ゴーヤが沢山手に入った場合、あなたはどうやって保存しますか?通常は冷蔵保存が基本ですが、あえて冷凍保存をすることも考えてもいいかもしれません。そこで今回は、ゴーヤを冷凍保存するコツなどを詳しく解説していきます。
実は、ゴーヤは冷凍保存をするとまずくなるのですが、コツを守ることでこのまずさを幾分か軽減することが出来ます。一体どんな内容なのでしょうか?記事の概要を先にまとめておきました。
- ゴーヤは冷凍するとまずいって本当?
- ゴーヤを上手に冷凍するには?
- 冷凍したゴーヤはどうやって解凍するの?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで頂き、ゴーヤを上手に冷凍する方法を身に着けてしまいましょう。
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目次
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ゴーヤは冷凍するとまずい?
ゴーヤは冷凍すると本当にまずいのでしょうか?結論から言うと「まずい」です。どうしてまずくなってしまうのか?まずさを軽減する方法はないのでしょうか?
まずくなる原因
ゴーヤが冷凍するとまずくなるのは。冷凍した際にゴーヤ本来の苦み成分やえぐみ成分が、前面に出てしまうからです。なので、ゴーヤを冷凍してしまうと、かなり苦くなってしまうと思っておきましょう。さらに、冷凍して解凍することで食感も悪くなってしまいます。
出来ることであれば、冷凍保存をせずに食べきった方が良さそうです。ただ、冷凍保存すると1か月程度は日持ちするため、大量にゴーヤが手に入った時には、冷凍が最もいい方法でしょう。
塩もみ
冷凍保存する時に極力苦みやえぐみを無くしたいのであれば、「事前に塩もみをしてから冷凍すること」です。塩もみを事前に行う事で、ゴーヤの苦みやえぐみは幾分か抑えることが出来ます。また、それだけでは不安な場合は、事前にさっと湯通しをして軽く加熱してしまうのがいいでしょう。
湯通しをすることで、ゴーヤの苦み成分はお湯の中に溶け出します。この方法でかなり冷凍したゴーヤも食べやすくなるはずです。火を通し過ぎると、果肉が柔らかくなるので要注意。
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冷凍のコツ
では、塩もみや湯通しの他にも、ゴーヤを上手に冷凍するコツがいくつかあるので、見ていきましょう。ちなみに、ゴーヤを冷凍保存する時は、真っ二つにカットし、中の種とワタを取り除いて一口大にカットしてから冷凍するのが基本です。
水分を残さない
ゴーヤは冷凍する前に、しっかりとキッチンペーパーなどで水分をふき取るのが大切です。表面に水分が残ったまま冷凍してしまうと、解凍した時にべちゃべちゃになりがちで美味しくありません。
また、果肉も水分がある状態で冷凍すると、柔らかくなりすぎてしまうのでおすすめできません。特に湯通ししたりした際などは、キッチンペーパーで丁寧に水分を取り除いて冷凍しましょう。
空気に触れさせない
ゴーヤは冷凍する時に、極力密閉性の高いジップロックなどに入れて冷凍してください。どんな食材でもそうですが、空気に触れる面が多ければ多い程、劣化は早く進んでしまいます。カビが生えてしまう原因にもなるので、出来るだけ空気に触れないようにしっかりと包んで冷凍しましょう。
急速冷凍
ゴーヤの鮮度を極力落とさずに冷凍したいのであれば、冷凍室についている「急速冷凍機能」を使うのがおすすめです。食材を冷凍する際は、完全に凍り付くまでの時間が短ければ短いほど劣化を防ぐことが出来ます。
なので、ご家庭の冷凍庫に急速冷凍機能が付いている場合は、必ず使うようにしてみましょう。もし、急速冷凍機能がなくても、金属板などを使って、急速冷凍と同じような効果を得ることも出来ます。出来るだけ短時間で冷凍状態にし、鮮度を落とさないようにして上手に冷凍させましょう。
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解凍のコツ
では、冷凍保存したゴーヤを解凍する時は、どんなコツがあるのでしょうか?ちなみに、一度冷凍保存してしまったゴーヤはしっかり加熱して食べた方が美味しいので、炒め料理などに使いましょう。
解凍時間を短くする
冷凍されたゴーヤは、「常温に戻して、出来るだけ短時間で解凍」しましょう。冷蔵庫に移してゆっくりと解凍してしまうと、冷凍された時のドリップが大量に出て、べちゃべちゃになりがちです。そのため、常温に放置してなるべく短時間で解凍することをおすすめします。
その後は、フライパンに移し、一気に炒めあげて水分をしっかりと飛ばしてしまいましょう。
さらに解凍時間を短くする方法
とはいえ、常温の解凍ではそれなりに解凍時間がかかります。そこでもっと短時間で解凍するのであれば「電子レンジの解凍機能」を使うのがおすすめです。短時間で簡単に解凍を行うことが出来ます。レンジで解凍した後も、炒め料理に直接投入して、しっかりと水分を飛ばしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回はゴーヤを冷凍すると本当にまずいのか?ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容を簡単にまとめたので、ざっくりと振り返っていきましょう。
この記事をまとめると
- ゴーヤは冷凍すると苦みやえぐみが増してまずくなる
- ゴーヤはしっかりと水分をふき取って冷凍するのが大切
- ゴーヤは常温解凍で一気に解凍するのがポイント
こんな内容になっています。あなたももしゴーヤを沢山手に入れたのであれば、冷凍保存を上手く活用して、美味しく食べきってみましょう。
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