お店で食べる大根サラダは辛味が少なく食べやすいのに、家で作ると辛味が強い気がするなんてことはありませんか?
辛味があるのも悪くはないのですが、小さなお子さんにはちょっと厳しいときもありますよね。
そんなときは、 辛味抜きをしましょう。
辛味抜きをすると味がまろやかになり、サラダにしたときに食べやすくなります。
また、余りがちな大根を長持ちさせるコツやアレンジについても一緒にご紹介したいと思います。今回は、
- 大根の辛味抜きとは?
- 大根の辛味抜きの方法
- 大根を長持ちさせるコツ
- 余った大根のアレンジ方法
についてご紹介します。
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目次
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大根の辛味抜きとは?
玉ねぎの辛味抜きは、よくある手順ですし耳にすることも多いかと思いますが、大根も辛味抜きをすることで味を調えることができます。
辛味抜きをする意味とは何なのでしょうか?
辛い大根をまろやかにする
辛味抜きをすることで辛味が抑えられ、味がまろやかになります。辛みが苦手な方やお子さん用に大根サラダを作る場合は、辛味抜きをした方が食べやすくなりますよ。
辛味を生かせる料理もある
大根の辛味が生きる料理もあります。
辛味が強い下部は、水分が少ないので、調味料が馴染みやすいという特徴があります。大根おろしは料理の口直しにもなりますし、漬物にすると味がよく染み込んでまろやかに仕上がります。
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大根の辛味抜きの方法
大根の辛味抜きの方法をご紹介します。
いくつか方法がありますので、料理や好みによって使い分けてみてくださいね。
すり下ろして加熱する
大根の辛味の元は、細胞内にある「イソチオシアネート」と、酵素である「ミナシローゼ」が化学反応を起こすことでできる 「アリルイソチオシアネート」 です。
アリルイソチオシアネートは揮発性が高く、放置することでどんどん辛味は治まっていきます。
ですので、 すりおろしたあと30分~1時間ほど置いておけば辛味は治まる のですが、加熱することでその時間を短縮することができます。
耐熱容器に入れて、電子レンジで10~15秒ほど加熱するだけでOKです。
ラップをすると水滴になって辛味成分がまた大根に付着するので、放置するときも加熱するときもラップはしないでください。
20秒加熱してしまうと、辛味成分がすべて飛んでしまうかもしれませんので、10秒ほど加熱したら一度味見をしてみてください。
・電子レンジで15秒加熱する
・切った後30分ほど放置する
水に浸しても効果は無い?
玉ねぎの辛味成分であるアリシンは水溶性のため、水に浸して辛味抜きができます。
しかし、 大根の辛味成分であるアリルイソチオシアネートは不溶性ですので、水に浸しても効果は薄いのではないかと考えられます。
ただ、大根の辛味抜きは、切ったりすりおろしたりした後に、ラップをせずに置いておくので、大根が乾燥してしまうという問題もあります。
最初に水にさらしてから置いておくと乾燥しづらくなるので、水に浸すのが無意味な工程とも言えません。
サラダで食べる時は、水にさらしてから水気を取って置いておくと、乾燥を抑えられてみずみずしさを保てるでしょう。
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大根を長持ちさせるコツ
大根1本丸ごと買うことも多いと思いますが、1回で使い切ることは少ないと思います。
そんな時のために、大根の長持ちさせるコツをご紹介したいと思います。
大根の葉は切り落とす
大根の葉が付いたままだと、根部分の栄養や水分を吸収してしまい、そこから乾燥しやすくなります。購入した際に葉がついていれば、葉部分は切り落としておきましょう。
葉部分は、葉物野菜と同じように保存できます。
冷凍保存もできますので、すぐに使わない場合は塩ゆでして水分を絞ったあと、フリーザーバッグに入れて冷凍しましょう。
乾燥させないようにする
大根は、切り口から乾燥しやすいので、切ったあとに野菜室で保存する場合は全体をラップでぴっちりと包みましょう。1本丸ごと買った場合は、部位ごとに切っておくと後々使いやすいのでおすすめです。
- 葉部分、上部、中央部、下部と切り分ける
- それぞれ全体をラップでぴったりと包んで、上部を上にして保存する
日持ちは、葉部分が3日、根部分は1週間ぐらいが目安です。
それ以上保存するようなら冷凍保存がおすすめです。
特に根部分は切り分けると判別しにくいので、部位ごとに付箋やマスキングテープなどで部位の名前を書いておくと後で使う時にわかりやすくなりますよ。
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余った大根のアレンジ方法
大根が使い切れなかった場合のおすすめレシピをご紹介します。
切り干し大根
切り干し大根にすれば、保存もききますし大量消費できるのでおすすめです。
自作する場合は、好きな切り方でOKです。
天日干し、電子レンジ、オーブンで作ることができます。天日干しする際は、湿気や天気に注意すれば、特別なことは必要ありません。
晴れた日はざるに広げて外に出し、夜は取り込みます。
電子レンジなら乾燥するまで10分ほど加熱、オーブンは100℃で1時間程度加熱するだけですので、意外と簡単に作ることができます。
おでんで大量消費
大根が主役級であるおでんは、大根が大量消費できるメニューです。
出汁は薄味にして、からしやポン酢、しょうが醤油で食べるのがおすすめです。
まとめ
今回は、大根サラダの辛味抜きや保存方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 辛味抜きは加熱するか切った後放置する
- 水にさらしても辛味は抜けないが乾燥予防になる
- 大根を日持ちさせるコツは葉を切り分け、乾燥させないこと
辛味抜きが上手くできればお店のような大根サラダを食べられますし、日持ちすればいろんなメニューで飽きることなく大根が食べられますね。
辛味抜きや大根の保存をする際は、ぜひ参考にしてみてください。
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