エリンギは美味しいキノコ類の一つですが、食べると食中毒症状を起こす原因となることがあります。その症状や原因には、一体何があるのでしょうか?今回は、
- エリンギよる食中毒の原因・症状
- 生で食べられる?
- 生焼けにしない加熱時間
- 腐った時の見分け方
これらのテーマについて紹介いたします。
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目次
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エリンギで食中毒は起こる?
エリンギを食べた時、下痢や腹痛といった食中毒症状が出ることがあります。その原因は、エリンギが生焼けだったことによる可能性が高いです。
エリンギには必ずしも菌が付着しているわけではありませんが、稀に付着していることがあります。また、エリンギが持っているある成分によっても食中毒を引き起こすことがあります。
そして、エリンギで食中毒を起こすもう一つの原因は腐ったエリンギを食べた時です。賞味期限切れのエリンギや、見た目や臭いが怪しいたけのこは食べないようにしましょう。
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エリンギは生食できる?できない?
エリンギを始めとする多くのキノコ類は、生で食べることができません。椎茸や松茸でも言えることです。しかし、マッシュルームだけは生でも食べることができます。
シアン化合物…きのこが溜め込みやすい成分→加熱すると揮発するので心配ない
エリンギには、シアン化合物という体に害のある有害成分が含まれていますが、 熱に弱いため加熱すれば問題はありません 。
生焼けに注意
生焼けのエリンギを食べると食中毒になる可能性がある ので、しっかり焼いたり茹でだりして火を通してください。毒成分は熱に弱く、加熱することで揮発するので安心しましょう◎エリンギによる食中毒・食あたり症状は?
生焼けのエリンギを食べた場合に起こり得る食中毒の症状には、何があるのでしょうか?生エリンギによる食中毒・食あたり症状をいくつか見てみましょう。
- 腹痛
- 吐き気
- 下痢
腹痛
生エリンギによる食あたり症状1つ目は、腹痛です。ホルムアルデヒドには胃腸障害を起こす危険性があるため、消化不良などのトラブルを起こして胃痛や腹痛といった症状が出ることがあります。
吐き気
2つ目は、吐き気です。胃腸障害が起こることで出る症状で、食あたりによくある症状です。
下痢
3つ目は、下痢です。胃腸障害は腸にも影響するため、上手く消化することができずお腹を下すこともあります。
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エリンギを生焼けにしない加熱時間
生のエリンギは食中毒を起こす危険性があるので、調理する際はしっかりと加熱して火を通しましょう。フランパンで焼くのであれば片面最低2分は加熱しましょう。スープなどで茹でる場合は火が通りやすいです。
トースター加熱には注意
エリンギを焼く時、トースター加熱する際は注意が必要です。フライパンや鍋などで加熱するのとは違い、温度が低いので火が通りにくいです。エリンギをそのままトースターで焼く時は、生焼けに注意してください。
エリンギが腐るとどうなる?
腐ってしまったエリンギには、このような状態が現れます。
- 臭い:酸っぱい臭いがする
- 変色:茶色く変色している
- 見た目:白いふわふわしたカビが生えている
- 感触❶:表面がぬるぬるとして水が出ている
- 感触❷:ぐにゃぐにゃ柔らかくなっている
エリンギはカサの部分が茶色くなっているのが通常の色ですが、傷み始めると 軸の部分まで茶色く変色 していきます。
また、 カサの表面がぬるぬるしてヌメリがあったり、水気が出る こともあります。酷い場合には ふわふわとしたカビが生えたり 、また ぐにゃぐにゃと柔らかくなる こともあります。残念ですが腐ったエリンギは食べられませんので、廃棄するようにしましょう。
詳しくはこの記事をチェック!
腐りやすくなる原因や日持ち、保存方法などについて上記記事で詳しく紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。
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まとめ
この記事をまとめると
- エリンギよる食中毒の原因の多くは、生焼けによるもの
- シアン化合物という成分によるもの→加熱で影響は出なくなる
- 主な食中毒症状は、腹痛・下痢・発熱・嘔吐・吐き気など
- 腐ったエリンギを食べた時も食中毒は起こるので早めの消費・上手な保存を
エリンギを始めとするキノコ類を生食すると食中毒を起こすことがあるので、しっかり加熱しましょう。傷んだエリンギもNGなので、すぐに消費できない時は冷凍して安全に保存しましょう!
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