「グレープフルーツの苦味がなかったらもっと食べやすいのにな」と思う方も多いのではないでしょうか? しかし、その苦味には体にとても良い作用があります!詳しくみていきましょう!
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目次
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グレープフルーツの苦味成分は?
ナリンギン
グレープフルーツの特有のほのかな苦味。この苦味成分の名前は「ナリンギン」と言います。このナリンギンには身体に嬉しい効果がたくさんあるんです。
ナリンギンの含有量
品種や産地によってナリンギンの含有量はさまざまですが、おおよそ200gのグレープフルーツの果肉だと150mg程度含まれています。
皮の部分には苦味成分がより多く存在するのでナリンギンの量も増えます。表皮100gに対してなんと、およそ40,000mgも含まれます。
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苦味成分ナリンギンの効果とは?
苦くても嬉しい効果がたっぷりのグレープフルーツ!ナリンギンの体に良い作用を3つにまとめました。
アレルギーの抑制
ナリンギンには抗アレルギー作用があります。花粉症などにかかりにくくし、血管の細胞を強くする効果もあるので、ウイルス感染の抑制にも力を発揮します。
脂肪を分解する
ナリンギンは肥満予防にも効果があり、血中の脂肪を分解する働きをします。また抗酸化作用でコレステロール値、中性脂肪量の低下などにも期待ができます。
免疫力を高める
毛細血管を強くする作用のあるナリンギンは免疫のある身体を作ります。免疫力が高まることで、花粉症やウイルスに強くなり、がん細胞の増殖をも抑える働きをします。
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疲れている時グレープフルーツは甘く感じる?
グレープフルーツはスポーツ後など体が疲れたときに、身体を癒す効果を持っています。レモンのようなキュッとした酸味でもなく、オレンジのようなふくよかな甘さでもない、程よくみずみずしい爽やかな甘さが身体に心地良く感じると言えるでしょう。
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グレープフルーツの苦味を抑える方法
苦味の成分も身体に良いことはわかりましたが、苦すぎるのは食べづらいですよね。苦味を抑える方法を2つご紹介します。
ジャムにして食べる
ジャムにすると甘さを自分で調整しやすいので、好みの味にできますね。
また、国産のグレープフルーツであれば、ナリンギンをたくさん含む皮も一緒にジャムにしたり、キャンディ風に煮詰めたりして美味しく食べられます。
薄皮を剥く
少し手間がかかりますが、薄皮を剥いた果肉ををタッパーなどの密閉容器に入れます。それを冷蔵庫に保存して一晩待って食べてみてください。みずみずしさがさらに増し、甘みもより感じられるようになります。
まとめ
苦味の成分「ナリンギン」。それにはダイエット効果や抗酸化作用、血管を強くしてアレルギーに強い身体を作る働きがあります。1日の目安摂取量は1玉。ぜひ日々の食生活に取り入れてみてくださいね。
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