家庭菜園などで大根を作られている方は、意外と大量に収穫できて食べ切らないことも多いですよね。収穫した土付きの大根はどのように保存しておけばよいのでしょうか。そこで今回は、
- 大根を保存する為の下準備
- 大根の保存方法とは?
- 収穫したての土付き大根の保存方法!
これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。
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目次
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大根を保存する為の下準備
まずは大根の保存方法の基本について紹介していきます。少し手間を加えるだけで結構日持ちが変わるので試してみてくださいね。
縦に置く
まず一つ目に意識することは「縦に置く」ということです。購入した大根をゴロンと寝かせて保存させていませんか?大根は元々縦に成長する野菜なので、縦に置いて保管することで大根が無駄なエネルギーを消耗するのを防ぎます。
壁などに立てかけて保管しておいても良いかもしれませんね。
葉は切り落とす
2つ目に意識することは「葉を切り落とす」ということです。大根は葉がついた状態で販売されていますから、購入して帰宅したらすぐに歯の根元付近から切り落としましょう。
葉がついたままで保管してしまうと、大根の養分が葉の成長に使われてしまい、本来食べるはずの根っこの部分がシナシナにしおれてしまいます。また、葉の部分は鮮度が良ければ食べることも可能です。
葉の部分は早いうちに切り落とし、炒め物などにして食べる方法がおススメです。
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大根の保存方法とは?
大根は家庭の常備野菜と言えるほどの売れ筋野菜ですが、正しい保存方法についてご存じの方はあまりいません。大根の保存方法についておさらいしていきましょう。
常温保存
購入した野菜はとにかくすぐに冷蔵庫へしまわなきゃ!と思われる方も多いでしょうが、野菜は本来季節に合った常温下で栽培するものです。基本的には常温保存でも問題はありません。大根も同様で、常温保存することも可能ですよ。
大根を常温保存する場合は、ハッパの部分を切り落とし、新聞紙に包んで0~10℃程度の冷暗所で保管しておくとかなり日持ちします。
大根は冬の野菜ですから、冬場は新聞紙に巻いて外で保管しておいても良いかもしれません。冷蔵庫がスッキリします。直射日光には注意しましょう。
冷蔵保存
大根を冷蔵庫で保管する場合は、常温保存の時と同様に、葉の部分を切り落として新聞紙に包んで冷蔵庫へしまいます。冷蔵庫内は乾燥するので、次第にシナシナとしおれてきますが食べられるので問題ありません。
カットした時に中が変色している場合は、生理障害などを引き起こしている可能性が高いので、食べない方がよいかと思います。食べられないこともないでしょうが味は悪いです。
冷凍保存
大根は冷凍保存すると食感が大きく変化するため、冷凍保存は避けた方がよいと言われますがそうとも限りません。確かに大根特有のシャキシャキ食感は無くなりますが、煮物や汁物に使用するのであればむしろ冷凍した方がよい場合もあります。
冷凍大根は組織が壊れているため味が染み込みやすく、煮物で使用すると早く味が染み込みます。用途に合わせた大きさにカットし、保存袋などに入れて冷凍しましょう。
解凍方法
冷凍大根は解凍せずに凍ったまま料理に使う方法がおススメです。解凍してしまうと水分や栄養が流出し、大根を食べるメリットを大きく損ないます。生のまま食べたいという場合は、自然解凍や流水解凍で時間をかけて解凍しましょう。
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収穫したての土付き大根の保存方法!
家庭菜園などで収穫した土付きの大根はどのように保管しておくと良いのでしょうか。長持ちする保存方法について紹介していきます。
土は落とさない
土付き大根の一番のメリットは土がついていることです。汚いからと言って土を洗い流さないでください!土が付着していることで、大根は栽培している環境と近い状況になるため長持ちします。温度や湿度の変化から守ってくれるというメリットもあります。
できるだけ長持ちさせるように、ハッパの部分を根元から切り落とし、土付きのまま新聞紙に包んで保管しましょう。
雪や土の中で保存
収穫した大根は、お庭があるご家庭は土の中に埋めておくと日持ちすると言います。家庭菜園や戸建住宅で庭などがあるご家庭に限りますが、かなり日持ちするようですよ。
というのも、大根は冬の野菜なので、雪の下などに埋めておくと栄養を蓄えて味が良くなるのだとか。人参やキャベツなども、「雪の下人参」や「雪の下キャベツ」などの名前で販売されているものもあります。
大根は食べたことはありませんが、人参やキャベツは驚くほどの甘さで驚いた記憶があります。お鍋に使用したら砂糖を入れたように甘かったです。土に埋める際も縦に埋められるように土を掘り、葉を切り落としておきましょう。
まとめ
今回は、土付き大根の保存方法や、大根の基本的な保存方法について紹介していきました。
この記事をまとめると
- 大根を保存する際のポイントは、縦に置く、葉を切り落とすの二つ。
- 大根の保存に適した温度は0℃~10℃なので、冬場であれば外で保管する事も可能。
- 新聞紙などに包むことで水分の蒸発を防ぎ、葉を切り落としておくことで葉に栄養がいくのを防ぐ。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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