男性がピスタチオを食べると得れる効果効能は?女性には?他ナッツの効果一覧も

ピスタチオと聞くと白目をむく独特な芸人さんを思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうが、今回は「ナッツの女王」と呼ばれ、栄養価が高いことで知られる食べ物のピスタチオについて見ていきます。

  • ピスタチオの栄養や期待できる効能
  • 栄養満点のピスタチオのデメリットな点は?
  • ピスタチオの適量とナッツが脳に及ぼす良い点をご紹介!
ピスタチオに親しみの無かった方も詳しく知って上手に食べてみてくださいね。

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ピスタチオの栄養   

ピスタチオ可食部100gあたりの主な栄養価を見ていきます。

  • エネルギー: 614kcal
  • たんぱく質: 17g
  • 脂質: 56g
  • 炭水化物: 21g
  • ビタミンE: 27.5mg
  • 食物繊維: 9.2g
  • ビタミンB2: 0.24mg
  • ビタミンB6: 1.22mg
  • β-カロテン: 120μg 
  • カリウム: 970mg
  • : 3.0mg
  • カルシウム: 120mg
  • : 1.15mg

男性が得れる効果効能

ピスタチオには男性に嬉しい効果が期待できます。

  • コレステロールの酸化を防ぐ・悪玉コレステロールを減らすことで、血管の健康を保ち精力アップの期待ができる
  • 腸内環境が良くなることでセロトニンが分泌されメラトニンに変化し、男性ホルモンのテストステロンの分泌が増え、睡眠の質が向上する
  • 抗酸化物質の働きにより、体の酸化・老化を防いでくれる

女性が得れる効果効能

女性にもピスタチオの嬉しい効果が沢山あります。

  • 豊富な食物繊維が腸内環境を改善し、便秘予防効果が期待できる
  • カリウムが体内の余分な塩分・水分を排出し、むくみ予防や高血圧予防になる
  • 脂肪燃焼効果のあるビタミンB2と、たんぱく質をアミノ酸に分解するビタミンB6の働きでダイエット効果や美肌・美髪効果に期待できる

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ピスタチオのデメリット  

ここからはピスタチオの食べ方によって考えられるデメリットをお伝えしていきます。

太る  

ピスタチオは他のナッツ類と比較すると低カロリー・お菓子と比べても低GI(糖質の吸収しやすさを示す値)食品ですが、基本的には食べ過ぎると過剰カロリー摂取となります。

脂質も豊富に含まれていますが、その殆どは不飽和脂肪酸なため体脂肪としては蓄積されづらい特徴があります。

下痢  

ピスタチオなどに含まれる食物繊維の多くは不溶性食物繊維で、腸内で便のかさを増やし腸内の蠕動運動を促す働きがあります。

適量であれば便秘などに効果的ですが、過剰摂取すると消化不良を起こし下痢になる場合がありますので気をつけましょう。

大量に食べ過ぎると死亡説は本当?

過去に輸入のピスタチオの加工品から強力な発ガン作用のあるアフラトキシンというカビ毒が検出され、厚生労働省が検査命令を実施したことがありました。

それらの情報などから食べ過ぎると死亡するなどの誤解が生じたようですが、検査実施などから大半は微量だったことと国産品には含まれていないことが東京都福祉保健局から報告されています。

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ピスタチオの適量は?

ピスタチオは満腹になるまで食べ続けると脂質とカロリーが高いため、カロリー過多になります。

1日の推奨摂取量は25g程度で、ピスタチオが20粒程度です。この場合、約153kcalの摂取カロリーとなります。

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ナッツが脳に及ぼす良い効果一覧  

ピスタチオを含むナッツ類には、近年の研究から脳への良い影響があると注目されています。ナッツの種類によって得られる効果が少しずつ違いますので、詳しく見ていきましょう。

ピスタチオを食べると脳内のガンマ波に良い影響が

ロマリンダ大学が行った研究によると、脳内のガンマ波の反応が最も大きかったのがピスタチオを食べた場合だったと報告しています。

ガンマ波とは脳の情報処理スピードや学習能力・記憶能力・睡眠の質に関する脳波で、頭の回転を速くしたい・記憶や学習能力を向上させたい・質の高い睡眠などを求める方は試してみると良いでしょう。

くるみは抗酸化能力により脳内を守る  

ナッツ類にはフラボノイドという抗酸化能力の高い成分が豊富に含まれおり、その中でも最もフラボノイドが豊富に含まれていたのがくるみです。

フラボノイドには脳内の酸化ストレスなどのダメージから守ってくれる効果が期待できます。

ピーナッツを食べると脳内のデルタ波に良い影響が  

脳内のデルタ波の反応が最も高かったのがピーナッツです。デルタ波は、免疫の調整や睡眠を深くすることに関係する脳波です。

アーモンドは脳細胞を元気にするビタミンが豊富

アーモンドには細胞の老化防止に役立つとされるビタミンEが特に多く含まれていることから、脳内清掃を行うマトウ細胞を活性化し脳梗塞やボケ防止にも期待できると注目されています。

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まとめ

ここまで、ピスタチオの栄養素や嬉しい効能・注意すべきポイントやその他のナッツ類についても詳しく見ていきました。

この記事をまとめると

  • ピスタチオには食物繊維・ビタミン類・鉄分など豊富な栄養素が含まれている
  • ナッツ類は全般にカロリー・脂質は高いが、適量を食べると嬉しい効能が期待できる
  • ナッツ類には脳波や脳細胞などに関わる良い効果があるといった研究報告がある

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