大阪府堺市、日本の古墳の中心と言ってもいいこの街に『銅亀山古墳』はあります。
『銅亀山古墳』は日本で一番大きな古墳である大仙陵古墳の近くにあり、その造りから「どんがめ」の愛称で親しまれてきた古墳でもあります。
今回はそんな『銅亀山古墳』を一緒に見ていきましょう!
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目次
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銅亀山古墳とは
『銅亀山古墳』は大仙陵古墳の陪塚と考えられており、宮内庁の管理下において、「仁徳天皇陵の号飛地」とされています。
『銅亀山古墳』も構成している百舌鳥古墳群の中では数少ない方墳のひとつとなっており、築造当時から現存する唯一のものとなっています。
『銅亀山古墳』の場所は大仙陵古墳の西南側にあり、大きさは一辺26メートル、高さ4メートルの大きさを誇り、二段構成となっているのが特徴です。
しかし、大きさや形状については現在(2020年1月)、前方後円墳や帆立貝型古墳、前方後方墳の可能性も指摘されており、大きさも一辺40メートル以上になるのではないかとされています。
これらは証明には至っていませんが、大きさが証明されれば百舌鳥古墳群の中で最大級の方墳となります。
築造年代は出土品から5世紀前半から中頃と考えられており、大仙陵古墳が築造されている時期の終盤に築造されたと考えられています。
先述した「どんがめ」の愛称は『銅亀山古墳』の二段構成の形状が亀に似ているという点からきています。
江戸時代から「どんがめ」の愛称は地元に広がっており、1730年の「舳松領絵図 上」には「堂亀山」という記述があります。
2019年(令和元年)に世界文化遺産(百舌鳥・古市古墳群)のひとつとして登録されました。
銅亀山古墳の基本情報
読み | どうがめやまこふん |
所在地 | 大阪府堺市堺区大仙町 |
営業時間 | 無休 |
入場料 | 無料 |
形状 | 方墳 |
大きさ | 一辺26メートル、高さ4メートル |
時代 | 古墳時代 |
作られた時期 | 5世紀前半から中頃 |
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出土品
円筒埴輪が出土しており、年代の測定に至りました。
その他にも朝顔形埴輪、形象埴輪、土人形、須恵器などが出土しています。
銅亀山古墳周辺の観光スポット
ここからは『銅亀山古墳』周辺の観光スポットを紹介します。
『銅亀山古墳』以外にも堺の街を楽しみましょう!
見どころ1:方違神社
かつての摂津・河内・和泉の三国の境にある神社で、方位のない清地とされている場所です。
古来から旅の安全を祈念する場所として知られており、方災除けの神として信仰を集めていました。
現在でも家を引っ越す時や遠方へ向かう時に立ち寄れば災難に合わないと言い伝えられており、多くの参拝者で賑わいます。
見どころ2:堺市役所21階展望ロビー
堺の町を360度展望できるロビーです。夜には夜景が美しく映え、六甲山や生駒・金剛山などが一望できる人気のスポットです。
見どころ3:堺アルフォンス・ミュシャ館
フランスの芸術家アルフォンス・ミュシャの作品が展示されている美術館です。
規模が大きいため、何度行っても楽しめると評判です。堺は芸術や文化の街としても有名なのでその一端を感じることができます。
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銅亀山古墳へのアクセス
車
大仙陵古墳付近には4カ所の駐車場があるため、空いているところをご利用ください。
電車・バス
JR阪和線「百舌鳥」駅 北西へ徒歩12分
南海バス「大仙町」から約30m
銅亀山古墳周辺のランチおすすめ3選
松島家
1952年に創業の老舗料理店です。名物のカレーうどんとだし巻きは絶品なのだとか。
住所 | 大阪府堺市堺区五条通1-39 |
TEL | 072-238-8092 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
定休日 | 土曜 |
席 | 28席 |
駐車場 | 有 |
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おうち御膳 藹々
和食で家庭料理が味わえるお店です。野菜がたっぷりと使われている料理は栄養満点で女性には嬉しいメニューとなっています。
住所 | 大阪府堺市堺区大仙中町13-39 |
TEL | 090-6559-7788 |
営業時間 | 11:30〜16:30 |
定休日 | 土曜、日曜、祝祭日 |
席 | 20席 |
駐車場 | 無 |
HP | https://www.instagram.com/ouchigozen/ |
一力
がっつり系のにんにくラーメンがこの店のウリです。匂いが付くのはしょうがないですがそれ以上の満足感があります。
住所 | 大阪府堺市堺区向陵中町4丁1-1 |
TEL | 072-259-0001 |
営業時間 | [月~水、金~日]11:00〜14:30頃、18:00〜23:00 |
定休日 | 木曜、年末年始 |
席 | 12席 |
駐車場 | 無 |
まとめ
いかがでしたか?
今回は築造当時から現存している方墳である『銅亀山古墳』のお話でした。
「どんがめ」の愛称も愛くるしくて良いですよね。可愛らしい雰囲気が漂います。
ぜひ、一度「どんがめ」に会いに行ってみてください。
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