舟塚山古墳を解説!アクセス・周辺おすすめランチまとめ

茨城県石岡市、かつて常陸国の国府が置かれた都市としても知られ、茨城県という名前の発祥の地ともなったと言われているこの街に『舟塚山古墳』はあります。

築造された場所から、通称「入舟(入船)」とも呼ばれている『舟塚山古墳』を今回は一緒に見ていきましょう!

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舟塚山古墳とは

-石岡市観光協会-

『舟塚山古墳』をお話する時にまずもっとも触れられるのがその大きさです。

茨城県最大、関東地方でも群馬県にある「太田天神山古墳」に次いで第2位という大きさを誇ります。

その大きさは墳丘長186メートル、後円部の高さ11メートルです。なお、『舟塚山古墳』の周囲には周濠が巡らされており、周濠を含めた大きさは約260メートルにも及びます。

『舟塚山古墳』の形状は前方後円墳で、築造の形が大仙陵古墳やウワナベ古墳と似ていることが指摘されています。

また、『舟塚山古墳』の周辺には陪塚と考えられている小古墳が発見されています。

『舟塚山古墳』の表面には円筒埴輪が並べられたと考えられており、出土した埴輪や形から5世紀後半の築造と推定されています。

残念ながら被葬者は明らかになっていませんが、地元では『舟塚山古墳』から多数の大刀が見つかっていることから新治郡・行方郡・稲敷郡域を治めた大豪族の墓という説や、茨城国造の首長墓とする説もあります。

1921年に国の史跡に登録されました。

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舟塚山古墳の基本情報

読み ふなつかやまこふん
所在地 茨城県石岡市北根本597
営業時間 無休
入場料: 無料
形状 前方後円墳
大きさ 墳丘長186メートル、後円部の高さ11メートル
時代 古墳時代中期
作られた時期 5世紀後半

出土品

地元に残る伝承では多くの大刀が見つかったとされています。

また、周辺の陪塚からは木棺、石棺、短甲、盾、直刀などが出土しています。

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舟塚山古墳周辺の観光スポット

ここからは『舟塚山古墳』と一緒に楽しめる周辺の観光スポットを紹介します!

全部で3箇所をご紹介するので、時間を合わせて訪れてみてください!

見どころ1:柿岡からくり人形

お祭りで披露される3体の人形を操って踊っているように見せる人形です。

山車の上に柱を立てて、「ことわり人形」、「はらんばい人形」、「くらり人形」を乗せて「矢車拍子」の囃子に乗せて踊ります。

とても楽しく見られる地元の名物です。

見どころ2:大覚寺

石岡市の最北端にあるのが、浄土真宗本願寺派の大覚寺です。

風情ある場所となっており、「東西南北のいずれの方から眺めても裏見無しの庭」と評されるほどです。

小林一茶も訪れたことでも知られており、「秋のねや祖師もかような石枕」の句碑が境内にあります。

ゆっくりと自然を感じながら休憩するには良い場所です。

見どころ3:常陸国分寺跡

『舟塚山古墳』と並び、国の史跡に登録されている場所です。聖武天皇の勅願によって741年に建てられた常陸国のお寺です。

七重塔心礎・中門・金堂などの礎石が残っており、築造当時に思いを馳せることができます。

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舟塚山古墳へのアクセス

駐車場がないため、公共交通機関での移動がおすすめです。

電車・バス

(JR)常磐線 高浜駅から徒歩約10分

舟塚山古墳周辺のランチおすすめ3選

キッチンさくら

地元で大人気の町の洋食屋さんです。ハンバーグ、カレー、エビフライなど心踊るメニューが揃っていますのでぜひどうぞ。

住所 茨城県石岡市国府4-4-20
TEL 0299-22-2807
営業時間
定休日
40席
駐車場

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タロン

ランチには賑わいを見せるお店です。ハンバーグが美味しいと評判なのでご賞味ください。

住所 茨城県石岡市高浜706-1
TEL 0299-26-0291
営業時間 11:00~21:30
定休日 月曜
駐車場

焼肉石岡苑

上カルビ、上タンなど美味しい焼肉を食べることができる地元の名店です。ガッツリ食べたい人にはおすすめです。

住所 茨城県石岡市貝地2-11-17
TEL 0299-23-8929
営業時間 11:00〜14:00、16:00~23:00
定休日 火曜
50席
駐車場
HP http://www.ishiokaen.com/

まとめ

いかがでしたか?

今回は茨城県最大、関東地方でも第2位という大きさの『舟塚山古墳』のお話でした。

被葬者は明らかになっていませんが、これだけの古墳ですからかなりの権力者だったことは間違いありません。

高浜駅から歩いていけるアクセスの良さも魅力ですので、ぜひ一度訪れてみてください!

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