デコポンと不知火（しらぬい）は違いがある！由来・味・見た目・旬は？

デコポンと不知火は見た目が似ていますが違いがわかりますか？並べてみると、違いがわかりにくいかもしれません。

この記事では。デコポン、不知火それぞれの由来・味・見た目・旬を書いていきます。ぜひ最後までお読みください。

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デコポンと不知火は何が違う？

そもそも、デコポンと不知火は清見とポンカンを掛け合わせてできた品種でになります。なぜ名前が違うのかというと、デコポンは糖度13度以上クエン酸1.0％以下という品質基準があります。この基準をクリアしたものだけが、デコポンとして出荷されます。

不知火は、JAに加盟していない農園か糖度13度以下クエン酸1.0%以上のものが不知火として出荷されるのです。

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デコポンと不知火の特徴

デコポンと不知火それぞれの名前の由来、味、価格など特徴をみていきましょう。

名前の由来

＜デコポン＞デコポンの名前の由来は、ヘタの部分がデコっと盛り上がっている見た目と、清見とポンカンをかけ合わせてできた品種から「デコポン」と名がついたようです。

＜不知火＞清見とデコポンをかけ合わせた品種名が不知火といいます。長崎県南島原で誕生したものが、熊本県不知火町（現宇城市）で生産されるようになったことから「不知火」と名前がついたそうです。

見た目

デコポンも不知火も見た目はほぼ同じになります。ゴツゴツした外皮に、ヘタのあたりがボコっと盛り上がっているのが特徴です。他の柑橘類にはない形なので、一目で違いがわかりますね。

味

＜デコポン＞糖度13度以上クエン酸1.0%以下なので、甘みが強くさっぱさが少ない柑橘類です。ジューシーではずれがないことから多くの人に人気があります。

＜不知火＞糖度13度以下クエン酸1.0以上、デコポンの品質には届かなかったものも含まれています。品質にばらつきがあるのが否めません。

旬･収穫時期

デコポンと不知火の旬の時期や収穫時期は、品種が同じなので同じ時期です。旬の時期は栽培法や産地によりばらつきがあります。

収穫時期は長く、11月〜4月になります。デコポンは、収穫したばかりの実は酸っぱすぎて食べられないのです。ですので、酸を抜くため収穫してから出荷まで１ヶ月ほど貯蔵しておきます。

貯蔵することで、酸がぬけて甘みの強いデコポンになるのです。デコポンは貯蔵期間があるので、市場に出回る時期が長いのです。デコポン好きには、長く新鮮なものが食べられるのは嬉しいですね。

生産地

生産が多いベスト３は

1熊本県が他の産地を大きく引き離し、生産量1位となっています。不知火を初めて生産した不知火町があるので納得の順位ですね。

ちなみに、デコポンは熊本県で生産されていなくても、JAに加盟していて、一定の基準を満たせば「デコポン」として出荷されます。

値段

＜デコポン＞デコポンは味が安定しているので、贈答用で販売されているものが多いです。2.5kg ¥3000~5kg¥20000と幅広い価格帯です。

熊本県宇城市のふるさと納税では、3kg¥10000で販売されています。生産地を応援の意味も込めてふるさと納税を使うのも、おすすめです。

＜不知火＞不知火は「訳あり」と書いて販売されているものが多い印象です。見た目が不揃いなものも多いようなので、家庭用として購入してみてはどうでしょう。

価格帯は10kg￥3980〜￥15000と幅広い価格帯でした。不知火は比較的日持ちがいい果物ですが10kgはたくさんあるので、食べきれない時は、ジュースやジャムにするのがおすすめです。

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デコポンと不知火の食べ方は？

デコポンも不知火も生で食べるのが、一番美味しく食べられます。

ゴツゴツして皮も厚いのですが、手でむけます。デコっとなっているところを手でおるか、指を入れるかして剥きみかんのようにむいてください。

薄皮も食べられるので、案外むくのは簡単ですよ。たくさん手に入った時は、ジュースやゼリーにしてみてくださいね。

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まとめ

ここまで、デコポンと不知火の違いについて書いてきました。

デコポンと不知火は同じ品種なので、見た目が似ているのも納得できますね。酸っぱい味が苦手な人は、柑橘類は味が一定でないので、酸っぱすぎると嫌だなと思う人がいるかもしれません。

酸っぱいのが苦手だけれど、柑橘類が食べたいそんな時は品質が安定しているデコポンを買ってみてください。甘くてジューシーなデコポンは、酸味が弱く美味しく感じられるでしょう。この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです。

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