ピーナッツバターはそのまま食べられる?毎日は体に悪い?太る?

健康的に毎日過ごしたいと願うのは誰しもが同じです。ここ数年、健康食品としてピーナッツが注目されているって知っていますか?毎日手軽に食べられる、料理の隠し味にもなる「ピーナッツバター」について今回は

  • ピーナッツバターの特徴を教えてください
  • ピーナッツバターを毎日、食べると太るって本当ですか?
  • ピーナッツバターの一日の摂取量はどれくらいですか?

について紹介します。

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ピーナッツバターとはどんな食品?

ピーナッツを乾燥させ炒り砕いた後、ペースト状になるまで練った加工食品になります。アメリカでは、原材料にピーナッツを90%以上使用したものでないと「ピーナッツバター」と認められていません。

特徴

「ピーナッツバター」は、名称のとおりに乳製品のバターが入っていると思われがちですが、実は入っていないのです。

 ピーナッツバターに含まれているのは、植物性脂肪でオレイン酸やリノール酸の不飽和脂肪酸になります。 

そして気をつけたいのは、原材料に砂糖や水あめなどの甘味料の他、食塩、植物油脂やクリームが配合されたものは、「ピーナッツクリーム」であって「ピーナッツバター」とは別の加工食品になります。

  • オレイン酸:オリーブ油、紅花油、ヒマワリ油などに含まれている。血管の健康を保ち、生活習慣病予防、コレステロール値を下げる効果が期待できる。
  • リノール酸:牛乳やチーズといった乳製品に多く含まれている。肥満を予防する効果や代謝を高める働きがある。

どんな味?まずい?美味しい?

加糖タイプの甘さ控えめのタイプや塩味・無糖タイプ、つぶ感を楽しめるタイプなど各メーカーそれぞれ味の特徴があります。

好みによるので一概にいえませんが、食べなれていない方は、ほんのり甘めの加糖タイプから始めてはいかがでしょうか。料理の隠し味にコクと深みを求めるなら無糖タイプをおすすめします。

蜂蜜などを加えれば、自分好みの甘味を作ることができます。お菓子作りにはつぶ感のあるタイプだと香ばしく仕上がるのではないでしょうか?また固めのタイプと滑らかなタイプやクリーミータイプとあります。

それぞれのタイプでピーナッツ味の濃淡差が変わるので、ぜひお好みのピーナッツバターを探してみてはいかがでしょうか。

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ピーナッツバターはそのまま食べられる?

スプーンを片手についつい容器から直接すくってたべてしまうことがありませんか。加糖タイプのものだと美味しくて止まらなくなります。

他の食べ方・使い方

パンやクラッカーに塗って食べる定番の食べ方や料理ならほうれん草の胡麻和えなどいかがでしょうか?自家製坦々スープも作れます。ケーキやクッキーに練りこんで焼いてもきっと美味しいでしょう!朝食に夕飯のおかずにスイーツ作りも幅広く使用できます。

毎日ピーナッツバターを食べると太る?

ピーナッツバターを食べて太ると思われているのはなぜでしょうか?高カロリーだからでしょうか。それとも糖質が多いからでしょうか。

カロリー・糖質量

糖質は、各社食品メーカーの商品によって糖質量の有無は変わります。無糖タイプのピーナッツバターを選ぶことで糖質の量は、調整できます。例えば、糖質カット甘味料を加えることで糖質量は工夫できます。

またカロリーは、100gあたり640kcalと一見、高いと思われがちですが、実際食べる量の大さじ1(12g)に換算すると77kcalになります。

アメリカの大学の研究によると、 高カロリーであるからこそ良質な脂肪とたんぱく質が含まれていることで満腹感が得られ食事の抑制が効く食品であると報告されています。むしろピーナッツバターは、ダイエットに向いているといっていいでしょう! 

ピーナッツバターの食べ過ぎは体に悪い?

どの食品にもいえることですが、どんなによいとされる食品でも過剰な摂取は避けましょう!では、ピーナッツバターの適正量はどれくらいで、注意すべき点は、なんでしょうか?

アレルギー

ピーナッツバターの原材料の落花生は、小麦粉、卵など同様にアレルギー表示義務のひとつになります。落花生アレルギーと診断を受けた方は、口にしないようにしましょう。

糖尿病

ピーナッツが糖尿病予防に効果があると、研究報告があります。先に述べたようにピーナッツバターに含まれている脂は、オレイン酸になります。生活習慣病にかかわる脂質異常を改善する働きがあります。

そして酸化ストレス効果があるポリフェノールが、すい臓を保護して、インスリンを適切に分泌する役割を果たしています。また、食後の急激な血糖値の上昇を抑える食物繊維が含まれています。

この3つが血糖値改善に大きく関わり糖尿病予防につながります。

コレステロール値の上昇

ピーナッツバターそのものには、コレステロールは含まれておらず、一日に必要な植物性たんぱく質が15%摂取できます。また飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がバランスよく含まれていることから上昇を抑え、血管を強くしたりと効果が期待されています。

1日の摂取量

カロリーのことを考えると1日の摂取量は、大さじ2(約24g)、落花生でいうと20粒が適量となります。

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まとめ

以上になります。いかがでしょうか?

この記事をまとめると

  • ピーナッツバターの特徴は、ピーナッツを砕きペースト状にした加工食品で無糖、加糖タイプがあります
  • ピーナッツバターは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスよく含まれており、糖尿病、コレステロール値を下げる働きがある
  • ピーナッツバターの適正量を守っていれば、太ることはなくむしろ体調管理におすすすめの食材になります
  • ピーナッツバターの一日の摂取量は、大さじ2(約24g)、ピーナッツでいうと20粒が適量になります

バランスの良い食事とピーナッツバターの適正量を守りましょうね。この情報が日々の健康にお役立て頂ければ嬉しいです!

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