皆さんはゴーヤはお好きですか?ゴーヤというと暖かくなる時期に徐々に市場に出始める野菜ですが、何となく夏に食べると体に良いとされる野菜ですよね。ゴーヤはどうして夏に食べると体に良いとされているのかについて、皆さんは知っていますか?
今回の記事では、
- ゴーヤってどんな食材?
- なぜ夏に食べるといいの?
- どんな栄養素が含まれているの?
- 苦い時はどうすればいいの?
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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ゴーヤってどんな食材?
にがうりの原産地は、インドを中心とした熱帯アジアやアフリカではないかと言われています。日本には中国を経由して、沖縄県に伝来しました。それから沖縄ではにがうりの栽培が本格化され、馴染みのある「ゴーヤ」として呼ばれるようになりました。
にがうりはゴツゴツとした皮が特徴的ですが、見た目によらずビタミンCを豊富に含んでいます。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、ゴーヤの場合加熱しても壊れにくいというメリットがあります。
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なぜゴーヤは夏に食べるといいの?
ゴーヤと言うと夏に食べる野菜のイメージがありますが、元々ゴーヤは夏バテ予防に効果的な野菜として扱われています。
ではなぜゴーヤは夏に食べると良いかと言うとモモデルシンというゴーヤの独特の苦みが、消化を促し食欲を増進させる効果があるためとされています。
夏バテすると消化能力が落ち、食欲が出なくなってしまうということがあるのですが、そんな時にゴーヤを食べることによって消化を促し食欲を増進させて夏バテが悪化しないようにしてくれます。
ビタミンCも夏にぴったり!
モモデルシンというゴーヤ特有の苦味以外にも冒頭で説明したビタミンCは夏の強い日差しによるシミやそばかす対策としてもとても優秀とされています。ビタミンCは言わずもがな、皆さんご存知の通り美肌を作るためになくてはならない成分ですよね!
そんな美肌を作るためになくてはならないビタミンCが豊富に含まれているゴーヤは日差しの強い夏にぴったりの食材ですよね!
カリウムも優秀
ゴーヤにはカリウムという成分も豊富に含まれています。 カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。
夏になると水分を補給すると思いますが、体の中に水分を摂取したものが排出されないという水太りという状態になりやすいとされています。こんな時にゴーヤに含まれるカリウムが体の中の水分量を調節してくれるため、水太りを解消してくれるのです。
このような理由からゴーヤは夏に食べればとても大きなメリットを得られるため、是非とも夏に食べていただきたい食材として扱われているんですね!
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苦すぎるゴーヤを食べやすくするには?
非常に優秀な栄養素を豊富に含むゴーヤですが、それでもやっぱり苦くて苦手だなという方は食べ方で工夫してみてはいかがでしょうか。苦味をより弱くする食べ方を調べてみました。
しっかりとした下処理
ゴーヤの苦味を和らげるにはしっかりした処理することが大切です。下処理のポイントを以下に挙げてみました。
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ゴーヤをしばらく水にさらす
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苦味の強いワタをしっかり取り除く
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薄くカットする
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塩を振ってしばらく放置してから水洗いする
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さっと湯通しする
下処理をすれば苦味が和らぎ、格段に食べやすくなるようです。時間がない時や少し手間だと思ったらどれか1つでも試してみるといいかもしれません。
油でしっかりコーティング
ゴーヤの苦味を和らぐことができる食べ方としては炒め物がおすすめです。汁物やサラダ、蒸し料理にするのもいいですが、ゴーヤの苦味は他の食材と一緒に油で火を通して炒めることでより旨味に変わるようです。
また苦味成分は油でコーティングすることで感じにくくなるので、炒め物や揚げ物もいいかもしれません。
濃いめの味付けにする
ゴーヤの苦味を和らげるには濃い味付けの方がいいかもしれません。特におすすめは味噌炒めにするとコクが出てご飯が進むこと間違いなしの逸品になります。ニンニク醤油などもスタミナが欲しい時なんかには最高です。
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ゴーヤは1日どれくらいまで食べてもいいの?
ゴーヤのサイズには個体差がありますが、一日一本は多いと覚えておきましょう。先ほどのような腹痛だけでなく栄養の偏りが生まれてしまいます。
ゴーヤの1本約250gするとその約1/2〜1/3(約100g前後)程度が適量です。ゴーヤの高い栄養は、100g程度でも十分摂ることができますよ。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ゴーヤは独特の苦味成分モモデルシンを豊富に含む
- 夏に食べるといいと言われている理由は夏バテ予防になるから!
- 夏バテ予防だけでなくシミやそばかす対策にもなる!
- カリウムも優秀で水太りを解消してくれる
- 苦いときはしっかりと下処理をした上で油でコーティングするとOK
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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