銀杏は冷凍保存がおすすめ!保存方法や解凍方法は?美味しい食べ方も解説!

秋になると店頭に並び出す銀杏。たくさん手に入っても銀杏中毒の恐れもあるので、正しく保存して少しずつ楽しみたいですよね。

そんな銀杏について「銀杏って冷凍保存できるの?」「解凍はどうすれば?」「おいしく食べられる方法は?」と疑問に思ったことはありませんか?そこで今回は以下のことについて解説します。

  • 銀杏は殻付きでも、殻を剥いて茹でてからでも冷凍できる。
  • 調理に使う場合は解凍不要。
  • 殻を割って、フライパンや小鍋で炒るとおいしく調理できる。
  • 茶碗蒸しや揚げ銀杏、銀杏の水煮のレシピを紹介。

銀杏を正しく冷凍保存し、おいしく長く楽しめるようになりましょう。

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銀杏の長期保存なら冷凍で!

銀杏は1度に食べ過ぎると中毒になる可能性もあり、少しずつ楽しむほうがいいと言えます。この場合、気になるのが保存方法ですよね。

銀杏は冷凍すると長期保存できます。そこで、銀杏の冷凍保存の方法と解凍方法について解説します。

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冷凍保存の方法

銀杏の冷凍保存は、殻付きのまま保存する方法と、皮を剥いてから冷凍する方法があります。

殻付きのまま保存したい場合は、密封できる袋に入れて冷凍するだけです。殻付きで冷凍すれば約3ヶ月保ちます。皮を剥いてから冷凍する方法は以下の通りです。

  1. 殻をペンチなどで割る。
  2. 薄皮がついたままの状態で5〜7分茹でる。
  3. 茹で上がったら水の中で冷やしながら薄皮を取る。
  4. 水分をよく拭き取り、1回に使う量に分けてラップをする。
  5. 密閉できる袋に入れ、空気を抜き冷凍する。

②で茹でる時に穴あきお玉などで転がすと、薄皮が取れやすくなりますよ。皮を剥いてから冷凍すれば、解凍後すぐに使えるのでおすすめです。殻を剥いて冷凍した場合の保存期間は約6ヶ月です。

解凍方法

茶碗蒸しや炊き込みご飯など調理に使う場合、解凍は不要です。なぜなら、調理中に自然に解凍されるためです。

また、調理せずにそのまま食べたい場合は、冷蔵庫に半日ほど置きましょう。ただし、新鮮なものに比べると味は落ちるので調理せずに食べたい場合、冷凍保存はあまりおすすめしません。

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銀杏の美味しい食べ方

料理

銀杏はいつも調理する食材ではないので、調理法にあまり馴染みがない方も多いですよね。そこで、銀杏の殻の剥き方や、炒り方を解説します。

殻の剥き方

銀杏の殻剥きには大きな力が必要です。なぜなら銀杏は実の中央にある胚乳しか過食部分がなく、内種皮と呼ばれる殻が非常に硬いためです。

例えば、銀杏割り器やペンチ、ハンマーを使うと比較的簡単に殻剥きできます。このとき、銀杏の縦筋の方向に力を入れるのがポイントです。

力を入れ過ぎると中身を潰してしまうので、力加減は調節してくださいね。

炒り方、フライパンや小鍋で

銀杏はフライパンや小鍋で炒るとうまく調理できます。これは、火加減が調節しやすいためです。

殻を割った後、フライパンや小鍋に入れて中火で10分程度炒ります。割れ目が広がって、ヒスイ色が見えるようになったら完成です。

銀杏をフライパンで炒る場合、テフロン加工されているものは銀杏の殻が擦れてテフロンが剥がれやすくなるので、ステンレスや鉄製のフライパンを使うようにしましょう。

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銀杏のレシピ

レシピ

銀杏をそのまま食べるのもおいしいですが、レシピによってはさまざまなアレンジができます。そこで、銀杏の茶碗蒸しや揚げ銀杏、銀杏の水煮のレシピについて解説します。

茶碗蒸し

銀杏は中国で薬膳料理に使われていた背景があり、中国の食文化が伝わった時に茶碗蒸しにも銀杏を入れるようになったと言われています。基本の茶碗蒸しのレシピは以下の通りです。

  • 卵 2つ
  • だし汁 300ml
  • えび、鳥、しいたけ、かまぼこ、ミツバなど、好きな具材 適量
  • 銀杏 適量

卵とだし汁をよく合わせ、漉し器で漉します。器に好きな具材と銀杏を入れ、卵液を流し込みます。蒸し器に入れ10分ほど蒸すと完成です。

固まっていない場合は様子を見ながら蒸し時間を調節してくださいね。

揚げぎんなん

銀杏は油との相性も抜群で、揚げ銀杏にするとお酒によく合います。揚げている間に薄皮が浮いてくるので、煩わしい薄皮剥きをする必要がなくに簡単に食べられますよ。

  1. 殻を取った銀杏を160度程度の中温の油で揚げます。
  2. 薄皮が剥がれて透明感のあるヒスイ色になったら取り出して油をよく切ります。
  3. 適量の塩を振ると完成です。

剥がれた薄皮は熱いうちに油から上げて処分すると油切れがよく扱いやすいので、早めに取り除いておきましょう。

ぎんなんの水煮

銀杏を水煮にすると、もちもちした食感が楽しめます。スープや中華おこわに入れてもよく合いますよ。

  1. 銀杏の殻を剥きます。
  2. たっぷりの水と塩を沸騰させ、銀杏を入れます。
  3. 3〜5分きれいな緑色になるまで茹でます。
  4. 冷まして薄皮を取れば完成です。

茹でている間に薄皮が取れてくるので、茹でる前よりも後に薄皮を取ることがおすすめです。薄皮も食べられるので、面倒な方はそのまま食べても大丈夫ですよ。

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まとめ

銀杏は冷凍すると3ヶ月以上も長持ちするんですね。

この記事をまとめると

  • 殻付きのまま冷凍すると3ヶ月、殻を剥いて茹でてから冷凍すると6ヶ月保存できる。
  • そのまま食べる場合は冷蔵庫で半日解凍、調理に使う場合は解凍不要。
  • 銀杏をおいしく調理するにはフライパンや小鍋で炒ることがおすすめ◎
  • 銀杏を使ったおいしいレシピは茶碗蒸しや揚げ銀杏、銀杏の水煮。

銀杏中毒を避けて少しずつ秋の味覚を楽しむためにも、長期保存できる冷凍保存の方法を覚えておいてくださいね。

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