フォローアップミルクは太る?あげすぎの危険性はある?いつまで?

「離乳食が始まって数ヶ月経ったけど、なかなか食べてくれない…」

「そろそろミルクを卒業しようかな…」

こんなときに、ママ友やネット記事などで、フォローアップミルクの存在を知る方も多いかもしれません。「飲ませた方がいい」という情報もあれば、「太るから飲ませない方がいい」という情報もあり、迷ってしまいますよね。今回は、

  • フォローアップミルクとは
  • フォローアップミルクの特徴
  • フォローアップミルクのデメリット
などをご紹介します。

この記事を読めば、フォローアップミルクについて詳しくなり、お子さんにあげる必要があるかどうか分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

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フォローアップミルクとは

そもそも、どのような子にフォローアップミルクが必要なのでしょうか?まずは、離乳食との関係性について解説していきます。

離乳食がすすまない子へ与えるミルクのこと

子供の成長に欠かせない栄養素のひとつとして「鉄」があります。「鉄」は、レバーやぶり、納豆や青菜などに多く含まれますが、離乳食が進まないお子さんだと、食事だけでの栄養補給が難しいことがあります。

そのような場合の栄養補給のひとつとして、フォローアップミルクがあります。

焦って離乳食を与える必要はない

しかし、離乳食の進むペースはお子さんそれぞれによって個人差があります。ご飯の度に、「うちの子、栄養が足りていないんじゃ…?」と過度に心配する必要はありません。

小さいうちは食べむらが多い時期にもなりますので、1週間など長いスパンで栄養が取れていれば問題ありません。「でも、やっぱり心配…」という場合は、かかりつけ医の先生に相談してみるのもいいかもしれませんね!

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フォローアップミルクの特徴

レシピ

続いて、フォローアップミルクの特徴についてみていきましょう。太りやすいかどうかについても解説します。

鉄分を多く含む

フォローアップミルクは、「鉄」を多く含むことが大きな特徴です。本来は離乳食から摂取することが理想ですが、食べむらや好き嫌いなどが長く続き、鉄分が不足してしまうこともあると思います。

そんなときに、フォローアップミルクを飲むことで、不足しがちな鉄分を補うことができます。

いつまであたえてもいいの?

フォローアップミルクをあげる期間の目安として、生後9か月以降&3回食が始まったタイミング〜3歳くらいまでを対象としている製品が多いです。目安は3歳までとなっていますが、お子さんの離乳食・幼児食の進み具合に合わせて、いつまであたえるかを考える必要があります。

太りやすいって本当?

「フォローアップミルクは太る」という話を聞いて、不安な気持ちになったことがある方もいるかもしれません。

しかし、「フォローアップミルクを飲む=太る」という訳ではありません。フォローアップミルクは、あくまでも離乳食でとるべき栄養を補うためのものなので、離乳食が順調に進んでいるお子さんには必要がありません。

離乳食をたくさん食べているのに、さらにフォローアップミルクも飲んでいるとなると、太ってしまう可能性はあります。また、フォローアップミルクは甘くて飲みやすいため、おかわりを求められることもあるかもしれません。

しかし、あたえすぎは太ってしまう原因になるので、1日の目安量をしっかりと守るようにしましょう。

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フォローアップミルクをあげすぎるデメリットがある?

フォローアップミルクの特徴が分かったところで、「デメリットはあるの?」ということを解説していきます。

虫歯になる

フォローアップミルクには、糖類が含まれているため、虫歯になるリスクがあります。フォローアップミルクに限らず、おやつや離乳食を食べた後にも共通することですが、食べたり飲んだりした後はお水を飲ませる癖をつけることをおすすめします。

また、哺乳瓶で飲むと虫歯のリスクが上がるため、コップなどで飲ませてあげましょう。

亜鉛や銅が含まれない

フォローアップミルクは、0か月からのミルクの代わりではなく、牛乳の代わりという位置付けになります。1歳未満の子が牛乳を飲むと、鉄分不足を深刻化させる可能性があるため、牛乳の代わりに開発されたものです。

一方、0か月からのミルクは母乳の代わりという位置付けになるため、亜鉛や銅など、乳児期に必要な栄養素をバランス良く含んでいます。

あくまでも、フォローアップミルクは離乳食で不足しがちな栄養素を補うためのものです。フォローアップミルクだけでは必要な栄養素を全てとることはできませんので、注意が必要です。

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手間がかかる

0か月からのミルクを使ったことがある方はお分かりかもしれませんが、ミルクを作るのは意外と手間がかかります。お湯を準備したり、メモリ付きのカップで量ったり、冷ましたり…

しかし、フォローアップミルクは新生児に飲ませるものではないので、0か月からのミルクに比べると、そこまで神経質になる必要はありません。製品によって、50℃程度にさましたお湯で溶かしてから規定量まで薄めるもの、最初から水で溶けるものなど、様々なものが出ているため、作りやすいものを探してみるのもいいかもしれませんね!

離乳食が進まなくなる

フォローアップミルクは甘くて飲みやすいため、「離乳食よりもミルクがいい!」となってしまうお子さんもいるかもしれません。食べる前にあげてしまうと、お腹がいっぱいになってしまい、ますます離乳食の食べが悪くなってしまいます。

フォローアップミルクをあげる場合は、食事と食事の間など、お腹がいっぱいにならないタイミングを見つけてあげるようにしましょう。夜寝る前にあげる場合は、虫歯のリスクを減らすためにも、お水を飲ませたり歯磨きをするようにしましょう。

また、フォローアップミルクは離乳食に混ぜて調理することもできます。牛乳や豆乳の代わりとして、シチューやミルク煮、パンケーキなどに混ぜ込むと優しい甘さで美味しくなりますよ!フォローアップミルクを飲むとお腹がいっぱいになってしまうというお子さんには、離乳食に混ぜ込んであげた方がいいかもしれませんね。

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まとめ

今回は、フォローアップミルクの特徴やデメリットなどについてご紹介しました。

この記事をまとめると

  • フォローアップミルクを飲ませるか迷ったら、かかりつけ医に相談してみる
  • フォローアップミルクを飲んだからといって太る訳ではない
  • フォローアップミルクだけでは全ての栄養素を補えない
  • 離乳食の妨げにならないようにしよう

ということです。フォローアップミルクは必ずあげなければいけないものではなく、お子さんのペースに合わせて、使うかどうか判断するものです。

お子さんが離乳食を食べてくれないと不安になりますが、かかりつけ医などと相談しながら、離乳食やフォローアップミルクと上手に付き合っていけるといいですね!