皆さんはお正月準備に、“玄関先に「しめ縄」”を飾ったり、“神様に「鏡餅」をお供え”されていますか?
お正月飾りに欠かせない「みかん」ですが、実はみかんではなく「橙(だいだい)」と呼ばれる香酸柑橘だとご存知でしたか?
今回は、お正月に欠かせない「橙(だいだい)」について詳しくお伝えしていきます!
など、日本人に馴染みの深い「橙(だいだい)」について詳しく解説していきます。
- 橙ってどんな果物?みかん・オレンジ・柚子などとの徹底比較も!
- どんな味わい?橙に含まれる栄養素・効能などご紹介!
- 橙を美味しく頂けるおススメのレシピをご紹介!
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目次
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橙ってどんな果物?
しめ縄・鏡餅などに使用されることの多い「橙(だいだい)」は、インド・ヒマラヤ地方原産と言われ中国を経由し日本に伝来したとされています。ヨーロッパなどでは「ビターオレンジ」と呼ばれ、マーマレードなどにされています。
特徴
橙(だいだい)は
1個あたりの重さが約250~300g程度とみかんよりも大きい球形
表皮は厚いため手で剝くのは難しく、種も沢山詰まっている
旬の時期
橙の収穫は
10月下旬頃から開始
果汁が甘く食べ頃になる時期は1~2月頃
みかん・ゆず・オレンジとの違い
橙・みかん・柚子・オレンジには、それぞれに特徴があります。
橙(だいだい) | 強い酸味と香り、果汁も多い。厚い皮なため手では剝けず、生食に向かない。 |
みかん | 強い甘味が特徴、果汁も多い。子供でも皮は剝きやすく、生食が一般的。 |
柚子 | 独特な香りと酸味が特徴。生食はせず、皮・果汁を使った料理にされる。 |
オレンジ | 強い甘味と香りが特徴、皮を剝かずスマイルカットで生食、果汁はジュースにされる。 |
4種ともミカン科ミカン属に分類され、国内で生産されています。
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橙はそのまま食べられる?
橙(だいだい)は
酸味と苦味が強いため一般的には生食されない
ことが殆どです。
どんな味?
果汁がたっぷりな橙は
ポン酢・ジュースなどの加工用に使用
果肉・果汁ともに
ほんのりとした甘みと強い酸味・苦味
が特徴的で、残った皮部分は「橙皮(トウヒ)」と呼ばれる漢方薬やマーマレードに使用されることが多いです。
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橙に含まれる栄養・効果
お正月飾りに使用されることの多い「橙」には“家系代々の長寿・繁栄を願い、次世代へと繋いでいく”といった意味があるとされています。
更に、橙は重く実った後でも“木から落ちない”柑橘としても知られており、不老長寿の縁起物として重宝されてきました。
ここからは橙に含まれる栄養素や食べることによって期待できる嬉しい効果などをご紹介していきます。
栄養素
橙には、主に
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB群
- 葉酸
- ナイアシン
- パントテン酸
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
などの栄養素が豊富に含まれています。更に柑橘類の酸味に含まれる
クエン酸
効果・効能
橙を頂くことで
- 疲労回復効果、風邪予防
- 抗酸化作用、老化防止
- 血液をサラサラにする効果
- カルシウム吸収率を上げて骨粗鬆症予防
- 血栓を防ぐ、高血圧予防・動脈硬化予防・糖尿病予防
- 利尿効果、整腸作用、抗がん作用
などの効能に期待できます。
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橙のおいしい食べ方・アレンジ
ここからは「橙」の美味しい頂き方をご紹介していきます。お正月シーズンなど手に入った際は、是非お試しくださいね。
橙ポン酢→代用にも
橙ポン酢は
橙の果汁×醤油×お酢(米酢がおススメ!)
お好みで鰹節・昆布だしなどを入れると更に味わい深くなります。また、冷蔵庫で数日寝かすことでマイルドな風味に変化していくのも楽しいですよ。
ジャム/マーマレード
橙を使用したジャム・マーマレードは
皮の部分も使用して贅沢にまるごと使って
ヨーロッパなどでは橙をマーマレードにされることが多いそうで、本格的な味わいをご自宅でも楽しめますよ。
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まとめ
この記事をまとめると
- 橙色をしていることから名付けられた「橙(だいだい)」は、表皮は厚いため手で剝くのは難しく、種も沢山詰まっているのが特徴的で、果汁が甘く食べ頃になる時期は1~2月頃と言われている。
- しめ縄・鏡餅などに使用されることの多く、“家系代々の長寿・繁栄を願い、次世代へと繋いでいく”という意味があるとされ、不老長寿の縁起物として使用されることが多い。
- 橙は強い酸味と苦みがあるため、生食されることはなくポン酢・ジュース・マーマレード・ジャムなどに調理されて食べることが一般的。
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