いちじくってどんな色?緑色から追熟できる?栄養・旬・品種・食べ方を紹介

いちじく」は独特な食感と見た目をした季節のフルーツですが、美味しいいちじくの色を知っていますか?食べ頃のいちじくの色や、緑色のいちじくの対処法など、いちじくの色について着目してました。それでは、

  • いちじくの栄養
  • 美味しいいちじくの色とは?
  • 緑のままのいちじくとは?
  • いちじくの旬・産地・食べ頃
  • 美味しいいちじくの見分け方

これらのテーマについて紹介いたします。

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いちじくの栄養

「いちじくの栄養素」には、ビタミンE酸・食物繊維やその仲間であるペクチンがあります。ビタミンEには強い抗酸化作用があり、体のサビつきと戦って老化を防止するアンチエイジング効果があります。

また、ペクチンによって便秘の解消・予防や、コレステロール値を下げたり血糖値を下げる働きがあります。いちじくに含まれる主な栄養素はコチラです。

  • ビタミンE:ビタミンEは、強い抗酸化作用、加えてコレステロールの酸化を防ぎ血流を良くする働きを持っています。また、毛細血管の収縮を抑制することで、細くなった血管が広がることで血流の悪化による体の不調改善効果もあるビタミンです。
  • 葉酸:葉酸は、細胞分裂の核酸合成に不可欠であり、胎児の発育や妊婦において重要なビタミンです。胎児の場合は、脊椎の正常な分化を促進し先天性の奇形リスクを減らします。赤血球の分化に特に関わっており、貧血予防に効果があります。アミノ酸代謝にも関わるビタミンです。
  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • ペクチン(水溶性&不溶性):ペクチンは、植物の細胞壁に含まれている多糖類で、砂糖やさんを加えることでゼリーの様なとろみに変化します。水溶性と不溶性の2種類に分類することができ、主な働きは便秘・下痢の解消、コレステロール値、血糖値を下げる栄養素です。
  • カリウム:カリウムは、細胞の水分量及び、体内の水分の排出に関わるミネラルで、細胞の中に主に存在しています。ナトリウムとセットで、体内の水分量を調整し、体内にある過剰な水分の排出を促進させます。むくみや冷え性と言った不調の改善効果があります。

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美味しいいちじくの色とは?

美味しい食べ頃のいちじくは、皮が濃い紫色・茶色をしています。しっかり色づいているのが美味しいいちじくの色なので、スーパーなどで購入する際の見分け方として覚えておきましょう。

緑のままのいちじくとは?

全体や一部が緑色のいちじくは、完熟する前に収穫されてしまった未完熟のいちじくです。

緑のまま・青いままは未熟

未熟ないちじくは、表面の色が緑色のままです。完熟すると紫色〜茶色っぽい濃い色になりますが、完熟前に収穫されてしまったいちじくは青いままとなります。全体が緑でなくても、部分的に緑色であれば未完熟ないちじくと言えます。

また、熟していないいちじくは甘みが物足りないのが特徴です。本来いちじくは、とろけるような甘みを持つ果物です。しかし、完熟前に収穫されてしまうと甘くなかったり、味がまずいことも。

いちじくは追熟できない

残念なことに、収穫後のいちじくは熟さない=追熟できないのが特徴です。そのため、熟していないいちじくを常温で保存しても、それ以上熟すことはありません。収穫前であれば熟すのですが、木から切り離してしまうと熟さないのです。

追熟とは?

常温で数日放置することで、熟して甘みをますこと

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いちじくの旬や食べ頃・産地

いちじくの「旬や食べ頃・産地・主な品種」について、見ていきたいと思います。いちじくは通年出回っている果物ではないので、季節限定フルーツです。旬の時期や食べ頃をおさえて、短いチャンスを逃さないようにしましょう♩

旬と食べ頃

いちじくの旬の時期は、基本的に秋となります。品種によっては夏に収穫できるものもありますが、8〜10月頃に出回ります。

産地

いちじくの主な生産地は、 和歌山県・愛知県・兵庫県 となっています。

いちじくの主な品種

いちじくには、食べられている品種が複数あります。どれも基本的に食べることができるのですが、皮ごと食べられるいちじくの品種をご紹介します。

  • ゼブラスイート…非常に美味
  • ザ・キング………夏に収穫可能
  • セレスト…………糖度18度以上!
  • ビオレソリエス…11月まで収穫可能
  • 桝井ドーフィン…日本で一番の生産量
  • ブルンスウィック…耐寒性に優れる

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スーパーのいちじく見分け方

スーパーでいちじくを購入する際に、できるだけ美味しいものを選ぶ見分け方のコツをご紹介します。いちじくは追熟できないので、購入時に甘そうなものを選ぶのが大切ですよ◎

美味しいいちじくの見分け方
  • 緑色の部分がなく、しっかり色づいているもの
  • 表面にハリがあり、萎んでいないもの
  • 切り口がみずみずしいもの

時間が経つと水分が抜け萎んでしまったり、皮にシワが入ったりします。できるだけハリがあってみずみずしいものを厳選しましょう。

いちじくの美味しい食べ方

いちじくを使ったオススメのデザートレシピをご紹介します。いちじくそのものに甘みがあるので、どんな方法でも美味しく食べられるのが魅力です♩

シャーベット

いちじくを丸ごと凍らせ、潰すとフレッシュなシャーベットとして食べることができます。種の食感がアクセントで、自然な甘みが美味しいですよ。冷凍すれば約1ヶ月日持ちするので、長期保存したい時にオススメです。

コンポート

コンポートは果物と砂糖を鍋でよく似た形あるデザートです。いちじくの皮で包まれた中には弾けるような種があり、味も食感も美味しいデザートに仕上がります。

ジャム

ジャムはペースト状にしてしまうので傷んでいても元気な部分を使うことで活用できます♩お好みの砂糖の量で自分好みの甘さに調整しましょう。ヨーグルトに入れたりパンに塗ったり、ジャムの用途はいろいろです◎

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まとめ

美味しいいちじくの色・追熟」などについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • 緑色のいちじくは未完熟で甘くない可能性が大
  • 収穫後のいちじくは追熟できない!
  • 美味しいいちじくは、①しっかり色づき ②ハリがあり ③みずみずしいもの

いちじくは夏の終わりから秋の時期にかけて出回る期間限定フルーツなので、是非短い期間に美味しいいちじくを堪能してみてくださいね♩

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