皆さんはゴーヤチャンプルを作ったことありますか?ゴーヤチャンプルーといえば沖縄料理の代表的なものですが、沖縄でなくとも材料さえあればとても簡単に作ることができますよね!
そんなゴーヤチャンプルの肝になる野菜のゴーヤはかなり苦味が強いので、適切な下処理をしないとゴーヤチャンプルー全体が苦くなってしまってなかなか食べるのに苦労してしまいます。
今回の記事では、
- ゴーヤとは?
- 色の濃いゴーヤの方が苦いの?
- ゴーヤの苦味をとる下処理方法
- 美味しいゴーヤの見分け方
これらについて解説していきたいと思います!
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目次
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ゴーヤとは?
にがうりの原産地は、インドを中心とした熱帯アジアやアフリカではないかと言われています。日本には中国を経由して、沖縄県に伝来しました。それから沖縄ではにがうりの栽培が本格化され、馴染みのある「ゴーヤ」として呼ばれるようになりました。
にがうりはゴツゴツとした皮が特徴的ですが、見た目によらずビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、ゴーヤの場合加熱しても壊れにくいというメリットがあります。
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色が濃いゴーヤは苦味が強い!
色が濃いとゴーヤは苦くなり、色が薄いとゴーヤの苦味が少なくなります。これはなぜかというとゴーヤの苦味というのは成熟する段階で徐々に強まっていくため、成熟してなかったり、栄養不足のために色が薄いと苦味を含む味自体が減ってしまいます。
しかし、白いゴーヤの品種も近年増えていて、少しずつスーパーなどでも見かけるようになってきました。この種類のゴーヤの場合は、苦味は少なくても他の味はしっかりとあって美味しいんです。
見た目のイボは緑色のものよりも若干なめらかさを持っていて、長さや丸さは品種で様々。中には「アップルゴーヤ」という種類もあり、これはリンゴのようにまんまるで真っ白な可愛らしいゴーヤです。
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苦くないゴーヤチャンプルーにする下ごしらえ
苦味の成分の強いゴーヤは完熟していて栄養価も高いということをお伝えしたと思いますが、それでも苦味があると食べにくさを感じてしまいますよね。
ゴーヤチャンプルーにすればある程度の苦味はカバーすることができますが、やはりどうしても苦味が強いゴーヤチャンプルはなかなか食べづらくて大変ですよね。そこで次は苦くないゴーヤチャンプルーにする下ごしらえについて解説していきたいと思います!
ゴーヤのわたをとる
まずはじめにゴーヤをしっかりと洗ってから両端を切り落として種とワタを取り除くために縦半分に切ります。縦半分に切った後はスプーンなどを使ってタネとワタをごりごりと削って取り外してください。
ただゴーヤのわたというのは苦み成分をそこまで含まないので、しっかりめに取りきる必要はありません。ワタの底を撫でるように軽くとるだけでOKです。
料理に合わせて切って苦味を抜く
次は料理に合わせてカットしていきます。ゴーヤチャンプルーに合うようにお好みの幅できれば大丈夫なのですが、炒め物などの油料理の場合は4~6mm ほどの厚みにするのがおすすめです。これはなぜかと言うと油を合わせることで苦みが和らぐので、少し厚めに切ることでかすかな苦味を残しながらほとんどの苦味を消すことが出来るからです。
そして切ったゴーヤに塩と砂糖を加えて、箸で全体を混ぜ合わせたら10分程度そのまま置いておきましょう。時間を置くと塩と砂糖が馴染んでゴーヤから水分が出てきます。この水分にゴーヤの苦味が含まれていきますので出た水分は捨てて下さいね!
そして水洗いせずにゴーヤを炒めていきます!
油と積極的に合わせる
次にゴーヤチャンプルーとして炒めていくわけですが、この時になるべく意識したいのがゴーヤと油を合わせることです。先ほどもお伝えした通りゴーヤの苦味は油と合わさることで消失していきます。なのでなるべく油とゴーヤを絡めるように炒めていくのが大切です。
ゴーヤチャンプルーでは豚肉の脂と食用油の種類を混ぜることができるので、なるべく油で炒める時間を多めにしてゴーヤと油をしっかりと絡めると苦みが少なくなりますよ!ゴーヤチャンプルーでなくとも天ぷらやフライなどの揚げ物にするのもとてもおすすめです。
このような感じでしっかりと苦味抜きの下処理をすると、いつものゴーヤが10倍ぐらい食べやすくなりますよ!是非行ってみてくださいね!
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美味しいゴーヤの選び方
では最後に美味しいゴーヤの見分け方をお伝えしたいと思います!緑でも白っぽくても美味しいゴーヤの見分け方があります!品種で食べるのに相応しい色はあるので、色の判断はそれらしいものを選びましょう!
ずっしり重い
ゴーヤはたくさんの水分を吸ってみずみずしく大きく成長しています。しっかりと水分を吸っているものは、栄養もたくさん取り込んで健康的に育っているでしょう。また、身の引き締まったものも乾燥していなくていいですね。
色つやが良い
ツヤツヤと光に反射するようなハリのがあって色の綺麗なものを選びましょう。産地や品種によって、色がそれぞれ違ったりもします。白ゴーヤなら、色が薄くても食べごろですし、栽培期間が短い場所のものであっても若干の薄さはありますが、美味しく食べられます。
ふっくらしていて育ち過ぎていない
ゴーヤの種類によって食べごろの大きさがあります。世の中には300もの種類のゴーヤがあると言われていますが、3つの種類に大きく分かれています。
- 単果種 20〜25cmくらい
- 中長種 25〜30cmくらい
- 大長種 30〜40cmくらい
なんと大きい品種だと40cmにも大きさがなるんですね!なかなか大きすぎるものを見分けることが難しく感じてしまいますが、ふっくらしていること、またしっかり重いことがポイントです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ゴーヤはとても苦味が強いのでにがうりと呼ばれている
- 苦味が強いゴーヤというのは完熟しているため栄養価が高い
- ゴーヤの苦味は塩と砂糖をまぶして少し置いておくことで抜くことができる
- さらに油と組み合わせることでゴーヤの苦味はかなり抑えることができる
- 美味しいゴーヤはずっしりとした重さや色ツヤの良さ、育ちすぎていないちょうど良い大きさのものを選ぶのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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