲暴食が下痢の原因のひとつだと言われています。食べすぎにより、食べ物が消化しきれず下痢になってしまいます。

冷たいもの、辛いものも腸を刺激しやすいため、気をつけましょう。また、早食いも消化に時間がかかり胃腸に負担がかかります。

胃腸の負担を軽減するためにも、食事はゆっくり、よくかんで食べるようにしましょう。

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下痢・腹痛が起きづらい体質になるには?

どんなに気をつけていても、そもそも下痢になりやすい体質の方はいます。下痢や腹痛が起きにくい体質づくりを目指しましょう。

ここでは、その方法を紹介していきます。

ストレスをへらす

過度なストレスは自律神経のバランスが崩れ、腸に負担がかかります。適度な運動、質のいい睡眠を取るなど、生活習慣を整えましょう。

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善玉菌を増やす

下痢になりにくい体質にするためには、腸内環境を整えるのも大切です。人間の腸内には細菌が1,000種類、100兆個生息していると言われています。

この腸内で乳酸菌などの善玉菌を増やしましょう。乳酸菌は腸内にとどまらないので、毎日摂取するのがポイントです。

乳酸菌を摂取するには、ヨーグルトや乳酸菌飲料・納豆を取り入れるのがおすすめ。

また、オリゴ糖や食物繊維は乳酸菌を増やす働きがあるので、一緒に摂ると効率よく乳酸菌を摂取できます。

まとめ

牛丼を食べるとお腹を壊す原因について紹介してきました。生焼けや食べ合わせ、暴飲暴食に気を付けつつ、美味しい牛丼を楽しみましょう。

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