皆さんは炊き込みご飯を作るとなると炊飯器を使う人がほとんどだと思いますが、中には土鍋でご飯を炊いている人もいるのではないでしょうか。土鍋で炊くご飯というのは炊飯器よりもふっくらとした仕上がりとなるので、昔からとても人気が高いですよね。
しかし土鍋でご飯を炊いた時というのはどうしても芯が残りやすく、見た目はふっくらしていそうでも食べてみたらなんとなく食感が悪かったというケースも少なくないようです。
今回の記事では芯を残さずに土鍋でご飯を炊くために気をつけるべきポイントについて解説していきたいと思います。
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目次
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芯が残らないようにする方法
ではこれから紹介するご飯の芯が残らないようにする方法をまず最初にまとめてみたいと思います。
- 米をしっかりと浸水させておく
- 水の量を増やす
- しっかりと蒸らす時間を設ける
- 炊き込みご飯を作る場合の具材は上に乗せておくだけにする
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米をしっかりと浸水させておく
ご飯の芯が残る大きな原因の一つと言うのは浸水時間が圧倒的に足りないというものが一番多いとされています。早くお米を炊きたいからといって浸水時間を設けずにお米を炊いてしまうと、お米の中の方まで水分が行き渡らないのでお米の内部までしっかりと火を通すことができません。
米の中心部まで水を浸透させるためには、大体最低でも30分程度の浸水時間が必要になってきます。炊飯器で炊く場合は最低限の浸水時間を設けつつ炊き上げるのでそこまで心配はないのですが、土鍋を使用する場合は必ず火を入れる前に浸水させておくようにしましょう。
浸水させてもイマイチだった・・・なぜ?
中にはしっかりと浸水時間を設けて土鍋で炊き上げたのに芯が残ってしまったと言う経験がある方もいますよね。それは実は室温が関係しているかもしれません。温度の高い夏であれば30分で十分ですが、乾燥して温度が低い冬の場合は45分から60分程度は浸水時間を設けた方が良いとされています。
汁の色が白く濁ってきたら浸水が完了したという目安になりますので、覚えておきましょう。この色を覚えておくことで時間を測り忘れても、汁の色を見れば確認することができるようになります。
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水の量を増やす
芯が残る他の原因として水の量が足りていないということがあります。炊飯中に水がなくなってしまうとお米の内部までしっかりと炊き上げることができなくなってしまうので、芯が残ってしまいがちです。
土鍋で炊飯するときは米1合に対して約200ミリリットルの水が必要になってきます。無洗米の場合はもう少しお水を増やしてもOKです。ただ水が多すぎるとお米がべちゃべちゃになってしまいますので、自分の好みの量を見つけてみると良いでしょう。
べちゃべちゃになってしまったお米はそのまま食べるよりもおかゆにして食べた方が美味しく食べることができるケースが多いので、捨てずに活用してみてくださいね。
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しっかりと蒸らす時間を設ける
炊飯器でも土鍋でも炊き上がったらすぐに食べたい!という人も多いですよね。ですが炊飯器でも土鍋でも、炊きあがったら少し蒸らして馴染ませる時間を設けたほうがより美味しくなると言われています。
この作業を行わなかったり時間が足りなかったりするとお米全体に蒸気が回らず、芯が残ってしまう可能性があります。
炊き上がったら10分から15分程度は蒸す時間を設け、途中で蓋を開けないようにしましょう。途中で蓋を開けてしまうとせっかくの熱気を帯びた蒸気がなくなってしまうので蒸らし効果がなくなってしまいます。
お米を炊く時は「赤子泣いても蓋取るな」という言葉が残っていますが、これは熱い蒸気でご飯を蒸らす時に蒸気を逃してしまっては意味がなくなるからということだったんですね。
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炊き込みご飯を作る場合は具材は上に乗せておく
皆さんも炊き込みご飯を作った経験なら分かると思いますが炊き込みご飯を作るときというのは、通常の白米を炊飯するときよりもかなり芯が残りやすくなります。
これは味をつけた出汁つゆだとお米に水が浸透しにくくなるという理由もありますが、具材を一緒に炊くと炊飯中に加熱ムラが出来てしまいやすいからです。
お米と一緒にかき混ぜて具材を炊くのではなく、最後に具材を上にのせて炊飯するという意識を持っておくと良いでしょう。また炊き込みご飯の時は浸水時間を少し長めに取るというのも芯が残らないようにするポイントです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 土鍋でご飯を炊くなら浸水時間を必ず設けよう
- しっかりと蒸らす時間を作ること
- 水の量が少ないと芯が残ってしまいがち
- 炊き込みご飯を作る場合は具材は上に乗せておくだけにする
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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