大根おろしの保存方法|翌日も食べれる?劣化させない保存方法は?

大根おろしは大根の栄養をそのまま摂取できるため、大根の食べ方としては一番おススメの食べ方と言えます。すりおろすことで大根に含まれる「酵素」が活発に働き、辛味や苦みを伴うことも特徴的です。

今回は、大根おろしの保存方法について解説していきます。大根おろしを手作りする場合は中々の労力ですよね。一度作るとしばらく作りたくなくなるものです。大量に作ってまとめて保存しておく方法などはないのでしょうか。そこで今回は、

  • 大根おろしの保存方法
  • 大根おろしが劣化する原因
  • 余った大根おろしの活用法

これらのテーマで紹介していきます。是非最後までチェックしてくださいね。

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大根おろしの保存方法

保存・日持ち

大根おろしの保存方法はどのような状態が一番良いのでしょうか。具体的な保存方法や保存期間について詳しく解説していきます。

冷蔵保存

大根おろしを作り置きした時は冷蔵庫で保管しておくと良いでしょう。何も調味料を入れていない状態であれば、当日~翌日までには食べ切りたい所です。蓋つきの容器や密封できる保存袋などに入れて冷蔵庫で保管しましょう。

冷凍保存

大根おろしは冷凍保存も可能です。通常通りすりおろし、密封できる保存袋に汁ごと入れて平らにして冷凍させましょう。できるだけ平らにして袋の中の空気を抜くことで、品質を保ちやすくしたり、使いやすくすることができます。

保存期間は?

冷蔵保存した場合は、先ほど紹介した通り当日中~翌日までには食べ切りたい所です。しかし大根おろしは、少し調味料を入れると日持ち期間が延びるという特徴があります。例えばレモン汁やお酢などです。

これらの調味料を入れることで、大根おろしのphが酸性に傾き、日持ち期間が延びると言われています。細菌は酸性の環境下では活動できないため、そのまま保存しておくよりも4倍以上も日持ち期間が長くなります。

レモン汁やお酢を入れた場合は、冷蔵保存で3~4日程度は日持ちするでしょう。冷凍保存した場合は、1か月程度美味しく食べることができるでしょう。密封できる保存袋にいれ、できるだけ空気を抜いて薄い状態で冷凍しておきましょう。

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大根おろしが劣化する原因

大根おろしはどのようなポイントを押さえて保存しておくと良いのでしょうか。具体的な劣化の原因などについて解説していきます。

空気

大根おろしに限ることではありませんが、食品は空気に触れることで劣化します。大根おろしも例外ではなく、空気中の酸素と結合し、「酸化」することで食品の品質が劣化します。

酸化すると風味が悪くなったり、味が悪くなったりといった変化を引き起こし、最悪の場合食べられなくなってしまいます。

水分

大根は全体の約90%以上が水分と言われているため、大根おろしにすると多くの水分が空気に触れることになります。水分は雑菌の栄養源になるため、水分が多く含まれている食品の方が劣化が早まります。

大根は普段硬い外皮に守られているため、中身の水分は空気に触れることはないためなかなか腐りませんが、すりおろしてしまえば話は変わってきます。空気中の雑菌はもちろんの事、手や道具に付着している雑菌などがどんどん繁殖し、腐ってしまいます。

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余った大根おろしの活用法

大根おろしを作りすぎた!という場合は、そのまま食べる以外にもいくつか使用方法があります。おススメの使用方法について解説していきます。

サラダを盛り付ける時

余った大根おろしはサラダのドレッシングにもおすすめです。ポン酢や和風だしを加えたり、ごま油やオリーブオイルなど、好みの調味料と合わせることで美味しい手作りドレッシングを作ることができます。

さっぱりと食べられるため、暑い夏の時期などにおススメのドレッシングと言えるでしょう。焼いたお肉にトッピングとしてつけても美味しそうですよね。

煮込み料理をする時

大根おろしの汁は、お肉を煮込む料理や、たけのこなどを煮込む前の灰汁抜きなどに使うこともできます。大根に含まれる酵素の効果でお肉が柔らかくなり、美味しいお肉になります。

お肉がひたひたになるくらいの大根汁に漬け込み、30分程度放置しておくだけで柔らかくなります。たけのこの灰汁抜きも、大根おろしの汁に漬けておくだけです。1時間程度で灰汁が抜けるため、茹でこぼすよりも時間がかかりません。

古い米を炊く時

古米は色が黄色っぽくなってしまったり、風味が少し悪くなったりと、どうしても品質の劣化を感じてしまうものです。そんな時は大根おろしの汁を少量入れて、ご飯を炊いてみましょう。風味も改善され、色合いも白くなるためおススメです。

まとめ

今回は、大根おろしの保存方法や、余った際のおススメの使い方などについて解説していきました。

この記事をまとめると

  • 大根おろしは密封できる保存袋に入れ、できる限り空気を抜いて冷蔵保存する。
  • 空気を抜いて薄くし、そのまま冷凍保存することも可能。
  • 余った際はお米を炊くときに利用したり、お肉を柔らかくするために使うなど、利用方法はたくさんある。

いかがでしたか?大根は1本買おうか半分物を買おうか迷いますよね。たくさんあるときは、一気にまとめて調理してしまうことも多いですよね。大根おろしが余ってしまった際は、色々な活用方法がありますからぜひ試してみてくださいね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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