大豆油に危険性は?サラダ油や米油との違いは?トランス脂肪酸は脳に悪い?

皆さんは大豆油をご存知ですか?油と言うと体に悪そうなイメージがありますが、大豆油は適度に摂りたい油の一つでもあるんです。油なのにどうして?と思う方もいるでしょう。そこでこの記事では大豆油にまつわる以下の情報について紹介します。

  • 大豆油の基本情報
  • サラダ油とは
  • 米油とは
  • 脂肪酸について

大豆油と各油についての比較もしますので、是非最後まで読んでくださいね。

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大豆油とは

大豆油とは、大豆原産の油です。健康そうに見えて実は危険性もあります。ではまずは、大豆油というあまり聞き馴染みのない油の効果と摂取する危険性について見て見ましょう。

大豆油の効果

大豆油には以下の4つが含まれています。

  • α-リノレン酸
  • パルミチン酸
  • ビタミンE
  • ビタミンK

α-リノレン酸とは血行をよくしてくれる働きがあり、冷え性をよくしてくれたり、むくみを改善してくれます。パルミチン酸は、肌のターンオーバーを正常に保ち、肌トラブルを防いでくれます。ビタミンEは若返りのビタミンとも言われ、加齢によるトラブルを防いでくれる効果があるんです。ビタミンKは緑黄色野菜に多く含まれており、血液を凝固する働きがあります。

大豆油の危険性

大豆油は、天ぷら油やサラダオイルなどの材料として消費量の多い油です。原料の大豆は遺伝子組み換えされているものです。また、大豆から油を取る際に毒性のものを使って搾油しています。この毒性のものを使うことによって、効率よく油が取れますが、危険性があるとの声があります。

た、大豆油に含まれているリノール酸が高温で加熱されると、ヒドロキシノネナールという毒物に変化します。ヒドロキシノネナールは脳の神経細胞を死に追いやります。大豆油は適量であれば問題はないでしょうが、取りすぎは危険ですので控えましょう。

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サラダ油とは

サラダ油は大豆やごま、ひまわり、とうもろこしを焙煎せずに搾油した油です。最も一般的に使われており、馴染み深い油ですが危険性もあります。効果と危険性について詳しく見て見ましょう。

サラダ油の効果

サラダ油にある健康効果のある栄養素は主に3つです。

  • オレイン酸
  • ビタミンE
  • リノール酸

の3つです。オレイン酸には血中コレステロール濃度を下げる効果があり、生活習慣病予防に効果的です。また、ビタミンEには強い抗酸化作用があり、病気から体を守ってくれます。リノール酸には、コレステロールや中性脂肪を下げる働きがあり、日常から摂っていきたい健康の1つです。

サラダ油の危険

サラダ油には効果もありますが、一方で危険性もあり、具体的には以下のようなことです。

サラダ油のリノール酸にはコレステロールや中性脂肪を下げる働きがありますが、過剰摂取はアレルギー症状、うつ病、がんなどさまざまな病気を引き起こす原因となっています。リノール酸は体内では合成できない成分のため食事で摂取するしかありません。しかし、過剰摂取は病気を引き起こす原因となるため注意が必要です。

またリノール酸を熱すると、ヒドロキシノネナールという物質に変化して、脳内神経を死に追いやります。脳内神経が死ぬと、アルツハイマーなどを引き起こすと言われています。高血圧症や糖尿病などの病気になりやすくなるので、過剰摂取には気をつけましょう。

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米油とは

米油とは、玄米を精米してできた米ぬかからできています。そのため、玄米の栄養成分をたくさん含んでいるといわれており、使用用途や生食から加熱料理などさまざまです。

米油の効果

米油には以下の2つが含まれています。

  • ビタミンE
  • トコトリエノール
  • y-オリザノール

の3つが含まれています。ビタミンEには、細胞の健康維持を助けてくれる効果があります。トコトリエノールには、ビタミンEより何十倍も強い抗酸化作用があり、肌の健康を保ち、アンチエイジングにつながる効果があります。y-オリザノールには、メラニンの生成を抑えて、シミやシワを防いでくれます。その他にもホルモンバランスを整えて、血の巡りをよくしてくれる効果もあるんです。

米油の危険性

米油の効果はさまざまありますが、危険性もあります。主にカミネ油症と言われるものです。カミネ油症とは、体の痒み、爪の変色などさまざまな異常が体に現れます。しかし、実際にはこれは米油が原因ではなかったようで、米油の危険性については特に見られませんでした。

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脂肪酸について

脂肪酸とは脂質の構成要素であり、人体の細胞膜やホルモン、脂溶性ビタミンの吸収促進などがあり、人間にとっては欠かせない存在です。しかし、危険性もあるので詳しく見て見ましょう。

トランス脂肪酸の危険性

トランス脂肪酸を取りすぎると、悪玉コレステロールを増加させ動脈硬化をもたらして、狭心症、心筋梗塞などの病気の可能性を高めます。ランス脂肪酸はマーガリン やショートニングなどに含まれているので、過剰摂取には注意してください。

オメガ6系脂肪酸の危険性

オメガ6系脂肪酸は摂りすぎるとトランス脂肪酸同様、動脈硬化をもたらして生活習慣病、がんなどになります。過剰摂取には気をつけた方が良いでしょう。

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まとめ

この記事をまとめると

  • 大豆油は健康でもあるが、過剰摂取は病気の原因となるため注意が必要
  • 米油にはビタミンE、トコトリエノール、y-オリザノールがありホルモンバランスなどを整えてくれる
  • 脂肪酸は体内で作り出せないため、適量の摂取が必要
  • 脂肪酸の過剰摂取は生活習慣病の原因となる

この記事では、油の危険性について紹介しました。油は調理に欠かせないもので、健康にも良い効果がありますが、過剰摂取は病気になります。くれぐれも過剰摂取には気をつけてくださいね。

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