8月から10月初旬にかけて旬を迎える「ぶどう」。甘くてとっても美味しい果物ですよね!私も大好きなのですが、皮をむくのが面倒ですよね…。「ぶどうの皮って食べてもいいのかなぁ?」と思ったこと1度はありませんか?今回はそんな「ぶどうの皮」について以下の内容に沿って紹介していきます。
- ぶどうの種類について
- 皮は食べられるのか
- ぶどうの栄養素
スポンサードリンク
目次
|
|
ぶどうの皮の色で見る成長
実はぶどうの皮の色は3種類に分けられます。何となく色んな色があるな~と思っていましたが3種類もあるんですね。色の種類は黒・赤・緑です。どの種類が該当するかご紹介していきます。
- 黒:巨峰・ピオーネ
- 赤:デラウェア・甲斐路
- 緑:シャインマスカット・ロザリオ・ビアンコ
最初の皮の色は?
実は初めの色は全て同じ「緑」なんです。色がつく理由は、成長する過程で皮の表面にアントシアニンという物質が蓄積されるためです。シャインマスカットのように成長後でも緑色をしている種は、元々アントシアニン量が極端に少ないため、色付く前に熟して食べられるため、そのままの緑色で出荷がされています。
スポンサードリンク
ぶどうの皮を食べちゃったけど大丈夫?
結論、食べてもOKです。栽培過程で農薬を使用されていますが、日本の流通基準は厳しいため、市場に出回るぶどうは農薬の残留農薬に関しては、問題ないと言えます。そのため、表面を洗い流す必要はありませんが、農薬が残っている可能性が0ではありませんので、心配な方は皮のまま食べるようであれば、きちんと水洗いした方がより安全に食べられますよ!
ぶどうの皮は消化される?
消化はされますが、消化されにくいと言われています。そのため、食べすぎてしまうと消化不良を起こす可能性がありますので注意しましょう。
皮ごと食べられる品種は?
ぶどうは皮ごと食べてOKな果物ですが、日本の気候の関係上多く出回っているのは皮が分厚く固いものです。そのため、皮ごと食べると皮だけが固く、口に残りやすいため、日本ではあまり皮を食べる文化がありません。しかし、欧米などでは皮が薄いぶどうが主流のため、ぶどうは皮をむかずに食べているそうです。日本でも近年人気となっている皮ごと食べられるぶどうというのは、この欧米で食べられている皮が薄いタイプのものです。
- ナガノパープル
- 瀬戸ジャイアンツ
- クインニーナ
- マイハート
スポンサードリンク
ぶどうのポリフェノールの効果とは
ぶどうの皮や種にはポリフェノールが豊富に含まれています。日本人は皮をむいて食べる習慣がありますが、せっかくの栄養素を捨ててしまっているようです。そのため、皮もまるごと食べた方が良いと言われています。
- ポリフェノール:ほとんどの植物に存在する苦味の成分です。そのため、味は少し苦く感じます。効果としては抗酸化作用が強く、活性酸素と呼ばれる有害物質を体内で無害な物質に変える作用があります。動脈硬化など生活習慣病の予防に効果的と言われています。
食べ過ぎで下痢・腹痛に?
ぶどうには水分が多く含まれているため、一気に水分を摂取することで下痢になってしまうことがあるようです。また、ぶどうは甘いのでのども乾きます。
追加で水分を摂取してしまうと一気に水分を取ってしまうので、胃が驚いて消化不良を引き起こすことがありますので、食べすぎには注意しましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
スポンサードリンク
ぶどうを皮ごと食べる時のおススメレシピ
シャインマスカットのように皮が薄く、種のない種類であればそのまま食べられるので、工夫する必要はありません。では、一般的に皮が厚く、種のある種類はどのようにして食べれば良いのでしょうか?
ぶどうの皮まるごとジャム
画像引用:cookpad
ぶどう・砂糖・レモン汁があれば簡単にできます。ポイントは冷凍させてから調理すること。冷凍することにより皮がやわらかくなるとのことです。冷凍させたぶどうをミキサーで一気にすりつぶすと簡単に美味しいジャムの完成です。パンやヨーグルトと一緒に食べるととっても美味しいですよ!
ぶどうのコンポート
画像引用:楽天レシピ
砂糖と一緒に10分程度煮ると完成です。少し渋みがあるぶどうも美味しく食べられますよ。調理後は冷蔵庫で冷やしておいて、食後のデザートにおススメです、さっぱりとしているのでお口直しにもなりますよ!ぶどうゼリーにしてもとっても美味しいです!
まとめ
この記事をまとめると
- ぶどうの皮は食べられる
- 皮には栄養が豊富
- 海外では皮ごと食べるのが当たり前
- 日本のぶどうは皮が厚く食べにくい
- 皮ごと食べられる美味しいレシピ
いかがだったでしょうか。日本のぶどうは皮が厚いと言われているんですね。欧米では皮をむいて食べる習慣がないようで日本人のぶどうの食べ方にとても驚くそうです。日本の雨の多い気候だと皮を薄くするのは非常に難しい技術のようです。近頃は皮が薄いものが出回ってきていますが、わりとお値段が高いのは手間がそれほどかかっているぶどうというのがよく分かります。皮に栄養が豊富に含まれているようなので、美味しく食べられるよう工夫は必要ですが、皮ごと食べることを習慣にしても良いかもしれませんね!
スポンサードリンク