ごま中毒とは…原因は？ごまを食べ過ぎるとどうなる？体に悪い？ |

古くから健康にいいとされている食材の一つに「ごま」があります。アンチエイジング効果も期待できると言われていて、毎日食べられている方も多いのではないでしょうか？しかし、ここ近年密かに話題になっているのが「ごまを食べ過ぎて中毒になること」。

今回は「ごま中毒」について詳しく解説していきます。先に記事内容を一覧にしてみました。

ごま中毒とは一体何？
ごまの食べ過ぎは良くないのか？
ごまは1日にどれくらい食べればいいのか？

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで、ごま中毒についてしっかり理解していきましょう。

スポンサードリンク

1 ごま中毒とは
2 ゴマを食べ過ぎるとどうなる？
3 ゴマの適量は？
- 3.1 1日の適量は？
- 3.2 ゴマの効果効能
4 まとめ

ごま中毒とは

ここ近年聞かれるようになったのが「ごま中毒」という言葉です。ごま中毒とは一体何なのでしょうか？

ごま中毒に悩む人が増加中

ごま中毒とは、毎日毎食欠かさずにごまを食べなければ気が済まないという状態の人です。特にごま自体に依存性があるわけではありませんが、健康にいいからと、ついつい毎食欠かさず食べてしまうのです。

原因は？

ごま中毒になってしまう原因は、健康志向の高まりでしょう。様々なメディアで「ごまは健康にいい」と言われ続けているので、健康になりたい人は毎食欠かさずごまを食べてしまいます。中には間食のお菓子の代わりにごまをずっと食べてしまう人もいるのです。

対処法は？

ごま中毒の対処法としては、「ごまを食べ過ぎると実は良くない事もある」ということを知ることです。実は、ごまは体にいい食材ですが、食べ過ぎると弊害もあるのです。次項で詳しくまとめたので、そちらを参考にしてみてください。

スポンサードリンク

ゴマを食べ過ぎるとどうなる？

ごまは健康にいい食べ物ですが、食べ過ぎると様々な弊害が出てきます。いくつか挙げてみたので、詳しくご紹介いたします。

太る

まずごまを食べ過ぎると「太ります」。ごまは体にいい成分が入っている代わりに100gあたり53g以上の脂質が含まれているのです。ごまをすりつぶして「ごま油」が作れることからも分かるように、ごまは油の塊だったのです。

つまり、ダイエットをしている人が大量にごまを食べ過ぎると、ダイエット失敗の原因になってしまうでしょう。ごまは食べ過ぎないことが大切です。

ニキビが増える

ごまを食べ過ぎると、ニキビが増えます。前述した通りごまは脂質の塊です。そのため、過剰に摂取してしまうと、ニキビのできやすいお肌になってしまうのです。

適量を守れば、肌細胞を元気にしてくれる効果が期待できますが、毎日毎食に欠かさず大量のごまを食べていると、お肌の状態は逆に悪くなってしまうでしょう。お肌をきれいに維持したいのであれば、適量を守って食べるのがおすすめです。

便秘になる

ごまを食べ過ぎると「便秘」になります。ごまには大量の食物繊維が含まれていますが、ごまに含まれる食物繊維は「不溶性」の食物繊維なのです。不溶性食物繊維は適量であれば腸を刺激し、便通を良くしてくれます。しかし、適量を超えて食べ続けると今度は便秘を悪化させてしまうのです。

特にストレスの影響で便秘になっている方は、不溶性食物繊維の影響を受けやすいので注意が必要です。また、ごまを食べる時はすりごまにして食べた方が、胃腸での消化がすすみやすく、便秘にはなりにくくなっています。実は、ごまはすらずに食べると、ほとんどが消化されないまま排出される食べ物なのです。

スポンサードリンク

ゴマの適量は？

では、ごまを食べてもいい量はどれくらいなのでしょうか？また、適量を守って食べるとどんな効果が期待できるのでしょうか？

1日の適量は？

ごまの1日の適量は「大さじ1から2杯程度」です。毎食欠かさずスプーンで山盛りのごまを食べている人は、明らかに食べ過ぎなのです。毎日食べると健康になれる食材ですが、毎食欠かさず食べることはやめましょう。前述した通り、ニキビが出来たり便秘になりやすかったりします。

また、ごまは脂質が高いので「朝食か昼食に食べるといい」と言われています。夕食に食べるとそのあとエネルギーを消費する可能性が低いので、体に脂肪として蓄積されやすくなってしまいます。ごまは朝から大さじ2杯を目安に食べるようにしてみてください。