大根を生のまま冷凍する方法を紹介!日持ち期間や解凍方法も

煮物、味噌汁の具、サラダ、和え物、漬物、大根おろしなどいろいろな使い道がある大根。でも1本買うと大きくて新鮮な内に使い切れずに冷蔵庫の中でしなびてしまったという経験はありませんか?大根は乾燥に気をつけて冷蔵庫の野菜室で保存すれば1週間程度は日持ちしますが、徐々に水分が抜けてくるのでシワシワになったり、断面にカビが生えてしまうことがあります。せっかくの大根が使いきれずに捨てることになってしまうのはもったいないですよね。大根をもっと日持ちさせたいときには『冷凍』するのがおすすめです。生のまま冷凍することもできるんですよ。おいしく食べるためには冷凍の仕方や解凍方法が大切です。そこで、今回は

  •  大根を生のまま冷凍する方法
  •  大根の日持ち期間は?
  •  生で冷凍した大根の解凍方法
  • 解答した生の大根を食べる際の注意点
についてご紹介いたします。

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大根を生のまま冷凍する方法  

大根は水分量が多い野菜です。内部の水分は冷凍すると氷の結晶となり、体積が増えます。水分量が多いほど体積が多くなるので細胞を壊し解凍したときの食感が悪くなってしまいます。大根も冷凍すると食感が変わります。また解凍する時に水分が流れ出てしまうので、みずみずしさも減り、シャキシャキとした食感ではなく、シナっとして柔らかくなります。そのため、 冷凍した大根はサラダや和え物など生で食べるのには不向きで、煮物や味噌汁の具など火を通す料理に向いています。 さらに冷凍して細胞が壊れ、水分が抜けていることで柔らかく、味の染み込みがよくなるため、いつもより時短で煮物を作れるというメリットもあります。

大根を生のまま冷凍するときには使うときの便利さも重要です。料理をするときに使いやすい方法を2つご紹介します。

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ラップでくるんで保存  

大根は1/2や1/3の状態で冷凍すると、冷凍できるまでに時間がかかります。冷凍するまでの時間は早いほど鮮度を保てるので、解凍後の状態がよくなります。また、大きいと解凍にも時間がかかり、水分が余計に流れ出やすくなって食感や味が落ちてしまいます。 冷凍も解凍も素早く行うのがおいしさを保つ秘訣 です。

いちょう切り、短冊切り、輪切り、大根おろしなど用途に合わせた好みの大きさにカットして冷凍しましょう。カットした大根はラップにくるんで保存します。空気に触れると劣化しやすいので、できるだけピッタリとラップをしましょう。少量ずつラップに包んでおけば使う時に必要な量だけ使いやすくなります。

小分けにカットでジップロックへ

カットしたものをジップロックで保存するのもおすすめです。このときも、切り方別でジップロックを分けると使いやすいのでおすすめです。ジップロックで冷凍するときにはカットした大根の表面をキッチンペーパーで拭き水気を取ります。ジップロックに入れてできるだけ平らにしたら、金属のトレイに乗せて冷凍庫に1時間程度入れます。その後ジップロックの中の大根を降ったり軽く混ぜるようにしてもう1度冷凍庫に入れます。こうすることで大根同士がくっつかず使いたい時に使いたい量だけ取り出しやすくなります。金属トレイは熱伝導が良いため、乗せることで冷凍時間を短縮できます。

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大根の日持ち期間は?  

大根はカットしなければ1週間程度は冷蔵庫で保存可能ですが、乾燥に弱いためカットすると日持ちしなくなってしまいます。大根の日持ちの目安は冷蔵と冷凍で違いがあります。

冷蔵で2~3日  

カットした大根は冷蔵庫に入れていても2〜3日しか日持ちしません。日が経つに連れて水分が抜けてシワシワになったり、茶色く変色してしまいます。

冷凍で1か月

冷凍した大根は1か月程度日持ちします。

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生で冷凍した大根の解凍方法  

冷凍した大根をおいしく食べるためには解凍方法が重要です。食感や味を落とさず使う方法をご紹介します。

冷蔵庫で解凍する  

冷凍した大根を解凍して使うときには冷蔵庫で解凍します。厚さがあると解凍できるまでに半日くらい時間がかかりますが、温度変化が少ないと水分の流出を防げるため、食感や味の変化が起こりにくくなります。使う予定の前日に冷蔵庫に移しておくようにしましょう。

みそ汁は冷凍のまま使用でOK

みそ汁の具など煮物や炒めものに使う薄い大根の場合には冷凍のまま調理できます。

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解凍した生の大根を食べる際の注意点  

冷凍した大根を食べるときには注意したいことがあります。正しい方法で冷凍と解凍をしないと傷んでしまうこともあるので気をつけましょう。

腐っていないか確認が大事  

冷凍すると保存期間を延ばすことができますが、正しい方法で冷凍と解凍をすることが大切です。冷蔵庫に入れて数日経ち、しなびてきた大根や痛み始めた大根は冷凍してもおいしく食べることはできません。買ってきて鮮度が良い内に冷凍するようにしましょう。

解凍するときには室温で解凍するのは、雑菌が繁殖して傷みやすくなるので止めましょう。冷蔵庫で時間をかけて解凍するか、時間がないときには電子レンジの解凍機能を使って素早く解凍することで傷ませずに解凍できます。

また解凍したときに、すっぱい匂いやカビのような匂いがするとき、ヌルヌルしたり糸を引くときには傷んでいる可能性が高いので食べてはいけません。

茹でて水気を切る

厚切りにして冷凍した大根の解凍は凍ったまま下茹でするのがおすすめです。中まで完全に解凍しなくても大丈夫です。半解凍くらいで煮汁に加えると味が染み込みやすく、煮込みながら中まで解凍できます。

まとめ

『大根を生のまま冷凍する方法と日持ち期間や解凍方法』についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

この記事をまとめると

  • 大根は生のまま冷凍できる
  • 冷凍した大根は味が染み込みやすいので煮込みやみそ汁の具におすすめ
  • 冷凍した大根の日持ちは約1か月
  • 解凍は冷蔵庫か凍ったまま調理

大根はいろいろな料理に使えるので日持ちさせられたら助かりますね。いちょう切り、短冊切り、輪切りなど形を変えてカットしておけば料理に合わせて使えます。凍ったまま使えるところも良いですね。冷凍大根はとても便利なので大根がたくさんあるときにはぜひ試してみてみてくださいね。

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