エルバステラの味はまずい?おいしい?どんな野菜?効能や食べ方は?

エルバステラという野菜をご存知でしょうか?恥ずかしながら筆者は、見たことも聞いたこともありませんでした。調べてみると、どうやらイタリアから来た野菜のようです。名前もなんだかオシャレ。いったいどんな野菜なのでしょうか?そこで今回は、

  • エルバステラってどんな野菜?
  • エルバステラの栄養や効能は?
  • エルバステラの保存方法
  • どうやって食べるのがおいしい?

について、ご紹介させていただきます。

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エルバステラってどんな野菜?


エルバステラ(Erba Stella)とは、イタリアからやってきた野菜で、その名前は「星の草」を表しているのだとか。なんだかステキな名前ですね。ちなみにアメリカでは、見た目が似ていることから「鹿の角(Buck’s Horn)」と呼ばれているのだそう。日本ではあまり見かけることがありませんが、どんな野菜なのでしょうか?

エルバステラの特徴

エルバステラはオオバコの一種で、地面に沿って放射状に広がるように成長します。タンポポの葉を思い浮かべるといいかもしれません。上から見ると、星のように見えるため、この名前がつけられたそうです。

大きいものでは30cmにまで成長しますが、おいしく食べるには、その半分くらい、15cmほどの若いうちに収穫したほうが良いそうです。

細長い葉の両側に、所々から細く伸びる突起のような部分があり、確かに鹿の角を思わせる形状。日本の水菜や春菊にも似た見た目をしています。

どんな味?まずい?美味しい?

エルバステラは生で食べられる野菜だそう。サクサクとした軽い歯触りで、ほろ苦くかすかに甘味もあり、ナッツのような風味があるそうです。

日本ではあまり手に入らないので、食べたことがある方も少ないようですが、どうやらナッツの風味や香りはそこまで強くなく、ほろ苦さを楽しむ野菜のようです。他のベビーリーフなどの併せて、サラダのアクセントにするのがいいかもしれませんね。

旬はいつ?

エルバステラは、毎年花を咲かせるものの、生育期が終わると地上に出ている部分が枯れて、根だけが残る宿根草のひとつです。寒さには強いですが暑さには弱く、真夏を避けた3~6月、9~10月頃に種がまかれます。

ベビーリーフとしても収穫できるので、種まきから大体1か月半ほどで収穫できます。5月から11月くらいまで楽しめますが、先にも書いたようにおいしく食べられるのは若いうち15cmほどの株を選んだ方が良いでしょう

生産地

元はユーラシアから北アフリカが原産とされていますが、名前からもわかるように、現在はイタリアやアメリカ、イギリスで多く栽培されています

日本でも東京都や広島県、三重県などで生産されていますが、限られた農家によるものその数はまだまだ少なく、出回る量も少ないことが、なかなかお目にかかれない理由でもあります。

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エルバステラの栄養や効能は?


まだまだ希少なエルバステラ。どのような栄養や効能があるのでしょうか。

栄養素

日本ではまだあまり生産されていないこともあり、食品成分表への記載はありませんが、各種ビタミンに加えて、カルシウムやカリウム、食物繊維などを多く含んでいます

効果・効能

豊富に含まれるカリウムは、体から余分な塩分を排出し、むくみを改善してくれます。

また、エルバステラはオオバコの一種。サイリウムという言葉を聞いたことがあるでしょうか?水分を含んでゼリー状になり、満腹感を出してくれるだけでなく、腸の動きを活発にしてくれることから、ダイエットにも非常に人気なサイリウム、実はオオバコの種皮をパウダー状にしたものなんです。

同じオオバコ科のエルバステラにも食物繊維が豊富カリウムの効果も併せて、デトックス効果の高い野です。

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エルバステラの保存、どうするのが正解?


葉物野菜であるエルバステラの保存は、基本的に他の葉物野菜と同様です。

冷蔵の場合

乾燥しやすいので湿らせたキッチンペーパーなどで包み、袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管しましょう。できれば根に近い部分を下にして、立てて保存すると長持ちします。

冷凍はできる?

エルバステラは冷凍保存には適しません

もし、どうしてもすぐに食べきれず、冷凍して保存したいときには、すぐに使えるようにざく切りにして水気を取り、ジップロックのような保存袋に入れて冷凍しましょう。

冷凍したエルバステラは解凍する際に食感が変わってしまうため、生で食べてもおいしくありません。炒め物やパスタの具にするなど、火を通す料理に使い、なるべく早く食べきるようにしましょう。

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エルバステラ、どうやって食べたらおいしい?


イタリア野菜であるエルバステラは、やはりイタリア料理によくあうようです。サクサクした食感を味わうにはサラダが1番ですが、火を通す料理に加えてもおいしいそうですよ。

野菜炒めに加えて

オリーブオイルを熱したフライパンでさっと炒めて味付けはシンプルに、にんにくと塩コショウがお勧めです。オリーブオイルとの相性はやはり抜群!もちろん、他の野菜やベーコンと一緒に炒めてもおいしくいただけます。

パスタの彩りに

イタリアンといえば欠かせないパスタ。茹でたパスタをオリーブオイルとにんにくで炒め、塩コショウで味付け、仕上げにエルバステラを加えてざっと炒めたら出来上がりです。

また、エルバステラは、エビやホタテなどの魚介類と相性が良いそう!魚介類のパスタの彩りに散らすのもお勧めです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • イタリアからきたエルバステラ、カリウムと豊富な食物繊維でデトックス効果も!
  • 保存は冷蔵庫で!やむを得ず冷凍するときは火を通して食べよう
  • イタリアンとの相性抜群!オリーブオイルで炒めてもおいしい!

 

まだまだ流通の少ないエルバステラ、もし出会えたらラッキーかもしれません。ぜひ、手に取ってみてください!