穴の開いたドーナツの魅力は、他のお菓子に代えがたいものがありますよね。どこからかぶりつこうかを考えている瞬間は、とても楽しいものです。ドーナツを家庭で作る際、絶対に注意しなけければならないポイントがあるのをご存知でしょうか。
- 生焼けのドーナツは危険?
- 生焼けになってしまう原因は?
- ドーナツの二度揚げの方法について
今回は、こちらについて詳しく解説していきます。
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目次
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生焼けのドーナツを食べたらどうなる?
せっかく作ったドーナツをいざ食べてみると以下の状況だったことは無いでしょうか。
- 油で揚げたにも関わらず中が冷たい
- ドーナツの中身がドロッとしている
これらは、全てドーナツの生焼けが原因です。
大量に食べなければ大丈夫
ひとくち食べて、いつもと違う仕上がりだった場合はすぐに食べることを止めましょう。折角作ったのにもったいないから…という気持ちは捨てて、後述する再加熱をしっかりと行うようにしましょう。
生焼けのドーナツはお肉などと違い、食べることによる食中毒発生のリスクは低くなります。一度に大量の生焼けドーナツを食べ続けない限りは腹痛や嘔吐などは起きないでしょう。ただし、これは消化器官などが十分に発達した大人だから言えることです。例外的に食中毒が発生しやすい年齢層の人が存在します。
子供は要注意
消化器官が未発達な子供や、加齢により消化器官の衰えが始まっている高齢者の場合は例外的に生焼けのドーナツを食べることによって食中毒発生のリスクが高くなります。そのため、子供や高齢者が生焼けのドーナツを食べることは、出来る限り避けるべきでしょう。
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生焼けになる原因は?
ドーナツが生焼けになってしまう原因は、いくつかあります。ここでは、ドーナツを作る際に抑えておきたいポイントを解説します。
生地の水分が多い
ドーナツの生地を練り込む際に卵や牛乳を入れますが、しっかりと計量を行わないとレシピに対して入れる量が多くなりがちです。
水分量が過剰になったドーナツは油調の際に生地が溶け出してしまったり、出来上がりのドーナツが生焼けになってしまう原因の一つになります。
油の温度が低すぎる
ドーナツに限らず、油調を行う際はしっかりと油の温度が適温になっていることを確認することが重要です。油の温度を測るキッチン用の温度計などを使用して油の温度が適温に達するまでしっかりと待つことが大切です。
一度にたくさん入れて揚げる
ドーナツ生地は、油の温度よりも低い温度であることは間違いありません。温度の低いものを一度にたくさん油に入れてしまうと油の温度が一気に下がってしまい仕上がりが生焼けになってしまうことがあります。そのため、一度に油に入れるドーナツ生地は2〜3個までとすると良いでしょう。
揚げた後すぐに冷ました
油調したドーナツは、キッチンペーパーの上に取り出してしばらく放置して粗熱を取るようにしましょう。これには、以下の目的もあります。
- キッチンペーパーに置くことでドーナツに含まれた余分な油を吸収させる
- ドーナツの中を余熱でしっかりと焼き上げる
油調後のドーナツをすぐに冷蔵庫に保存してしまうと、余熱による焼き上げが十分に行えずに結果として生焼けとなってしまう可能性があるのです。
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二度揚げしても大丈夫?
実際に出来上がったドーナツには、竹串や爪楊枝を刺してみて中心部まで火が通っているかを確認してみましょう。その結果、生焼けのドーナツが見つかった場合は以再加熱を行いましょう。
なお、油による二度揚げは表面が焦げたり油が過度にドーナツに吸収されてしまいベタベタとした仕上がりになってしまうためおすすめしません。油を使用せずに再加熱を行う方法は以下の通りです。
フライパン
フライパンを温め、生焼けのドーナツを片面辺り1分間加熱することで中心部まで火を通すことが可能です。フライパンには油を敷いてしまうと表面が焦げ付いてしまう可能性が高くなるので注意しましょう。
電子レンジ
生焼けのドーナツをラップで包み、電子レンジで1個辺り30秒間加熱することでもドーナツの中心部にしっかりと火を通すことが可能になります。
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まとめ
この記事をまとめると
- ドーナツを油調する際には、いくつか注意が必要なポイントがある
- ポイントを守らないと中身が生焼けのドーナツが出来上がってしまう恐れがある
- 生焼けのドーナツは大量に食べない限り食中毒などの恐れは少ないが、子供や高齢者は注意が必要
- 生焼けのドーナツが出来上がってしまった場合は、フライパンや電子レンジを使用することで簡単に中まで火を通すことが出来る
いかがだったでしょうか。
様々な理由で外出を行いづらい状況では、家庭で子供と一緒にお菓子を作る機会も多くなります。家庭でドーナツを作る際は、今回の記事の内容を参考に生焼けをしっかり防いでくださいね。また、油を使う際は火傷にも十分に注意が必要になりますよ。
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