ガパオライスの味は辛い?辛さを和らげる方法を知って美味しく食べる

ガパオライスバジルの爽やかな香りとナンプラーの旨みが食欲をそそるタイ料理。数年前からコンビニにも登場し、巷ではかなり美味しいと評判ですよね。もはやどこでも気軽に楽しめるエスニック料理となりました。

南国タイでは国民食のガパオライスは、日本人好みの味で人気急上昇!最近ではガパオライスの専門店も増えているとか。

でも、実のところ本当に美味しいのか気になりませんか?エスニック料理ってけっこう辛い料理が多いけれど、辛い料理が苦手な人って意外と多いのが実情です。

そこで、今回は「ガパオライスって辛いの?」「すごく辛すぎて食べれなかったらどうしたらいいの?」などの疑問にお答えするだけでなく、美味しく食べられるお役立ち裏技をまとめました。

  • ガパオライスってどんな味?どれくらい辛いの?
  • もし辛すぎて食べれなかったらどうやって辛さを押さえたらいいの

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ガパオライスはどんな味?

ガパオライスはじっくり炒めた挽肉と野菜と、ホーリーバジルの香り豊かな風味やナンプラーの旨みが食欲をそそるバジル入り肉炒めご飯です。

この「ガパオ」とはホーリーバジルのタイ語、すっきりした味でクセがなく、きりっとした芳香があり、加熱しても香りが飛ばないのでエスニック料理にぴったりのハーブです。

一見、バジルとミントを合わせたような葉っぱの形をしていて、本場タイでは聖なるハーブとして崇められています。ホーリーバジルなくしてはガパオライスは語れない、まさに主役級の具材とも言えるのです。

具材の肉は、日本では鶏肉を使うことが多く、現地のタイではシーフード、チキン、ビーフにポークなどいろんな食材が使われています。

ガパオライスの調理は、ホーリーバジル、パプリカ、調味料のナンプラーと砂糖、トッピングに目玉焼きが定番です。でも他にも作り手によりいろんな具材が使われることもあります。

辛い?

基本的にガパオライスは辛みがあります。でもピリピリする辛さではなく、じわっと奥深い辛さです。日本のガパオライスは日本人仕様で辛さをマイルドにしているものがほとんどです。

本国タイのガパオライスは、赤トウガラシと青唐辛子の2種類がたっぷり使われているのでとても辛いのです。

辛さの原因

ガパオライスは赤唐辛子を使用しているので基本的に辛いです。唐辛子には辛み成分のカプサイシンが含まれていて、これが舌に触れることで辛さを感じます。カプサイシンが多ければ多いほど人は辛さを強く感じます。

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辛さを和らげる方法は?

ガパオライスは最近では手軽で美味しく作れる市販のペーストがいろいろ販売されていて身近なスーパーなどでも見かけたり、最近はどこでも手軽に入手出来るようになりました。

ペースト無しでももちろん作れるのですが、唐辛子の量とか、慣れないとうっかり入れすぎて、出来上がって食べてみたら辛くてとても食べられなかった、なんて声も良く聞きます。

でもこのペーストで作ると、手軽に美味しく本場の味が再現出来ると評判です。しかも辛さの調節がしやすいのでお勧め!ではどうやって辛さの調節ができるのでしょうか?

ペーストを炒める時間を長くしない

香辛料熱を加え火を通す時間が長くなればなるほど辛みが増す特徴があります。このペーストには適量の香辛料が入っているので、炒めても辛すぎて食べれないなんてことはめったにありませんが、自分で作るときに、炒める時間を短めにすることで辛みをより抑えることもできます。

砂糖を適量入れる

辛さを抑えるには、糖分を加えるのが効果的です。砂糖を少し入れるか、はちみつを少々加えてみましょう。または甘めの味のケチャップを加えるのも良いでしょう。かなり辛みが抑えられるのでおすすめです。

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辛さを和らげる調味料

砂糖以外にも、辛さをやわらげる調味料はこんなにあります。それぞれどのように使えば辛みを抑えられるのでしょうか?

マヨネーズ

マヨネーズに含まれている油と酢酸は、辛み成分のカプサイシンを包み込んで、舌の辛みを感じるセンサーをブロックする効果があるので辛みをぐっと感じにくくなります。さらにマヨネーズによってクリーミーさが加わり、まろやかな味になるでしょう。

レモン・ライム

辛みを抑えるとして、レモンやライムなど柑橘系のジュースを入れる方法があります。これはレモンに含まれるクエン酸が唐辛子に含まれるカプサイシンを和らげる作用があるからです。

ただ、絞った液をそのまま入れると酸っぱすぎますので、液をすこし水で薄めるなどして、少しずつ加え途中で味をチェックしてみてくださいね。

乳製品

辛さを抑える一番効果的な食材ナンバーワンは、牛乳です。牛乳に含まれるカゼインは、唐辛子の辛み成分であるカプサイシンを抑え、辛みを感じさせる舌の味覚をブロックする働きがあるからです。さらに辛さから胃腸の粘膜も保護するので、胃もたれや腹痛からも守ってくれます。

牛乳は挽肉との相性がいいので、もしガパオライスが辛すぎて食べられない時は、牛乳を少し加えてみるのもよいでしょう。

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まとめ

ガパオライスバジルの爽やかな香りとナンプラーと挽肉のコクが抜群の相性のタイ料理で、後を引く辛さがクセになる美味しさがあります。でもその辛さがあまりにも強すぎたら、せっかくの美味しい料理を美味しく食べられませんよね。

でも辛さの性質を理解すれば、ちょっとした工夫でこんなに美味しく食べられることがわかりました。

この記事をまとめると

  • ガパオライスは辛み成分のカプサイシンを含んでいる赤唐辛子が入っているので辛みがあります
  • 唐辛子の辛み成分は、熱を加える時間が長ければ長いほど辛くなる性質があります
  • 熱を加える調理時間を短くすると辛みを抑えられます
  • 辛さを和らげるには、辛み成分を抑える砂糖かマヨネーズがレモンなどの柑橘系、または乳製品を加えましょう

ガパオライスに入っている唐辛子は、ただ辛さの為だけではなく、油でじっくり炒める事で香ばしい唐辛子の香りと風味を食材にうつしウマミを引き出す役目もあります。また殺菌効果も高いので、南国の熱い国では食べ物の傷みを防ぐために、辛い料理が多いのもうなずけますよね。

でも辛さの我慢レベルって人それぞれ!辛いのが苦手な方は、ガパオライスだけに限らず是非、自分好みの辛さで食べる事が出来るこの方法を試してみてくださいね。

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