お米を炊くときに玄米を入れたり、玄米ご飯を食べる人もいると思います。何気なく玄米を食べて、アレルギーと思われる症状が出たことがある人もいるのではないでしょうか?穀物である玄米とアレルギーのイメージが繋がらない人もいるはずです。
- 玄米でアレルギーが出る理由とは
- 玄米が悪い?その理由とは
- アレルギーの改善方法について
アレルギーの原因物質や改善方法を知ることで、アレルギーを起こさない生活をすることが可能となります。
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目次
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アレルギーについて
玄米やお米のアレルギーは増えており、日本人の主食を食べることができないのはちょっと寂しいですね。なぜ玄米によってアレルギーが出るのでしょうか?
オメガ6系の脂質(リノール酸)が原因の一つ
アレルギー症状の原因といわれるものにオメガ6系の脂質である「リノール酸」があります。リノール酸は、油などさまざまものに含まれていますが、リノール酸の摂り過ぎによってアレルギーが起きるといわれています。身体に良いとされ、摂る人も多いかと思います。
元々は身体に良いリノール酸ではありますが、過剰摂取は良くありません。特に玄米には多くリノール酸が含まれており、食べ過ぎるとアレルギーが起きることに繋がってしまうようです。
糖質もアレルギーの原因
リノール酸と共に、糖質もアレルギーの原因になるといわれていますが、糖質は摂りすぎることでアレルギーに対抗するコルチゾールというホルモンの分泌を減少させてしまうのです。コルチゾールの減少によってアレルギー症状を悪化させてしまいます。
玄米がアレルギーに悪いといわれる理由
玄米はアレルギーに悪いといわれますが、実際にどのような理由があるのでしょうか?
穀類は糖質を多く含む
玄米も穀類も穀類は糖質を多く含みます。糖質が多いことで、コルチゾールを減少させてしまいます。糖質を多く摂ると、血糖値が急上昇してインスリンが大量に分泌され血糖値を下げるのですが、血糖が急激に下がるとコルチゾールが分泌されるのです。
糖質の過剰摂取はコルチゾールを過剰分泌することになり、本来必要な時にコルチゾールが不足してしまうことになります。結果としてアレルギーの症状を悪化させてしまうのです。
アレルギー体質の人の胃腸に玄米の果皮は負担
そして気をつけたいのが、玄米の果皮はアレルギー体質の人には負担になってしまうということです。玄米の果皮には栄養素が豊富だといわれており、食物繊維などが白米の6倍もあるといわれています。
しかし、消化しにくいことが知られています。摂りすぎてしまうと胃腸の負担となってしまいます。消化がしにくいことでアレルギーを起こしやすいので、アレルギー体質の人は気をつけることが必要です。
玄米菜食だとリノール酸を含む油の使用が多くなりがち
ダイエットやヘルシーな食生活のために、玄米菜食をしている人もいるかと思います。健康には良いのですが、玄米菜食はアレルギーの原因となるリノール酸を含む油をの使用量が多くなりがちです。
適量であれば問題のないリノール酸ですが、元々リノール酸が多く含まれる食品を多く摂ることになるので、アレルギーを引き起こしやすくなるのです。玄米を主食にする場合には合わせる食べ物を気をつけるようにしましょう。
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アレルギーの改善方法
もしも、玄米などの理由によりアレルギーを起こすようになった時には、改善方法などはあるのでしょうか?
生活習慣を整える
アレルギーの原因にはさまざまな理由がありますが、生活習慣による問題でアレルギーを起こしてしまうことが分かっています。不規則な生活などをしていると免疫力が低下します。アレルギーを起こしてしまう可能性が高くなります。
規則正しい生活、適度な運動、偏りのない食生活などによって、生活習慣を整えることが大切です。
アレルギーのある食品は食べない
完全にアレルギーを改善するということは難しく、アレルギーの原因となる食品を食べないようにすることもアレルギーを起こさないためには必要です。アレルギー検査などをしてアレルゲンを特定して、食べないというのも1つの方法です。
少量でも摂取することでアレルギーを起こしてしまう人などは、完全にアレルギーの原因を排除することはできないかもしれません。アレルギー症状は時に命を奪う可能性もあるので、極力食べないように気をつけるとアレルギーを起こす可能性は低くなります。
まとめ
玄米によるアレルギーと、アレルギーの原因について紹介しました。
この記事をまとめると
- 玄米に含まれるリノール酸を過剰摂取してしまうことでアレルギーを起こしやすくなる
- 玄米に多く含まれる脂質が身体に必要であるコルチゾールを減少させてしまう
- 生活習慣を整えることや、アレルギーの原因になる食品を控える
玄米に含まれるリノール酸の過剰摂取によりアレルギーを発症してしまいます。リノール酸は他の食品にも含まれてるので、アレルギーを起こした時には食べるのを控える必要があります。
日常生活においても、生活習慣を整えることによりアレルギーを起こす可能性を減らすことができます。