ドイツパンを食べたことはありますか?最近ではクリスマスが近づくとパン屋で「シュトーレン」を見かけるようになりましたが、ことらもドイツパンの一種です。そこで今回は
- ドイツパンとはどんなパンなのか?
- ドイツパンが酸っぱいのはなぜか?
- ドイツパンの種類と特徴とは?
- ドイツパンの美味しい食べ方とは?
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目次
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ドイツパンとはどんなパン?
ここではドイツパンの歴史や味、栄養などについて紹介させていただきます。
歴史
ドイツは世界一パンの種類が多い国です。地域特有のパンまで含めると3000種類にものぼると言われています。ライ麦はドイツ北部の産物だったので北へ行くほど黒いパンが。南へ行くほど白いパンが増える傾向でした。
ドイツは寒い土地のため、小麦の代わりに収穫できるライ麦をパンに使用したことからドイツパンの歴史は始まります。
どんな味?まずい?美味しい?
ドイツパンはよく「酸っぱい」と表現されます。私たち日本人が「酸っぱい」と聞くと「お酢」をイメージするかもしれませんが、お酢のような強い酸味ではありません。
ドイツパンの酸味はほんのりと感じる程度ですので、酸味が苦手な方はジャムなどを塗って食べると食べやすくなります。
栄養
ドイツパンは「健康パン」としても注目を集めています。ドイツパンは食物繊維を多く含んでいるので「便秘解消」「肌荒れ防止」に効果が期待できます。
グルテンフリー?
ライ麦を原料としているドイツパンはグルテンフリーです。ダイエットをしている方にもオススメです。
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ドイツパンはなぜ酸っぱい?
ドイツパンを食べると「酸っぱい」と感じたことはありませんか?ここではなぜドイツパンが酸っぱいのかを紹介していきます。
酵母菌
ドイツのパンは「酸っぱくて固い」というイメージを持ってはいませんか?その理由はライ麦の「ザワータイク」と呼ばれる天然酵母によるものです。
ザワータイクはライ麦と水によって作られ、焼きあがったパンには独特な酸味があるのが特徴です。しっかりした歯ごたえもライ麦の分量が多いドイツパンの特徴の一つです。
ドイツパンの主な種類と特徴
ドイツパンにはさまざまな種類があるのをご存じですか?聞いたことのある名前や、初めて聞くような名前のドイツパンがあります。ここではそれぞれの特徴について紹介していきます。
プレッツェル
南ドイツ発祥の伝統的なパンでビアガーデンでもおなじみです。生地をラウゲン(水酸化ナトリウム)につけて焼くので表面に艶が出てもっちりとした食感になるのが特徴です。
シュトゥーテン
小麦粉が主体の生地にイーストを加えた柔らかいパンのことです。バターミルクやレーズンが使用され、ほんのりと甘みを感じるのが特徴です。ドライフルーツやナッツを加えた少し豪華なパンは「ヴォッヘンエンデ(週末)シュトゥーテン」と呼ばれています。
プンパニッケル
ドイツ西部のヴァストファーレン地方発祥の伝統的なライ麦パンです。スチーム窯で16時間以上かけて低温でじっくり焼かれているのが特徴です。長期保存ができるよう、密封容器やパック入りで販売されています。
フォルコンブロード
「フォルコン」とは「全部の穀物」という意味です。全粒粉を使用したパンのことを言います。
ブレーツェル
ビアガーデンなどでおなじみのパンです。日本では一般的に「プレッツェル」と呼ばれています。
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ドイツパンの美味しい食べ方
ここではドイツパンの美味しい食べ方をご紹介します。
サンドイッチにする
本場のドイツでは薄くスライスして具材を合わせて食べるのが基本の食べ方とされています。酸味のあるライ麦パンは乳製品や食肉加工品と一緒に食べることでさらに美味しくいただけます。
トースターで焼く
ドイツパンにはさまざまな穀物を使用した粉を配合している場合が多く、しっとり感を楽しんで食べるという側面も持っています。できればトーストせず、焼き立てを買ってきて柔らかいパンを食べるのが最も美味しい食べ方です。
そのためトースターで焼く際には「温める程度」を目安に焼くと美味しくいただくことができます。
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まとめ
「ドイツパンとはどんなパンなのか、ドイツパンが酸っぱいのはなぜか、ドイツパンの種類と特徴とは、ドイツパンの美味しい食べ方とは」これらのテーマについて紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- ドイツは寒い土地のため、小麦の代わりに収穫できるライ麦をパンに使用したことからドイツパンの歴史が始まった
- ドイツパンが酸っぱいのはライ麦の「ザワータイク」と呼ばれる天然酵母によるもの
- ドイツパンは薄くスライスして具材を合わせて食べるのが本場ドイツでの基本の食べ方
- ドイツパンをトースターで焼く際には「温める程度」で焼くと美味しくいただくことができる
独特の酸っぱさが苦手な方はサンドイッチにしてチーズやハムと一緒に食べると美味しくいただけそうですね。是非試してみてください。
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