ドライカレーが水っぽい時の対処法は?煮詰める以外の方法はある?

カレーの種類の一つに「ドライカレー」があります。野菜のうま味とひき肉のうま味が絶妙にマッチした料理です。そんなドライカレーは、上手に作らないと水っぽくなってしまうこともあるのです。そこで今回の記事では、どうすればドライカレーを水っぽくならずに作れるのか?ということを詳しく解説していきます。

先に記事内容を見ていきましょう。

  • ドライカレーが水っぽい時に対処法
  • ドライカレーはどうして水っぽくなるのか?
  • ドライカレーを水っぽくしないコツとは?

こういった内容です。この記事を最後まで読んで頂き、水っぽくないドライカレーを作れるようになってしまいましょう。

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ドライカレーの水分の飛ばし方

まずは、水っぽくなってしまったドライカレーの水分を飛ばす方法をご紹介します。

加熱

最もシンプルな方法は、再加熱する方法です。弱火で火にかけ、焦げ付かないように鍋の底をかき混ぜながら再加熱していきます。上手に再加熱することで、ひき肉からうま味成分も溶け出すのでさらに美味しく仕上がるでしょう。焦げ付かないようにするところがポイント。

切干大根を足す

それでも水っぽさが無くならないのであれば、「切り干し大根を足す」という方法もおすすめです。お湯で戻した切り干し大根を、しっかりと絞って刻みます。そのまま鍋に投入すると、カレーの中の不要な水分を吸い取ってくれるので、かなり効果的でしょう。

しゃきっとした歯ごたえでフレッシュなドライカレーになります。

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水っぽくなる原因は?

どうして、ドライカレーが水っぽくなってしまったのか?考えられる原因をご紹介しておきます。

材料から出る水気

ドライカレーが水っぽくなる原因。それは「材料から出る水分を計算していないこと」です。ドライカレーには、みじん切りにした野菜とひき肉を入れます。当然ですが野菜からは多くの水分が出るので、この水分の事を計算に入れていないと、水っぽいカレーになってしまうでしょう。

きちんと水の分量を見極めることが大切ですね。

煮る時間が足りない

ドライカレーは煮込んで水分を飛ばして仕上げますが、この水分を飛ばすための「煮込み時間」が短ければ、水っぽいカレーになってしまいます。前述した通り、ドライカレーに入れた野菜からはかなりの量の水分が出るので、その水分をしっかりと飛ばすようにしてください。

しっかりと煮込んで水分を飛ばせば、ひき肉にも野菜のうま味が閉じ込められていくので、より美味しいドライカレーに仕上がるでしょう。

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水っぽくならないコツは?

では最後に、ドライカレーを水っぽくしないためのポイントをいくつかご紹介していきます。このポイントをきちんと押さえて作っていくことで、ドライカレーを水っぽくならずに作ることが可能です。

水っぽくなりそうな材料は別に温める

ドライカレーを水っぽくしないためには、野菜とひき肉を分けて、事前に加熱しておくのがおすすめです。別々の容器に分け、レンジで2分程度チンをします。その後不要な水分をキッチンペーパーなどでふき取り、同時に鍋に入れて再加熱します。

ここで弱火でなく強火で一気に炒めることで、野菜から出る水分を極力抑えることが出来るので、水っぽくなりません。焦げ付かないように手早く加熱することが大切ですが、もし、いつも水っぽいカレーになってしまうのであれば、この方法を試してみましょう。

材料の汁気が出てから水を足す

さらにポイントとしては、野菜の水分が鍋に十分に出来ってから、水を入れることです。ドライカレーは、ルウを溶かすために多少の水を加えて煮込みます。この水の量が多すぎると、ドライカレーが水っぽくなってしまうのです。

原因としては、前述した通り野菜から出る水分を計算に入れていないこと。先に野菜から水分を十分に出させて、あとから水を足していけば、水を入れすぎてしまう事はないでしょう。

ルーを入れたら強火で煮込む

そして、最後のポイントとして「ルウを入れた後は強火にして煮込むこと」があります。野菜やひき肉を炒めている段階では、中火でしっかりと火を通し、最後にルウを入れた後は一気に強火にして炒めます。

ルウを入れる時は水を少し足して加熱するので、強火で炒めることでこの水分をしっかりと飛ばすことが出来るでしょう。ただルウを入れて炒め始めると、カレー粉の成分が焦げ付きやすくなるので注意。十分になべ底の具をかき混ぜ続けながら加熱をしていってください。

焦げが出ると多少の香ばしさがあって美味しいこともありますが、極端に焦げ付くと苦みが出てまずくなるのでご注意ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は「ドライカレーが水っぽくなってしまったらどうすればいいのか?」ということを詳しく解説してきました。最後に記事内容をまとめてみたので見ていきましょう。

この記事をまとめると

  • ドライカレーが水っぽくなってしまった時は再加熱をして水分を飛ばすのが大切
  • ドライカレーが水っぽくなってしまったら、切り干し大根を投入するのもおすすめ
  • ドライカレーが水っぽくならないようにするには野菜から出る水分を計算して調理するのが大切

こういった内容になっていました。もしドライカレーを作って水っぽくなってしまったのであれば、こういった方法を試してみましょう。美味しいドライカレーに産まれ変わるはずです。

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