土井ヶ浜遺跡を解説！アクセス・周辺おすすめスポット・ランチまとめ

山口県下関市、九州との境として有名な場所です。この街の響灘の海岸沿いに立っているのが『土井ヶ浜遺跡』です。

別名「戦士の墓」、もしくは「英雄の墓」とも呼ばれている遺跡でもあります。なぜそんな別名がついているのか？

今回はそんな『土井ヶ浜遺跡』を一緒に見ていきましょう！

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土井ヶ浜遺跡とは

『土井ヶ浜遺跡』は東西約120メートル、南北約40メートルの広さを誇る遺跡です。

遺跡の築造は弥生時代前期から中期と推定されており、地理的な関係から中国大陸から渡来した弥生人の墓地としても注目されてきました。

最近の調査では中国山東省の遺跡で発掘された漢代の人骨資料と土井ヶ浜遺跡から出土してきた人骨が似た形質であることが分かってきています。

『土井ヶ浜遺跡』の特徴はこれまで300体もの人骨が非常に保存状態が良好で見つかっていることです。1953年には女性の人骨から鳥の骨が検出されました。これは女性が鳥を抱えて埋葬されたと推測されます。

理由として弥生時代には鳥を神の国と人の世を仲立ちする使者と考えられていたためです。そのため、女性シャーマンなのではないかと考えられています。

さらに、1954年に5本の石鏃が打ち込まれた成人男性の人骨が発見されました。この人骨は同じ場所から80人近くの人骨と一緒に見つかったため、土井ヶ浜のムラを守るために戦った戦士であると考えられていますそのため、この人骨に敬意を示して『土井ヶ浜遺跡』を別名「戦士の墓」と呼ばれています。

土井ヶ浜遺跡の基本情報

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出土品・人骨

先述した人骨はもちろんのこと、さまざまな出土品が『土井ヶ浜遺跡』から見つかっています。抜歯や貝製装身具が出土しており、埋葬施設が多岐に渡ることも要因と考えられています。

土井ヶ浜遺跡 人類学ミュージアムへ行こう

日本で唯一の人類学を専門に扱っているミュージアムです。

弥生時代の人たちの人骨を調べて顔の形や現代までの骨の変化を知ることができます。

概要

見どころ1：土井ヶ浜遺跡　常設展示

『土井ヶ浜遺跡』から出土した人骨をはじめ、青銅鏡、腕輪が展示されています。シアターでは3Dの立体映像を利用して人類学を学ぶことができます。

見どころ2：土井ヶ浜ドーム

『土井ヶ浜遺跡』で最も多く人骨が出土した部分をドームで覆っています。ドームの中では約80体のレプリカの人骨を用いて、発掘当時の状況を再現しています。

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日本の橋ランキング1位になった角島大橋をドライブしよう

2000年に開通した『角島大橋』は多くのCMの撮影地にもなり、その美しさから日本の橋ランキング1位になった橋でもあります。『土井ヶ浜遺跡』へ行くときは一緒に訪れてみてはいかがでしょうか？

見どころ：正面からの絶景

少し坂の上から『角島大橋』を渡って向かう離島、コバルトブルーの美しい海、澄み切った青空のコントラストが絶景です。夏の晴れた日などは最高です。

土井ヶ浜遺跡古墳へのアクセス

車

下関I.Cから車で60分

電車・バス

JR長門二見駅からバス15分「土井ヶ浜」下車、徒歩3分

土井ヶ浜遺跡周辺のランチおすすめ3選

ほねやすめ

土井ヶ浜ミュージアム内にある茶屋になります。お店の名の通りゆっくりと骨を休めることができます。

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わくわく亭 

海の幸である美味しい海鮮が味わえます。2018年に道の駅ランキング第1位を獲得したお店です！

おおはま食事処

角島灯イカが名物の風情ある食堂です。海を眺めながらいただける料理は最高です。

まとめ

いかがでしたか？

今回は人骨がその歴史を伝えてくれる『土井ヶ浜遺跡』のお話でした。

「英雄の墓」やシャーマンが眠っているなど多くの物語がある遺跡です。土井ヶ浜ドームも発掘当時が復元されているの必見です！

合わせて、『角島大橋』にもぜひ行ってみてください！

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