長崎県三重町のブランドアジであるごんあじ。
どのような味で、どこで食べることができるのでしょうか。ごんあじの旬の時期や特徴について解説します。
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画像:http://www.pride-fish.jp/
目次
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ごんあじについて
特徴について
五島灘に生息する瀬に棲みついているあじで頭がやや小さめで幅が広く、丸みがあり体の表面が滑らかで色と艶が良く、体の背部は黄色みを帯びた緑色、腹部は黄金色に輝いています。長崎県の主な漁場となっている五島灘は対馬海流から分岐した海流が流れ込んで餌となるプランクトンが多くなり、あじが多く棲みつき好漁場となっています。
この海域は潮の流れが早いので、身も引き締まってプリプリなって食べたときの食感が良くなります。
五島灘に回遊性では無く、瀬に居ついているアジで、1週間から10日ほど餌を与えずに活かし込みをしたもの、重量が250g以上のものがごんあじと定義されます。
活かし込みによって脂が体全体に回っているので、食べたときに旨味のある脂がじんわりと滲に出て口いっぱいに広がりますよ。
漁獲方法
大型の網を円形に広げて、泳ぎ回る魚を群ごと素早く包み込むようにして獲る巻き網漁法で漁獲され、すぐに海上いけすに移されてその後1週間から10日間餌を与えずに活かし込みをします。そうすることで漁獲時のストレスで筋肉中に溜まった乳酸が減って健康的な状態になり、餌を与えないことで蓄えていた脂が全体に乗るため霜降り状態になるのです。
青魚に特徴的な青臭さも無くなり、身も引き締まります。
価格の相場について
天候や旬の時期によって異なりますが、1㎏あたり3000円ほどで売られており、普通のあじは1kg当たり1000円ほどなので3倍ほどの値段が付く高級魚です。高いだけあってその美味しさは折り紙つき。通販では干物として1尾2000円前後で買うことができますよ!
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旬の時期
ごんあじの旬は4月から6月にかけてです。この時期のごんあじは脂が良くのっていて良質なたんぱく質を持ち、健康に良いとされる脂肪さんであるEPAやDHAを豊富に含んでいます。
美味しい食べ方
臭みやくせが無く、基本的にはどのような食べ方をしても美味しいです。
体全体に脂が回ったごんあじは刺身にして食べると、旨味のある脂が滲み出て身はぷりぷりと引き締まっていて絶品です。
タタキやカルパッチョにしても美味しいですよ!ごんあじは旨味が強いので、味付けを濃くしないことがポイントです。
南蛮漬けやから揚げも揚げた際に旨味のある脂がギュッと濃縮されるので絶品です。
食べることができるお店
ニュー満寿美
新長崎漁港でその日に競り落とされた新鮮な魚を食べることができるお店です。ごんあじの特約店なので本物のあじを安心して食べることができます。メニューが豊富であることが特徴で、ごんあじを堪能したい方にはおすすめです。刺身や天ぷらとして楽しむことができるごんあじコースや、ごんあじ丼、1品料理ではアジフライやお寿司としても楽しむことができます。不定休なので、来店する際は予約すると安心です。
店舗情報
住所:長崎県京泊2-5-15
電話番号:095-850-0005
定休日:不定休
営業時間:10:30~21:00
HP:http://www.newmasumi.com/contents/gonaji.htm
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直売所「ごんあじの郷」
毎日長崎魚市、新三重漁協活魚センターに水揚げされた新鮮な活魚、鮮魚が販売されています。買った魚をその場で調理してもらうことができ、新鮮な状態で刺身などを味わうことができます。その場でお土産を買うことができるのも魅力です。
店舗情報
住所:長崎件長崎市三重町348-7
電話番号:095-850-1587
定休日:1月1日~4日
営業時間:9:00~17:00
HP:http://www.jf-shinmie.or.jp/tyokubaijo.html
さかな市場 銅座店
ごんあじの生き造りを楽しむことができます。庶民的な居酒屋で落ち着いた雰囲気の中食事を楽しむことができるお店です。新鮮なごんあじのお造りは抜群の美味しさで、コース料理も豊富です。
店舗情報
住所:長崎県長崎市銅座町11-2
電話番号:095-827-2966
定休日:無休
営業時間:17:00~24:00
HP:https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000150/
まとめ
丁寧に活かし込みをされた脂が体全体に回ったごんあじ。身もプリプリと引き締まっているので是非一度お刺身で食べてみてはいかがでしょうか。
新鮮なごんあじを食べることができるお店は人気ですので、予約必須です!
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