紅茶好きの人にとっては、紅茶は1日に何杯も飲むドリンクですよね。ですが紅茶にはコーヒーほどではないにしてとカフェインが入っています。そのため紅茶の飲み過ぎは体に悪影響がないのかと心配される人もいらっしゃることでしょう。今回は、
- なぜ紅茶を飲んで下痢をしてしまうことがあるの?
- 紅茶を飲みやすくする方法は??
- ダイエット中の方におすすめな午後の紅茶は?
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目次
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午後の紅茶で下痢になる理由
紅茶を飲んで下痢をしてしまったという方も中にはいらっしゃいますよね。それは一体なぜなのでしょうか?偶然なのでしょうか?以下に記載させていただきます。
紅茶が原因で下痢になる場合
紅茶は、カップ1杯あたりだいたい40mgのカフェインが含まれていると言われています。そのため、胃腸が弱い人は紅茶を飲み過ぎてしまうと胃痛や吐き気・消化不良などといったトラブルを引き起こしてしまう可能性もあると言われているのです。ヨーロッパの欧州食品安全機構では、健康を維持するためにはカフェインの摂取量は、成人で1日400mg未満かつ1回の摂取量が200mgを超えないようにと発表しています。そのため紅茶は1日に10杯飲むと飲み過ぎとなってしまいます。しかし、胃腸が弱い人の場合ですと1日10杯に満たない量でもこれらの症状を引き起こしてしまう可能性もあるのです。
ミルクティーのミルクで下痢になる場合
ミルクティーに含まれるミルクが原因で下痢になってしまう人もいます。
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午後の紅茶で下痢・腹痛が起きやすい人の特徴
それでは一体、紅茶で下痢や腹痛を起こしやすい人には何か共通する特徴はあるのでしょうか?以下に記載させていただきます。
乳糖不耐症の人
牛乳を飲むことでおなかにガスが溜まってしまう人やお腹がゴロゴロしてしまう方もいますよね。この原因は、牛乳に含まれる乳糖を消化する乳糖分解酵素が少ないことや、その働きが弱いために起こると言われています。そしてその中でも特に激しい下痢を起こす症状のことを「乳糖不耐症」といいます。乳糖は乳糖分解酵素によって小腸でぶどう糖とガラクトースに分解されます。そしてそれが吸収されることでエネルギーとなるのですが、乳糖不耐症の方ですと、乳糖が分解されずに大腸に運ばれてしまい、腸内細菌が乳糖を分解してガスを出して腸を圧迫してしまったり、大量の水分が一気に大腸に送られてしまったりして下痢になってしまうことがあるのです。そのためミルクティーを飲むといつも下痢をしてしまうという方はこの「乳糖不耐症」である可能性があります。
カフェイン・カテキンに弱い人
カフェインは、集中力を高めてくれたり眠気を覚ましてくれたりする働きがあります。そしてそれだけでなく、交感神経を刺激したり胃酸の分泌を活性化させてくれる働きもあります。そのためカフェインを過剰摂取すると、自律神経のバランスが崩れ、胃腸の働きが活発になりすぎて下痢を起こしてしまうことがあるのです。また、カテキンには酸化がすすむと「タンニン」という渋味成分に変化していくという性質があります。通常の茶葉に含まれる適量のタンニンは、胃の細胞を刺激して消化を助けてくれますが、過剰摂取すると過剰なタンニンが胃の粘膜を荒らして消化液の分泌を妨げたり、吐き気や下痢を引き起こす原因となってしまうことがあるのです。
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紅茶を飲みやすくする方法
紅茶を飲みやすくする方法にはどのようなものがあるのでしょうか?以下にご紹介させていただきます。
はちみつを入れる
紅茶にはちみつを入れると甘くてやさしい味わいになります。さらに、紅茶に含まれるカテキンとはちみつに含まれるグルコースオキシダーゼと呼ばれる酵素の効果で、おいしくなるだけではなく喉にも優しくなると言われています。以下に作り方をご紹介させていただきますので、よろしければぜひ作ってみてください。
- まずはストレートティーを作ります。
- 1にティースプーン2杯ほどのはちみつを入れます。(はちみつの量はお好みで調節してみてください。)
温めて飲む
温めて飲むという飲み方も、紅茶を飲みやすくする飲み方になります。
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おいしい午後の紅茶の種類2選
午後の紅茶にはたくさんの種類がありますが、その中でも特におすすめの2種類を以下にご紹介させていただきます。
午後の紅茶 レモンティー
午後の紅茶のレモンティーには、レモン果汁0.1%と糖類が含まれています。レモン果汁が含まれているためフルーティーな香りとレモンの酸味が特徴的です。
午後の紅茶 無糖
午後の紅茶の「おいしい無糖」は、なんとカロリーゼロの紅茶です。そのためダイエット中の方にはとてもおすすめのドリンクになります。すっきりとした口当たりと茶葉の香り高さが特徴的です。
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まとめ
この記事をまとめると
- 紅茶にはカップ1杯あたりだいたい40mgのカフェインが含まれていると言われている。そのため胃腸が弱い人は紅茶を飲み過ぎてしまうと胃痛や吐き気・消化不良などといったトラブルを引き起こしてしまう可能性もあると言われているのである。
- 紅茶にはちみつを入れると甘くてやさしい味わいになる。さらに、紅茶に含まれるカテキンとはちみつに含まれるグルコースオキシダーゼと呼ばれる酵素の効果で、おいしくなるだけではなく喉にも優しくなると言われている。
- 午後の紅茶の「おいしい無糖」はカロリーがゼロのため、ダイエット中の方にはおすすめである。