年中を通して味の変化が少ないですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ゴマサバの特徴や保存方法、おすすめの調理法などをご紹介します。
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特徴
ゴマサバは年中を通して味の変化が少なく、夏はマサバよりも美味しいと言われています。体長
約50~60cm ほどで体型は紡錘形で身体の断面は円形に近いことが特徴です。模様
背には唐草模様があり、ゴマサバの大きな特徴は腹側に黒い斑点が多く見られることです。腹側の模様の違いでマサバやセイヨウサバとはすぐに見分けが付きます。栄養
脂質が豊富に含まれており、特に悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果のあるDHAやEPAが豊富で動脈硬化や高血圧などを予防する効果があります。悪性貧血の予防に効果的であるビタミンB12や骨の強化に必要なビタミンD も含まれており栄養豊富な食材です。
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カロリー
ゴマサバには脂質が豊富に含まれるため、カロリーは低くはありませんが良質な脂質が含まれておりダイエットにもおすすめの食材です。ゴマサバは100g(1切れ)あたり約200kcal です。
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保存
ゴマサバは傷みやすい食材であるため、 冷蔵か冷凍保存が基本です。
冷蔵保存の場合
スーパーなどで購入したゴマサバはパックのまま保存するか、水分が出ている場合は水分を拭き取って 冷蔵保存しましょう。冷凍保存の場合
冷凍する場合は塩を振って10分ほど置いて水気を拭きとり、空気が入らないように一切れずつラップに包んで冷凍用保存袋に入れて保存します。リンクをはる
釣り
ゴマサバの釣り方は主に3つあります。
堤防に回遊してくる小サバをが釣れるサビキ仕掛けを使ったサビキ釣り、沖にいるゴマサバを狙えて遠投できるカゴ釣り、群れが寄ってきた場合大漁になることも珍しくないルアーフィッシングです。
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おススメの調理方法
鯖の味噌煮
材料(2人分)
- サバ2切れ
- ねぎ1/2本
- しょうが1/2かけ
- 水200cc
- みそ大さじ2
- 酒大さじ3
- みりん大さじ2
- 砂糖大さじ1
- しょうゆ大さじ1/2
- サバは皮に浅く切れ目を入れる。
- ねぎは3~4cm幅に切る。しょうがは千切りにする。
- フライパンに水、酒、みりん、砂糖、醤油を入れて煮立たせ、ねぎ、しょうがを加える。再び煮立たせ、サバを皮を上にして加える
- サバに煮汁をかけながら煮る。サバの色が変わってきたら、落としぶたをして弱火で5分程煮る。
- 4にみそを溶き入れて再び落としぶたをし、10分程煮る。器に盛り、サバに煮汁をかける。
鯖の塩焼き
材料(4人分)
- サバ(三枚におろしたもの) 1尾分
- 大根 1/3本(約250g)
- すだち 4個
- 塩 約小さじ1と1/2
- サバはペーパータオルで水けをよく拭き、包丁を斜めにかたむけて、深さ5mmの切り目を、5mm間隔で入れる。
- 大根は皮をむいてすりおろし、ざるで水けをきる。すだちは横半分に切る。
- 焼き網を火にかけ、充分に熱しておく。さばをバットに並べ、両面に塩をふる。
- サバを皮目を下にして焼き網にのせ、中火で焼き、焼き色がついてきたら返して裏面を焼く皿に盛り、大根おろしとすだちを添える。
鯖寿司
材料(2本分)
- ごはんどんぶり2杯
- サバ(3枚におろしたもの)2枚
- 大葉6枚
- しょうが1かけ
- 白いりごま大さじ1
- 塩小さじ1/2
- サラダ油小さじ1
- ☆すし酢
- 砂糖大さじ1
- 塩小さじ1/2
- 酢大さじ2
- 大葉、しょうがは千切りにする。
- サバは両面に塩をふり、キッチンペーパーでサバから出てきた水分をふきとる。
- フライパンにサラダ油を入れて熱し、サバの皮目を下にして入れ、焼き色がつくまで焼き、裏に返して3〜4分程焼く。
- ボウルに☆を入れて混ぜる。
- 別のボウルにごはん、☆を入れて切るように混ぜ、大葉、しょうが、白いりごまを加えて混ぜる。
- ラップにサバの皮目を下にしてのせ、サバの上に5の半分量をのせてラップでしっかりと包み、形をととのえる。同様に計2個作る。
- 15分程おき、食べやすい大きさに切り、器に盛る。
まとめ
ゴマサバは年中味が落ちにくく、海外でしか獲れないサバです。ゴマサバを買った際は傷みやすいため、素早く冷蔵・冷凍保存して風味が損なわれないようにしましょう。
ゴマサバは味噌煮や塩焼き、寿司など様々な料理で美味しく食べることが出来るため、ブランドサバなども是非食べてみてくださいね。