卵かけご飯にオムライス、茶碗蒸しに親子どんぶり。卵はあらゆる料理に合う、万能食材です。そんな卵は実は栄養面でもとても優れた食材だと言われています。そこで今回は
- 卵の栄養価について
- 完全栄養食品とは?
- 卵を食べるとどういい?
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目次
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卵の栄養はすごい!
卵はとても栄養価が高い食材なんです。
卵は完全栄養食品といわれている
卵には他の食材にはありえない程、栄養価の高い食材です。なんと言っても卵はその後ひよこになるのですから、栄養価が高いのは当然です。
その栄養価の高さから、卵は「完全栄養食品」とも呼ばれています。
完全栄養食とは、人が健康を維持するために必要な栄養素をバランスよく含んでいる食品のこと。卵はその代表格であるとされているのです。
卵は毎日食べた方がいい食材です。昔は「1日1個まで」などと言われていましたが、それは間違いであったと証明されています。
中には「毎日10個食べるべき」という研究結果も。10個は難しいですが、2~3個くらいなら毎日でも簡単に食べられますよね。
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卵に含まれる栄養素
卵にはたくさんの栄養素が含まれています。中でも代表的なものをご紹介します。
タンパク質
筋肉や骨、皮膚、髪、血液や内臓に至るまで、健康な体作りに欠かせない栄養素であるタンパク質。
当然すべての人に必須の栄養素ですが、特に筋トレやダイエットをしている人にはより必要になってきます。
激しい運動や筋トレで筋肉に強い負荷がかかると、筋肉の繊維は壊れます。壊れた筋肉は休ませることで修復します。筋肉が壊れて修復するサイクルを繰り返すことで、より強い筋肉が作られるのです。
その筋肉が修復している間にタンパク質を摂ることで、効率的に筋肉を回復させることができるようになります。
またダイエット中にもタンパク質は必須です。
タンパク質は太る原因と思っている人がいますが、それは間違いです。むしろタンパク質は、摂らなければ痩せません!
タンパク質をしっかりと摂取することで不要な脂肪が燃え、きれいに痩せることができるのです。
脂質
とても重要なエネルギー源である脂質も、卵から摂ることができます。
悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化予防に効果のあるリノール酸やオレイン酸、レシチンなどが含まれています。
脂質と言えば「太るのでは?」と考えてしまいますが、違います。良質な油は体作りには欠かせない大切なもの。
サラダ油などは確かによくありませんが、卵に含まれるのはバランスのいい良質の油です。脂質があってこそ毎日を健康的に過ごせるのです。
ビタミン
卵には多くのビタミンがバランスよく含まれています。
脂質やタンパク質の代謝を促し、骨や歯を丈夫にし、高い抗酸化作用で免疫力を高めるなどの効果があります。
風邪やインフルエンザも重篤な病も、そもそもの原因は免疫力が低下することにあります。
現代人は忙しく、結果として食事の質が低下しています。そのため慢性的な栄養不足に陥っているのです。
そんな食生活に卵を取り入れることで、栄養のバランスを底上げし免疫力が高まる。卵はそんな素晴らしい食材なのです。
ミネラル
卵に含まれる主なミネラルは、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなど。
体を構成するのに必要なミネラルは、代謝や生理機能をコントロールする重要な役割も担っています。
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卵のアミノ酸スコアは最高点
アミノ酸スコアという言葉を聞いたことがありますか?
アミノ酸スコアとは
アミノ酸スコアとは、必須アミノ酸が体の必要量に対してどのくらい含まれているかを0~100の数値で表したものです。
アミノ酸は全部で約20種類。その中でも体内で合成することのできない9種類のアミノ酸のことを「必須アミノ酸」と呼びます。
体内で合成できないということは、つまり食べるしかありません。
この必須アミノ酸は食事からしか摂ることができないため、食事の質がとても重要だと言われているのです。
最高点という事は優れたタンパク質を持つという事
卵は単にタンパク質が豊富なだけでなく、タンパク質の優良性を示す「アミノ酸スコア」が100であることでも知られています。
アミノ酸スコアが最高点の卵は、アミノ酸バランスに優れた質の良いタンパク質を含んでいるということ。
アミノ酸スコアが100の食べ物は多くありません。卵以外には肉、魚、牛乳、玄米などです。
とはいえ、いくらアミノ酸のバランスがいいといってもこれだけを食べているのでは体内栄養素が出てきます。
何事もバランスが大事です。すべての食材をバランスよく摂取することこそ、健康への一番の近道なのです。
卵を食べるタイミングや量
効率的にタンパク質を補給することができるので、運動の前後に摂るのがとても良いとされています。
スポーツ選手が運動前や休憩中にゆで卵を食べている姿を、見たことはありませんか?
このように、体が資本のスポーツ選手が取り入れているほど卵の栄養価は高いということなんです。
また、どうしてもお腹がすいて我慢ができないときなど、間食にゆで卵を食べるのもおすすめです。腹持ちがよく栄養価も高い。素晴らしいおやつですよ。
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まとめ
「完全栄養食品」すごい言葉じゃないですか?卵がいかに優れた食材であるか、ご理解いただけたと思います。
この記事をまとめると
- 卵はほぼすべての栄養素をバランスよく取れる、完全栄養食品
- 卵は良質のタンパク質の宝庫。アミノ酸スコアは100!
- 卵は毎日食べた方が体にいい!
卵はどこでも簡単に手に入るので、ぜひ今日から毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。
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